旅先に本を持って行きますよね。列車や飛行機の待ち時間、眠れぬ夜
そんな時に読む本。皆さんは何を持って行っていますか?
学生時代よく学内で酒盛りをしたものですが、お酒とおつまみを買いに行く時、
必ず「カリントウ」を買う先輩がいました。あんまり若い人には人気のお菓子で
はないし、KIKIもそんなにおいしいと思わなかったので、不思議に思い、あ
る時「なんでカリントウなんか買うんですか?好きなんですか?」と聞きました。
「おまえは分かってない。ウマイ菓子ばっかり買うたら皆バリバリ食ってしまっ
て、酒ばっかりが残る。そこをこうやってオレが気をつかってカリントウを買っ
ておくと、あとあとまでおつまみが残るのだ。」と先輩。
確かに飲み会の時おいしいお菓子はさっさと売れ、カリントウは残っています。
酒ばかり煽ってられないので、皆最後にはカリントウをすこ〜しづつバリバリ
食べます。なるほど。なるほど。勉強になりましたよ!先輩!
それからはKIKIもおつまみを買う時はカリントウも買うようにしました。
っと脱線してしまいましたね。つまりおもしろい本を持って行くと、ついつい
さっさと読んでしまってあとあとつまんなくなります。日本の古本を売ってる
ポカラだとかバンコックだと問題ないですが、手に入らないと活字中毒のKIKI
にはツライ。だからKIKIは旅に出る時は日本ではあまりトライしようとは
思わない、外国文学を持っていきます。
別にツマンナイ本だとは言わないけど、長い話ってなかなか読めないから。
それに考えながら読むので旅にはピッタリ。スタンダールとかドストエフスキー
をKIKIはお供にします。ちょびちょび読む楽しさ♪ただし、「赤と黒」っていうと
中国を思い出したりしてしまうなど、脈絡のないことになりますが、、。
あ、でも最近のKIKIのはやりは京極夏彦かな。あの分厚さとややこしい話は
日常ではいまいち読もうという気がKIKIにはおこんないしなぁ。
買っておきながら読まないので、もったいないから旅に持っていったら以外と
チョビチョビ読めた。犯人は気になるけど、話の構成を整理するのにおバカな
KIKIは時間がかかるのだ。
でも海外でカッコイイ着流しの京極堂を拝むのってなんかオツがありません?