〜朱〜
〜MIDI〜 ” 西へ ”
〜いつしか 砂に埋もれ消えた 想いたち〜
ねこねこソフトの名作、「朱」の紹介です。
いやぁ、久しぶりに壮大な物語をやった、という感じでした。ラストでは
心が震えるような感動を覚えずにはおられませんでしたね。
この作品に対する評価って、「いい」か「悪い」かの両極端なんですけど、
Mにとっては心に残る名作となりました。
砂漠で繰り広げられる4人の主人公達の物語なんですけど、
まずこれは人を選ぶ作品だな、と思いましたね。やっていて
おかしな点が山済みなんですよ、言ってしまうと……。
展開が淡々としすぎていたり、わからないことが多すぎたり、
しかもそれがわからないままで終わってしまったり、と、
もうちょっと詳しく説明して欲しいところがいっぱいあるんですよ。
やるからには、ある程度の忍耐が必要になるのではないでしょうか。
それを乗り切れれば、やり終わったあとにも特に心に残る作品に
なることでしょう。
あと嬉しかったのが、オープニングのムービーですね。
最近のこの手の作品のオープニングというと、キャラの
立ち絵やイベントグラフィックをつなぎ合わせて歌を流す、というのが
普通になっちゃってる感じですけど、きちんとアニメーションを
作って歌のリズムに合わせて流しているので、かなりいい雰囲気ですよ。
話を進めれば進めるほど、よく解ってきますし。
あと、音楽もいいですね。ねこねこソフトの作品は、音楽も期待
しているんですけど、朱もバッチリです。特に、オープニングの
主題歌と挿入歌は、もの凄くいいですよ。
この朱は、インストールすると、3GBもの大容量なんですけど、
やってみることをお勧めします。きっと、それに見合うだけのものが
あるはずです。……人によっては…………