夕張「北の零年」ロケ地レポ by さくらさん

いつもお誕生日企画や北海道情報でお世話になっているさくらさんより、夕張「北の零年」ロケ地レポを画像と共に頂き
ましたので、こちらのページに掲載させて頂きます。さくらさんロングロケ地レポ&撮影ご苦労様でした!ありがとう!!
なおレポメール頂いてから時間が経っておりますので間違いがあればお詫び致します。


(もしこれから行ってみようと思う方ちょっとでも参考になれば幸いです。
天気も悪く暗いのですが、写真をとってきたのでご紹介します。
※映像謙違反かなあ。なるべく正面は避けたものを撰びました。爆。)

札幌市内から車でほぼ1時間で、JR夕張駅に到着。駅前のホテルマウントレースイのフロントで鹿島の場所を聴いて
地図のモノクロコピーを頂きました。(10/16(土)にJR「北の零年号」ツアーの様子の記事付き)雪が降る迄公開
しているということでしたが、27日に雪降ってしまいましたが…。

ロケセットを保存しようという運動はあるものの夕張市で決定しているわけではないということです。また、例年
2月に開催されている「ゆうばり国際映画祭」前後にもロケセットを利用した企画検討中という記事。しかし、実現
しなければ残念ながら、セットは取り壊しになってしまうと思います。地元の方の間でもハッキリとしたこと
はわからない様子です。もったいないですね…

夕張市中心街から南下、清水沢から国道452号線に入り、三笠市方面へ。大夕張ダムを通り過ぎてシューパロ
トンネルを抜けて割とすぐにロケ地入り口があります。市街からは車で25〜30分ですが、10/24には工事中で
一部片側通行でした。大型トラックが結構なスピードで飛ばしているのでつられて走ると看板を見落とします。要注意!
(実際見落として三笠市まで行きました。爆)
頂いた地図に鹿島などと町名が記載されていますが、ダム建設のために立ち退き
になっています。表示もなく人家もないのでこれまたわかりにくいです。ご注意ください。

白地に黒で「鹿島小学校跡地」の看板が出たらすぐです。(雪降ったらほんっとーにわかりにくいと思います)

水色の看板に黒で 映画「北の零年」ロケ地の看板有り。(三笠市に向かって左手です)道路向いにちょっとした
駐車スペースがあります。入り口にも10台くらいの駐車スペース有り。仮説トイレが2つありますが、
やはり事前に済ませた方がいいです。近くには店鋪や人家は何も有りません!
無人ですし、建物の中に入ることはできません。敷地内禁煙です。



まず手前右に食料庫、左手に消防番屋と火の見櫓、その奥に殿の屋敷、鳥居、神社、馬小屋、井戸、宿が円を描くように
建てられています。そこから少し離れた場所に開拓使出張所、食料品店、診療所、雑貨屋(笹井商店)がありました。11棟です。


                   ▲入口


                 ▲火の見櫓


               ▲櫓と消防番屋


              ▲「消防小屋」説明板

                  ▲食料庫
食料庫は、食料不足に耐えかねた柳葉敏郎さんたちが忍び込む場面のものだそうです。
消防番屋と櫓は、阿部サダヲさんが「殿が来たぞー」と叫んで櫓を駆け降りる場面のものだそうです。実物を見ると結構な高さだし、手すりももちろんなし。道新の記事では、阿部さんが櫓を駆け降りて走り出す場面を何度も繰り返すのでスタッフが「大丈夫ですか」と心配したところ「スポーツマンの阿部さんは『大丈夫です!』とさわやかな笑みをたたえてにっこり」されたそうです。恐れ入りました。


                  ▲小屋


                  ▲小屋


            ▲看板                             ▲殿の屋敷


       ▲殿の屋敷                                ▲「殿の屋敷」説明板
殿の屋敷はさすがに一番大きくて立派でした。


            ▲神社 鳥居                               ▲「神社」説明板
神社はとてもこじんまりしたものですが、思わず手を合わせてしまう出来栄です。謙さんの帰りを祈る吉永さんが
手を合わせた場面だそうです。


              ▲奥のセット


             ▲これもセット?

別な建物の入り口に大きな木製の雪掻きスコップのようなものがたてかけてありました。
説明があると良かったのですが。何でしょう。

そこから少し歩いた所に開拓使出張所、診療所、雑貨屋、食料品店の4棟があります。
裏を見るとビックリ。壁がなく開いているのです。でも考えてみたらそうしないと搬入や撮影が大変ですよね(笑)
(別にロープを張っているわけではないですが、土足で立ち入るのはやはりマナー違反だと思います。)



洋風の診療所は、吉永小百合さんの写真展で見かけたものだと思います。薄い水色の診療所の入り口向かって左に
行定監督と吉永さんが立って何か話しをされている様子、その右側には謙さんの愛犬ハリー君とおぼしきわんこが
くつろいでねそべっている写真がありました。(笑)

建物の中には入れませんので、ひとまわりするくらいで終わってしまうのがとても残念。加えてまだ映画も公開されていません
のでどのシーンの建物か等がほとんどわからず説明ができません。すみませんでした。
およそ30分程ロケ地内を見学しました。ツアーのときには東映のスタッフから説明があったそうです。できればそういう時に
参加したかったです。夕張駅まではJRがありますが、そこからロケ地への公共の交通はありません。駅前のホテル
マウントレースイからタクシーに乗るくらいしかなさそうです。何人か見学の人もいましたが、マイカーでした。

ちょこっとオマケ
ホテルマウントレースイと、市内のユーパロの湯は日帰り入浴ができるそうです。(どちらも600円)
ホテルシューパロ近くにある石切神社へ登る途中の藤の家(ふじのや)さんはカレーそばが有名なお店で、開店と
同時に入ったのですが、まもなく一杯になりました(皆カレーそばを頼んでいたのがおかしかった)
ホテルシューパロ隣にあるラーメン屋さん「のんきや」には謙さんのサインがあるそうです。あいにく一杯で入る事は
できませんでした。とても小さなお店でちょっと見、わかりにくいかも。知る人ぞ知るお店だそうで10席くらいしかないし、
おばあさんがお一人で営業しているので休日は「待ち」覚悟で行った方がいいでしょう。食べられなくて心残りでした。
謙さんは何ラーメンを召し上がったのでしょうか。それと、そのあたりが区画整理されるので移転する可能性あるそうです。
いずれもおでかけのときには問い合わせてからの方がいいと思います。私はホテルのフロントさんに教えてもらいました。
(私は運転ができないので道路についての記述文、わかりにくい点が多々あると思います。ご容赦)
お問い合わせは夕張市観光課まで


ひとつひとつ見て歩きながら謙さんがここを歩かれたのかなと思うと嬉しいと同時にお仕事とはいえ大変だよね…
と思いました。(湖近くなので寒かったです。夏場は虫が多かったのではないでしょうか。)

来年の映画の舞台挨拶にはまたぜひ北海道に来てくださることを祈っています。願わくばセットももう少し町寄りに
移築していただいて、公開後は写真や説明なども加えた展示をしていただけると今後夕張に足を運んだ方にも
よりわかりやすいのにと思いました。映画の公開が楽しみです。

拙レポ、失礼いたしました。2004/10/24 時点 by さくら



さくらさん ありがとうございました♪是非とも「北の零年」公開後も残して頂くか交通の便の
よさそうな地に移築し、一般観光客にも公開し続けてほしいですね。そして「ああ!ここに謙さんが!!」
と映画鑑賞後ファンにマニアックなロケ地楽しみ方味あわせて下さい!!
北海道及び「北の零年」関係者の皆様ご考慮お願い致します! 

と思っていたら奇しくもメールにて 北海道新聞 「北の零年」特集サイト様よりリンクのお申し出頂きました!
ありがとうございますー!謙さんのインタビューや、ロケ地立体写真やロケ地保存に関する記事なども
満載で見応えがあります4。こちらのさくらさん(一謙さんファン)視点から見たロケ地レポと合わせてお楽しみ下さい。
上記サイトについては幣サイトリンクページでもご紹介させて頂いております。 by かず4


2004/11/7 更新

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