KIKIの人生で超まずかったものBEST3

割になんでも食べるKIKIですが、そんなKIKIがあまりの不味さに
倒れそうになった物をあげさせて頂きます。
注意、ご飯前及びご飯直後の方は読まないで下さい。
あと汚い話が嫌いな方も読まないで下さい。どうなっても責任は取りません。


- - NO1:ドリアンヨウカン - - - - - - -

    被害者:Sさん(KIKIの会社の先輩)Tさん(KIKIの会社の後輩)
          多分、近くを歩いていたお客様 


ドリアンの匂いは強烈である。という事をご存知の方は多いと思います。
KIKIはまだドリアン本体を食べたことはありません。

まだKIKIがお勤めをしていた時です。バケーションを貰ってタイのビーチ
でゴロゴロと休みを満喫した後、さすがに社会人なもので、
「そうそう、会社にもお土産買って帰らなくちゃ。」
とタイのドンムアン空港で思いつきました。まず普通のお菓子を購入しました。
「う〜んこれだけじゃあネタ的につまんないよなぁ。」
と時間もあったので他にも物色してみました。するとババーンっとなんだか
魅惑的なものが積まれてあります。それが『ドリアン羊羹』なのでした。
「オォ。これはネタになる。」
と早速購入。味のことはあんまり考えませんでした。

そして会社にて、「今日はオヤツにタイ菓子食べましょう。お茶でも飲みな
がら、、、。」普段忙しくってそんなことあまりできないのですが、今日な
らゆっくりできそうです。「ワー。楽しみ〜。」とSさん、Tさん。
それぞれ仕事の段取りをつけ、会社はお店なのですがレジと出口近くにある
オフィスに3人は集まりました。「ドリアン羊羹やってー。どんなんやろう。」
ワクワクワク。密封されたドリアン羊羹の包みを開けます。

くっさーー!!!
ものすごいくさい臭いが、どわ〜〜って部屋中ものすごい勢いで広がります。
オエッゴホンゴホン。」 3人の目にはじんわりと涙まで、、、。
なんて言うんですかねぇ。う○こがくさったような、、、。
「これ食べるんですか!?」とTさん。「私はいらない。」とSさん。
「食べたらおいしいかも。」とアホなKIKI。やめとけばいいのに、ちょっ
とだけ口に含んでみることにしました。
パクッ。
ーーーーーーーーーギエー!!!激マズー!!!

まだ飲みこんでもいないのに胃から何かがこみ上げてきます。とりあえず、
口の中のものをオエッと吐き出しますが、練り商品だったためヌメリ
みたいな物がなんだか残っている感じがします。
臭い、臭い、臭い、臭い、くっさーーい!!
気持ち悪さのあまり、涙目になってヨロケルKIKI。

上司の特権とばかりにドリアン羊羹から一番遠い位置をキープしつつ、瀕死の
KIKIを見かねたのか、
「KIKI、取りあえずうがいしてくるんやぁ!」とSさん。
Tさんは恐れおののいています。
KIKIはトイレまで走り、何百回も口をすすぎます。

ノド飴もバリバリと食べてみます。でもでもあの臭いが鼻腔っていうんですか?
そこから抜けないのです。不味さと臭いで「もおあかん。」なんて思ったのは
初めて。その日はもう仕事になりません。
ドリアン羊羹はビニール袋何重にもくるまれて処分されましたが、実はオフィス
壁はあるものの天井はなし(お店のフロアと共有)。ということは、オフィスの
外を歩いていたお客様にもドリアンの臭い、及び私達の騒ぎはツツヌケ。
苦情はこなかったものの、ご迷惑お掛けしました。KIKI臭いと思ったものは
食べてもおいしくないと学習しました。きっと草屋の干物は一生食べないこと
でしょう。

ところでドリアン羊羹食べて美味しいっていう人いるんでしょうか?
もしいらっしゃればお話を聞きたいものです。



- - NO2:自分で作ったクスクス - - - - - - -

    被害者:KIKIの大学の友人達5〜6人

マグレブ諸国を旅し、クスクスを気に入り日本でも作ってみよ〜っと思い、
クスクスのもとを購入して帰ってくる人は少なくはないと思います。
KIKIもその一人で、クスクスの作り方もちゃんと聞いて帰ってきました。
イスラム諸国を愛し(?)、旅する友人達である日クスクスパーティー
することになりました。フッフッフ。チュニスのモノプリで(フランス系スー
パー)チュニジアンのお姉さんをつかまえて聞いたクスクスの作り方が今、
KIKIの手により日本にて披露されようというのです。

ちゃんとした蒸し器が現場にはなかった事と、KIKIは実は料理が苦手
いう事が少々ひっかかりはありました。包丁を持つ手つきがアヤシイと指摘
されながら、(料理なんてするのは何ヶ月ぶりだろう)と自分でも考えてしまい
ましたが、しかしながら、悪戦苦闘のうえ、なんとかできたのです。

すでにお酒が入り、酔っ払う友人達。いっただきまーす。とパクリ。
「……。」
「マズイ。」  と誰かがいいます。
KIKI自身もそう思いました。なんて言うか鳥の餌のような味です。
これはマグレブで食べたどのクスクスの味とは似ても似つきません。
どうしたことでしょう。マズイのです。

「KIKIちゃ〜ん。これあかんでぇ。」皆は口々に言います。
ヒエ〜ごめんなさい〜。しかもこれがメインディッシュなのでした。
優しい皆様はそれぞれ自分で醤油だのなんだのかけてなんとか食べてくれた
のでした。KIKIも頑張って涙ぐみながら「これなんかイヤな味するなぁ」と食べ
不味さをまぎらわすために、お酒を入れて眠りました。

が、突然胃がムカムカしてきたのです。ウワッ何?このムカツキは???
トイレに走ります。そして豪快にオエーーー!!(汚くてすんません)
実はKIKI、22歳(当時)にもなって今までどんなに酔いつぶれても
ゲロったことがなかったのです。(物心ついてから未経験)
それなのに、クスクスのせいで、ゲロバージン(そんな言葉あらへん)が
破られたのでした。

ゲロしたことがないKIKIすらゲロっちゃったクスクス。よっぽどまずかっ
たんでしょうねぇ。友人達よごめんなさい。

※こんなこと書いても仕方ないとは思いますが、クスクスとは北アフリカ(モロッコとかチュニジア)
  で食べられる、おいしいおいしい料理です。



- - NO3:モンゴルでのケーキ - - - - - - -

第三位は迷ったなぁ。ポカラで食べたピザも不味かったし、、、。
他にもいっぱいあるしなぁ、、、。とりあえず今のところコレにしときます。


そう、旅行中ウランバートルにての事です。KIKIとM嬢はケーキマニアを
自負していたため、どこの国に行ってもケーキを食べるよう心がけていました。
(神戸でメシも食わず、ケーキ屋のはしごしたこともありまーす。)
もちろんモンゴルでも探しました。まず、アエロフロートホテル(*モンゴル編
参照)の近くのケーキ屋さんはおいしいとは言えないにしろ問題はありません
でした。

ある日歩いていて偶然見つけた、ヨーロッパレストランというハイカラなお店で
スパゲッティを食べたついでに(あんましおいしくない)、デザートのケーキも
注文しました。モンゴルでは類を見ない洋食屋さんだったので、M嬢と2人
勝手にここのコックさんはきっと西洋に修行に行ったことあるに違いないと
決めてかかっていました。

ひんやりと冷たいケーキがでてきました。ミルフィーユ調にスポンジとスポンジ
の間にはクリームらしきものがはさんであり、上には飾りのゼラチンがのせら
れていました。へえ〜こじゃれているやん。とパクつくKIKI達。
やけに甘い。「これ甘すぎへん?」とコソコソ話合うKIKI達。
でも残すのももったいし、なによりケーキマニアを自負していたので、ここで
Give Upなんかしたくなっかった。変なプライド!?のために頑張って
食べつづけるKIKI達。

すると不思議ふしぎ。涙がじんわりでてきます。そう、甘すぎるのです。
検証したところ、クリームらしきものはどう考えてもただの砂糖水を固めた
もの
。これがまたスポンジよりも多いのです。
皆さん砂糖のかたまりを沢山食べれますか?
密度濃いッスよ。 おそらく「否」だと思います。
しかしながら、それを無理して食べると涙がでてくるんですねぇ。

これは発見でした。「甘すぎるものは人を泣かせる。」
泣いてまでも物は食うな。

あー不味かった。


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