カメラ趣味

 

鉄道ファンの僕は、小学生のころから、コンパクトカメラで列車の写真を撮るのが好きでした.

兵庫県西宮に住んでいた当時、父に連れられて、四国や九州に列車の旅に出かけ、写真をたくさん撮っていました.

当時使っていたのが、何かの懸賞でもらったフジのパノラマつきコンパクトカメラでした.

現在の千葉に引っ越してからもカメラ&鉄道は続き(というより鉄道のほうは幼いころから)、

中学の卒業アルバムの写真を撮影する写真館の人が使っている、

「大きくて重たそうで、レンズが交換できるすごいカメラ」に興味しんしんでした.

 

そして、困難を乗り越え、中学を卒業し高校進学を控えた2001年3月、

親戚の叔父が、お祝いに贈ってくれたキヤノンAE−1とレンズ2本が、記念すべき初めての一眼レフでした.

初めての一眼レフが、マニュアルフォーカス、手動巻上げで、

古びた銀色のボディに巻き上げレバーがついていると言うのはすごいです.

このAE−1は、叔父が若き日に購入して青春時代を写していたカメラです.

後に、このカメラはキヤノンが放った世界初のマイコン制御カメラで、大ブームを呼んだベストセラーだと知って、

とても得意な気分でした.

高校の研修旅行や学園祭、鉄道同好会の活動に持って行っては、叔父がそうしていたように

青春の日々を(今でも青春の真っ只中ですが)撮影していました.

 

このカメラで写真の腕が上がってから、僕はキヤノンにほれ込み、AE−1の老朽化もあって、バイトの給料

などで、キヤノンEOSシステムに徐々に移行してゆきました.

 

EOS5(現在のメインカメラ)

カメラにのめりこんでから3年半、やっと手にしたEOSのプロフェッショナルモデルです.

このカメラは、5つの測距点があり、ファインダーをのぞくとカメラが視線を読み取って、見つめた測距点を

選んでくれる「視線入力オートフォーカス」を世界で始めて搭載したことで有名な機種です.

僕は状況に応じて、オートフォーカスの使用は「視線入力」と「測距点手動選択」を使い分けています.

次にこのカメラの特徴として、「最高1/8000秒のシャッター速度」と「最高5コマ/秒のモードラ」です.

このフラッグシップ機並みのスペックは、僕がEOS5を選んだ理由でもあります.

一瞬のドラマを逃さず捉えられ、手ぶれの心配も高速シャッターで軽減されます.僕が持っているレンズは

あまり明るくは無いのですが、それでも1/8000が使えるときもあります.

そのほかの機能では、露出をばっちり決めるためにEOSならではの評価測光を、フィルムを途中で巻き戻し

また途中から使うなどに便利なカスタムファンクション、外付けストロボを持ち歩かなくてもある程度は

こなせる大光量の内蔵ズームストロボと、ほとんどの写真がこれ一台でこなせるほどです.

またバイトをやって、早くこのカメラを持ってどこか遠くへ旅に行きたい、そう思わせてくれるカメラです.

上の機材:Canon EOS5

EF35-80mm f4-5.6

EF70−210ミリ f4

スピードライト420EZ