「砂の器」見聞録  
こちらのページでは、かず4が渡辺謙さん庵感想掲示板に投稿した「砂の器」各話見聞録を
再録、加筆修正して掲載しています。

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キャスト
中居正広 
赤井英和 
松雪泰子 
武田真治 
京野ことみ 
松岡俊介 
岡田義徳 
佐藤仁美 
永井大 
渡辺謙 
配役
和賀英良
三木謙一
成瀬あさみ
関川雄介
田所綾香

唐木イサム
宮田誠
扇原玲子
吉村雅哉
今西修一郎
第一話見聞録
第二話見聞録
第三話見聞録
第四話見聞録
第五話見聞録
第六話見聞録
第七話見聞録
第八話見聞録
第九話見聞録
第十話見聞録
第十一話見聞録
小説版・映画版・連ドラ版比較感想


「砂の器」 第一話見聞録 2004/01/19 00:06

思っていたより謙さんのご登場が早く、長くて驚きました。やっぱり刑事役やらせたら似合うなー謙さん。っていうか刑事役多いのですが、今西刑事はまだ初回だけではなんともいえないかもしれないけど結構お気に入り度の高い刑事さんになるのではないかと。

捜査の手がかりという「東北弁」っていうのに、「また東北つながり?!」(「政宗」「炎立つ」「壬生義士伝」など東北作品ご出演が多い。)&「方言マスターキングな謙さん@今西刑事が東北弁しゃべりだしそう・・・」苦笑 と思ってました。大笑(「女囚」シリーズの刑事役はチョイ役でしたが訛ってて好きー笑)
番宣でも言われていたように映像が綺麗ですね。俯瞰も入れてた。ロケ地も多いそうなのでこれからが楽しみ。謙さんのシーンでいえば吐く息が白いシーンとかもよかった。

中居くんの犯行シーンは、なんか実際に犯人は現場でああいう声や表情になったりするのかもしれないなぁと思うくらいリアルでした・・・来週も楽しみですね。

「禁煙36回目」という細かい設定もありましたね、そういえば。苦笑 DVDBOXのいまにっしーのプロフィールにまで書かれていて笑ってしまいました。
初回のエンディングは中居くん、松雪さん、謙さんのモノクロ番組ポスターがクローズアップされていくというものでかっこよかったぁ〜番組のキャッチコピーかと思っていた「宿命が、痛みだす。」は正確には和賀君のキャッチコピーでした。3人それぞれにキャッチコピーがあったようで成瀬あさみは「宿命が、泣き出す。」、いまにっしーは「宿命が、叫びだす。」でした。確かにあさみ終盤泣いてた。いまにっしーは・・・叫ぶというか吼えたり、走り出してたような。笑

「砂の器」 第二話見聞録 2004/01/25 22:10

今日も渋い謙さんを堪能できました・・・ごちそーさまでしたw 映画版や小説は放送後見比べてみようと思うのですが映像美やアングルなども気合入ってますね。台詞極端に少なくて表情や視線の演技が多いですね。
謙さんが番宣で仰っていた「過酷ロケ」の実態が少しわかりました・・・寒そうだった・・・笑 いつもの眉間の皺がより一層よってました。爆
今西刑事の口癖「いただきましょ」・・・いいですねぇ私も頂きたいw
毎回バリエーションが違うのも楽しい・・・こち三の「がんばろっ」みたいなもんかしら?

永井大くん演じる後輩刑事とのコンビも微笑ましくてよいで砂。「強行犯捜査第七係」の山本太郎くんとのコンビといい、「新仁義」の山田純大くんといい若手とのコンビがイイです。特に永井君は同じ新潟出身かつ事務所も同じだし今後の絡みも楽しみ♪

「食事シーンの渡辺謙」、面目躍如の食事シーン、今回は「天丼」。「蕎麦」は「のびる」から「蕎麦は捜査がのびて縁起が悪い」と言うと、吉村君に「じゃあ天蕎麦だったらどうなんですか?」とか突っ込まれてましたが、撮影終わったら絶対蕎麦食してらしたと思う!爆
渋い謙さんを堪能できて、話も見応えあって毎週楽しみで砂。中居くんファンの謙さんを知らない世代にも謙さんの渋さ気づいて頂きたいものだわ・・・来週も方言マスターキング@謙さんの放浪は続くのね!爆

「砂の器」第三話見聞録 2004/02/01 23:25

個人的に放送開始直前にラスサム新CMやってて、放送終了後にヤクルトCMやってたのが嬉しかった←単純
和賀さんシーンは緊迫したシリアスシーンがほとんどですが謙さんの今西刑事シーンはほんわかしてて、笑いもあって嬉しいで砂。
やっぱり「方言」に固執する今西@謙さんが笑える・・・佐藤B作さんも「わが町」つながりだし。笑
さすが方言マスターキング!被害者の息子さんが広島弁だったと思うけどそういえば謙さんの広島弁はきいたことないよな?

東北弁だと思っていたのは出雲弁だとわかった後、喫茶店で地図を広げて絶賛捜索中!のいまにっしーも興味深い。ただ場所をつきとめたくてとりあえず入った喫茶店なのはわかるけど、注文聞かれて「なんでもいいや」と言ってしまういまにっしー・・・ウエイトレスに思い切り怪訝な声で「は?!」と言われてしまいます。定規かと思ったらお店のメニュー表で地図を上からしらみつぶしにあたっているいまにっしー。「あんみつ」とか一杯書いてあるメニュー表を「あ〜もう!」とか言ってひっくり返したのはカラフルなメニューの文字がちらついて苛立ったためですか?爆 コーヒー持ってきたら、地図広げてるいまにっしーは隣りのテーブルにおいてくれ、とか言うしウエイトレスには絶対「変な客だ」と思われていたことでしょう。ちなみにこのシーンでいまにっしーが座っているのは都内の某喫茶店だということは庵友達に聞いたので上京した折に謙さん縁の地として巡礼するのは間違いない。笑 

それよりも今西さんの奥さん役が森口瑶子さんだとは思わず森口さんを見てて、家のシーンがあったので「旦那は誰だろう?」と思ってたら今西さんだったのでたまげました。爆
謙さんの配役について、かわいさ的にはIWGPの横山署長とかも大好きなんだけど、今回の今西さん、他のキャラがシリアスすぎるからか、凄く和みます〜
・・・しかし「やっぱり女優さん綺麗ねー」って森口さん十分綺麗っす!(という突っ込みは禁句?)
というかやはりマニアック視点では『御家人斬九郎』の「おみなえし」の斬さまと女郎カップルだ!!←本願成就(?)してないけどさw 
謙さんがお子ちゃまをあやすシーンも好きです〜ちなみに「じゅげむじゅげむ」は謙さんも落語家に興味あった頃に覚えたとかきいたなぁ。「言ってみそ 言ってみそ」もかわいい。笑 微笑ましい家庭シーンこれからも楽しみーー♪しかも居酒屋で吉村くんに子供の頃刑事だった父親に逮捕された男に逆恨みで誘拐されたことがあることを明かすいまにっしー・・・今回プライベート情報公開しまくり。しかも最終話まで一通り見た後で見直してみるとこの誘拐された話を聞いた吉村君「マジっすか!」って言ってます。この時はキレないんですね。いまにっしー・・・笑

にしてもTBSが総力をかけてるってのが実感できるドラマですね。毎度ながら。日本全国でロケ敢行とか俯瞰撮影(?)とか音楽とか・・・てなわけで来週の王様のブランチは謙さん出演らしいので要チェック!

「砂の器」 第四話 見聞録 2004/03/25 20:27

出雲の亀嵩に向かういまにっしーと吉村君・・・「西村京太郎サスペンスか?!」と思っちゃいそうな電車で捜査行脚。
いまにっしー、「12時間電車に乗ってたせいで腰痛」とのことですが、そういえばその撮影の頃、「謙さん砂の器撮影中にぎっくり腰に!」ってな報道小耳に挟んだなぁ。いまにっしーの腰痛演技じゃないのかも。爆
しかもこの辺の映像はアカデミー賞ノミネート後凱旋帰国した後ワイドショーで流れてたロケ地で砂。そりゃ飛行機長時間乗ってりゃ腰痛めますわなぁ(だからいまにっしーと謙さんごっちゃにして語るなよw)
吉村君と三木謙一&容疑者の再現二人芝居した後、首かしげたいまにっしーかわいいっ♪

それにしても和賀君・・・あさみとの接触やら、手袋貸したり(しかもあげるのではなくマネージャーに返すように言うってセコイというか墓穴掘ってるというか 汗)関川にその現場見られたり、自分で後々怪しまれそうなことばっかりしてないか?毒 っつか婚約者よりもあさみに遭遇しすぎだw

苦しい時の神頼み・・・このシーンささいなシーンなんでしょうが好きですw 鳥居くぐる前も礼拝し、社殿前での拍手と礼拝の角度も半端じゃない、いまにっしー(謙さん)爆 
「どこ行くんですか?!今西さんっ!」と突如神社参拝しようと礼拝して社殿への階段を上るいまにっしーの背後で礼拝する吉村くんもかわいらしい・・・

何一つ有力な情報を得られぬまま帰ることになるいまにっしーと吉村くん。
駅で吉村君「どうなってんだよ このヤマは!どうしてあんないい人殺さなきゃなんないんだよー!」云々と吼えてましたが、熱いのは先輩@いまにっしー譲りなんでしょうかw(「あんないい人」って吉村君も実際の三木さん知らんでしょうに)

出雲から自宅へ帰ると施設の父から電話を受けている奥さん
「心配させないような電話だったら言ってます!」と厳しく言われてションボリないまにっしー・・・
刑事だった父に逆恨みでいまにっしー少年を誘拐されたトラウマに悩まされているらしいいまにっしー父。
いまにっしーファミリー最終回に再登場なるのか?!爆

それにしても玲子さん電車の窓から服の切れ端撒くなんてドラマティックに処分するなぁ! 
それ殺害事件絡みじゃなくても怪しまれると思うんだが。笑
さらにあさみと結ばれる和賀・・・何故にそうなる??和賀君壊れてる4! 

「砂の器」第五話見聞録 2004/02/15 22:24

メイン掲示板で暴露されていた 永井大くんとの俳優としての先輩後輩関係を如実に物語るようなシーンに爆笑してしまったのが「あのさぁ フツー先輩がこうしてカツどんとか食ってたりすると後輩は「失礼しま〜す!」とか言って熱〜いお茶がスーっと・・・」みたいな台詞。大笑
謙さん・・・素で言ってませんか?ソレ。←上下社会の「先輩」の典型
しかも自ら言っておいて「いや、いいんだ 気にすんな 気にすんな 気にすんな!」(絶対本気で「気にするな」と言ってません。爆笑)
そして久々に出ました「頂きましょ」バリエーション!「コレ頂こうよ!ひっかかってみようよ!これ!」
っちゅーか、また食べてるシーンで砂w 謙さん食事シーン多いよね。
あと地図とにらめっこ図も多いで砂。今回の作品では。

いまにっしーが新聞エッセイを朗読する声も渋かった・・・捜査本部長の人の声も渋いけど・・・笑
和賀さんとすれ違う時の顔も渋かったーあれ、視線とかはあわせてないのはわざとなのかな。
それからあの捜査本部解散の時にお酒飲むってのは本当にある儀式なのかな?今の世じゃ公務員はその辺うるさく言われそうだけど。←下世話 杯を飲み干すなりドラマティックに(?)捜査本部を後にする吉村刑事。
このドラマ忘れかけてた頃にテロップが入りますね。忘れかけてたといえば、通常今西さんは警視庁、吉村くんは所轄勤務で今回の捜査のためのコンビだったことも忘れてました!だって二人打ち解けてるんだもん。笑

犯行現場にお花とお酒を供えてあげるのまでは良しとして・・・煙草も供えてあげた今西&吉村刑事コンビにツッコミ・・・「被害者も煙草吸ったっけ?」←すんません嫌煙家なものでw
一人佇むところへ吉村@永井くんが姿を現した時の今西@謙さんの表情も好きです!

しかし被害者が2回行ったという映画館で上映していた映画が『陰陽師2』と聞いて笑ってしまいました。(って笑っちゃいかんのか?汗)『ラスサム』だったら面白かったのに・・・
予告見るともう接触するみたいですね 和賀君たちと。これからもっと面白くなるのかな?楽しみにしてます。

「砂の器」 第六話見聞録 2004/10/24 脱稿

冒頭、泥だらけで息を切らせて線路沿いに落ちていた血痕のついた布きれを鑑識に持ち込んだ吉村刑事@永井くん。「雨の中そんな白いコート着てたら汚れるよ・・・」と思ってたんですがある意味「白いコートも泥だらけに汚れるくらい苦労して発見した証拠」という演出だったのかしら。

休日返上して重要な証拠を発見しお手柄の吉村君のおかげで捜査本部が再開されることに。皆嬉しそうで砂。しかし捜査本部・・・本当にそんなに人数いるのに、いまにっしーと吉村君以外何を捜査しとったんじゃい!というくらい人が多い。苦笑 また再開が決定して嬉々として(?)長机と椅子を用意するいまにっしー含む捜査本部の方々・・・次のシーンでまた全部並んでた時は壮観でした・・・そしてまたいまにっしーの捜査報告で謙さんの麗しい美声が堪能できて幸せ。

それにしても急に引越しをした扇原玲子さん・・・人目をはばかってるのかどうかわからないけど電気もつけず暗がりで赤ちゃんの靴下編まんでも・・・

そしていよいよ今西&吉村が関川に接近。まだいまにっしー側も裏がとれておらず、様子見てるんでしょーけど、いまにっしー@謙さんお得意の「鋭い眼光」で関川を舐めるように凝視。
関川は和賀と異なり殺人事件に絡むような後ろめたさはないためマシでしょうがあんな目で見つめられたら「蛇に睨まれた蛙」かも。
関川の「何か事件ですか?」に対して、いまにっしーが言う 「ええ。刑事ですから・・・」 この台詞と表情が好きだー!でも目が笑ってない。爆
また関川に「残念ながら僕はご協力できそうにありませんね」と言われた後「あぁそうですか。わかりました。」と引き下がる時の少しの間と表情も刑事の顔であらしゃいました・・・

その後扇原玲子が流産による道端で出血多量死したことで自宅を捜索したところ、発見される関川の記事のスクラップブックや著書の数々・・・私も謙さんの記事は集めてるけどスクラップブックに整理するとこまでできてません。玲子さん、尊敬の眼差し・・・爆
そして最初に接触した時に扇原玲子を知らないと発言した関川に「あの野郎〜!」と怒りを口にするいまにっしー・・・ああ関川さん、ご愁傷様。

というわけで有無を言わせぬ迫力で関川を任意同行させるいまにっしー&吉村君。
恐らく事情聴取でも警察の取調べ室で行うのと容疑者や重要参考人の自宅など警察以外の場所で行うのとでは刑事たちの気の持ちようも異なると思われるのです。ただでさえ一度目は滞在先ホテルにて下手に出たけれど嘘の証言をされ、探していた重要参考人が死に、彼女と関わりがあったと知ったいまにっしーが本拠地警察の取調室で関川を睨んでいるのですから大変です。爆 「ふざけるな!死んだんだぞ!お腹にお前の子供がいたんだぞ!!」と怒号を発する吉村君を手で制しておきながら、後で吉村君以上の迫力で関川をびびらせるのはいまにっしーなんですけどね。笑 あんな刑事さんだったらやってなくても「やりました!」って自供しちゃいそうだよう。いよいよ最後に和賀に接触する時、影から近づいてくるし怖いよ〜

「砂の器」 第七話見聞録 2004/03/01 00:09

いまにっしーの「てめぇ!「マジっすか!」ってのやめろ!「マジっすか!」っての嫌いなんだよ!ちゃんと「本当ですかっ!」って言え!」に爆
すいません・・・謙さん、私も口癖なんですけど・・・「〜〜っす」とか「〜〜っすか」とか。ってか職場で同僚の方々も多用されてるんですけど「マジっすか」・・・今後気をつけます・・・
ていうか、またいまにっしーが吉村君に言ってるというよりは先輩である謙さんが後輩である永井君に言ってるように見えてならないのですが・・・←「王様のブランチ」の影響

初回の犯行時の必死の形相の芝居のように、今回の刑事が去った後震え、怯える和賀@中居くんの演技はよかったですね。
それにしても謙さんファン的には今回は謙さん出ずっぱりでおいしかったにゃ〜〜
走るいまにっしー!吼えるいまにっしー!睨むいまにっしー!笑
ドラマ的にはかなり佳境に入ってきて、最終話まで持たせるためにいまにっしーのアップや走りも出血大サービスってところもあるかとは思うんですが(下世話)ファンにはたまらない演出ですわ・・・うっとり。
エレベーターの中や、和賀の婚約者と吉村が話すのを後ろで聞いている時の顔がまた渋くてー
しかし、あさみに近づく時のいまにっしーコワイっす!ホラー映画かと・・・笑 今日は渋い謙さん一杯見れてホクホクだったんですが何度も思っちゃったのが「そりゃお子ちゃまに恐れられて永井君に人気奪われるわー」(だから冗談ですってばw)

そして走るいまにっしー!伊勢まで走ってたんじゃないかという勢いでしたな。「太陽に吼えろ」か?ってなくらい。謙さんの「長瀬君に勝つ俊足(堤監督談)」っぷり披露。笑

松雪さんも作品によってイメージ違うのはさすが女優さんってことなのかな。「きらきらひかる」や「真夜中の雨」の松雪さんも好き〜この作品で松雪さん演じるあさみは儚げですね。

終盤桐原老人(?)から今西刑事が重大な事実を聞き出すシーンは日本旧家屋の薄暗い室内照明も効果的で印象的でしたなーそして毎度ながら音楽が盛り上げる盛り上げるーサントラはやはり買っとくべきよね。
しかし、被害者の三木さん@赤井英和さんは出身地が特定されるくらいの訛りだったのに桐原老人標準語なのは何故?とか突っ込んじゃダメですか?爆
いやーとにかくいまにっしー(謙さん)のアップや活躍が多くて話も面白くてよかったわー第七話・・

「砂の器」 第八話見聞録 2004/03/08 00:03

最初数分間総集編で時間稼いでましたね・・・TBSさん(のっけから毒)
モトウラチヨキチって誰なんだ・・・大畑事件って一体。(まぁそれを明かしたら話終わっちゃうんですがw)
あぁセパレレイトしてるセパレイトしてるいまにっしーと吉村くん。(セパレイト@謙さん語録 別行動のこと)
しかし吉村くん・・・その尾行はバレバレですて。そんなバレバレな尾行いまにっしーに見られたらまた怒られるぞ!
そしてモトウラチヨキチについて聞き込みしようとするいまにっしー
ことごとく完全無視される・・・いまにっしーが捜査したい「本浦千代吉」のことを触れたくないだけなんだろうけどいまにっしー本人がいじわるされてるみたいで悲しかった4!(阿呆)

しかし夏八木さんも代議士役とか権力者役が上手いな〜

そして電話連絡を欠かさない(?)いまにっしー&吉村くん
駅で疲れた感じで携帯電話するいまにっしーも渋くてステキ・・・
それにしても何話か前に登場した奥さんやお子さんは最終回までにまた登場する機会はあるのだろうか・・・ていうかあさみとご近所さんという裏設定は生きるのか・・・?苦笑

って今度はいまにっしー長崎ですか。孤児院施設で話を聞いていて和賀という名前が出た時の表情もよかったで砂。
・・・奥さん子供の次は寝たきりのいまにっしー父ご登場?!同じく刑事だったという病床(?)の父上に捜査の悩みを語りかけるいまにっしー・・・彼も最終回までに再登場はあるのか?!爆

今回のドラマキャスティングを知った時、原田芳雄さんもご出演されると知り、謙さんと絡みを楽しみにしたんだけど、期待できそうにないのかしら?(原作読んでないのでさっぱりわかりませんが)

終盤の「正直にお話頂けないと貴方にもご迷惑がかかることになるかもしれません」・・・いまにっしー怖っ!!目が笑ってないし。あさみ宅に訪問するいまにっしーも!そりゃ永井くん子犬になるよー(笑)
ってか、あと3話・・・もつのか?!と余計な心配をしてしまう・・・苦笑 でも最終回まで見守ります4!

「砂の器」 第九話見聞録 2004/03/14 23:46

前回ラストで暗がりから怖い顔で訪問し、あさみ@松雪さんを震え上がらせたいまにっしーでしたが、冒頭ではその一時間前に遡り、署内での捜査会議が・・・
これが噂の捜査会議・・・(ホワイトボードの字は誰の筆跡だろうか・・・←細かい)このシーンで改めて永井君背が高いなぁと実感。新潟の男性は長身なんですかね。(2人のサンプルで一般化するなよ)

あさみ宅で尋問するいまにっしー
「あなたの話してくださることは我々にとっては重要なことなんです」ってのが声のトーンが違って迫力倍増。本当にこんないまにっしー@謙さんのような刑事に尋問されたらやってなくても「やっちゃいました!」って自供しちゃいそうだよなー苦笑 ましてや、あさみのアパート狭いから仕方ないんだろうけど、いまにっしーの座る位置があさみより高くて高圧的だったし。しかもあさみが窓開けたら見える位置にいまにっしー張ってるし。怖!ていうか一晩中そこに張ってたんですか・・・風邪ひきますっ!てか日本全国奔走してんだから倒れるよっ!いまにっしー!(←実際の謙さんは日本全国といわず世界をまたにかけて飛び回ってらっさるわけでそちらも心配ですが)

しかし同時進行で田所@夏八木勲さんに夜の訪問される和賀・・・
婚約者の綾香@京野さん・・・お嬢様とはいえパパにチクリまくり。苦笑
それにしても今回彼女もやっと不安を口にしてましたが>「聞かせてくれないの?」
視聴者にはそこに愛はなさそうなことは明白なのにこのお嬢様は気がついてなかったのかなあ。ていうか関川@武田さんとどういう関係なのかの方が気になるんだけどどこかで説明あったっけ?

ついにいまにっしー、本浦千代吉と対面で謙さんVS原田芳雄さん競演!と楽しみにしてたら対話シーンすっとんだ!驚 最終回までには回想シーンなどで出てくるのかな。あと本浦からいまにっしーが預かったらしい手紙の束・・・差出人の名が三木謙一・・・めちゃ達筆だ・・・(着眼点はそこかよ)

あと関川も神妙で図星とも思える言葉を吐いていきましたが、気になったのはキャップのRUDE(無礼ものっby巻き舌グレアム君)。なんでまた野球チームロゴとかでなくRUDEなんだ・・・

いまにっしーの「私は私のやり方でしか彼を救うことはできない」「待っています。貴女が話してくれるまで」
この言葉でいまにっしーの熱意を感じて、あさみは真実を打ち明ける気になったのでしょうね。涙ながら和賀を救おうと、あさみが打ち明ける真実を聞いているいまにっしーまで涙目になってませんか?・・・
それにしても今回のお話の中で撃沈したのはあさみを警察署前で待ついまにっしーのかっこよさ!
マフラーもコートもネクタイもなく佇む姿にクラクラ。渋すぎ。

そして和賀逃走の報。ここで「コンサートが終わるまで和賀は逃げません!」と主張するいまにっしーのシーン。謙さんの左目に光が当たって益々「謙さんホントにお茶目」(ここでは瞳が茶色という意味w)だわーと思ってしまいました。笑
そして次回は「最終回直前スペシャル〜最終楽章・前編」だそうです。予告では和賀と対面し涙目のいまにっしーが!インタビューでも謙さんしきりに最終回は泣いて下さいって仰ってるもんなあ。心して見ます!

・・・って「いただきましょ!」はどこ行ったんだ。そういえば(ぼそ)
←そんな心境じゃなくなってきたってことかな。さすがライブ連ドラ。

「砂の器」 第十話(最終楽章前編)見聞録 2004/03/21 23:03

ああ、毒吐くと、1クール分持たせるのに局も必死で砂ってな延々コンサート演奏&本浦親子放浪シーンだった気もしますがもう来週でいまにっしー@謙さんとも会えなくなるのね!と思うと別れが辛くて・・・春なんて嫌いだ(泣)

前回予告でいまにっしーが涙目になっていたのが気になったのですが、慟哭する和賀の気持ちを汲んでのこと?涙目もステキでした。ノーネクタイ モノクロな装いもw 
今シリーズの中居君、第一話の犯行シーン、初めて今西たち警察と接触した後震えるシーンについで今回の冒頭のシーンも印象的で良かった4。

「白い巨塔」の院長総回診ではないですが、捜査本部ご一行様の登場シーン・・・長身ないまにっしーと吉村コンビが頭をかがめたところに注目してしまいました。苦笑

今回は和賀@中居君ほとんどピアノ弾きっぱなし、いまにっしー合同捜査会議で和賀への逮捕状請求要請にあたり語りっぱなしw 映像としては砂の器プロモ状態でしたが、謙さんの渋い声が堪能できて幸せでした←間違ってます

原作&映画版とは和賀の父親の設定が異なるので、イマイチ感情移入というか現実味が感じられない部分がありましたが村八分ネタを聞いて、現在の学校でのいじめ問題の実情なんかに想いを馳せちゃったなあ。いまにっしーも捜査会議で差別発言した捜査員に嫌味を言ったように、そうした深く根付いた差別意識が更なる差別やいじめを連鎖していくのでしょうね・・・

ところで「王様のブランチ」に原田芳雄さんと子役の斉藤くんが出てたのですが、本編とは裏腹にとっても微笑ましくてよかったです4 撮影が過酷で辛かったとか、じっとしてないので犬のように紐つけてしばられてたとか(爆)「飛ばされそうになったのを助けてあげたんだよなー?」と原田さんが聞くと否定して口論になりかけたり(笑)いまにっしー@謙さんとの絡みはないままなのかな?
少なくとも来週の最終回にいまにっしーの奥さん&お子ちゃまは登場しないに2000点!大笑
ああ、来週でしばらく謙さんとも会えなくなると思うと淋しいよう〜
てなわけでひとまず来週の最終回楽しみに待ってます♪

あ、EDが初回と同じく和賀@中居くん&あさみ@松雪さん&いまにっしー@謙さん三連ポスターになってましたね!それから砂の器サントラを入手したのでこれから聴こうと思います♪

「砂の器」 第十一話(最終楽章後編)見聞録 2004/03/30 00:53

映画版や小説版「砂の器」も見比べてみたいのですが、ひとまず最終回感想・・・一部真面目に楽しんで、感動し涙した方たちには袋叩きにあいかねない感想書きそうですがご容赦を。(はじめに謝っとこう)

予想通り和賀@中居君ピアノ弾きっぱなし、いまにっしー@謙さん語りっぱなし(原作読んだ友達が「後半いまにっしー語りっぱなしって言ってたのはコレかー!)、原田さん&子役君過去説明映像演じっぱなし、であらしゃいましたな。

なんでも映像作品などのサントラCDとしては異例の売れ行きと聞いたのも納得な曲の素晴らしさなのですが、千住明さんの音楽がこの作品世界かなり盛り上げていると思います。サントラCDによるとピアノ協奏曲「宿命」20分くらいありますがサントラに収録されている、ドラマ本編のさまざまなシーンで使われた曲全てが和賀君の宿命そのものみたいでした4 泣

そんでまた子役君がかわいい上にうまいんだ。本物の和賀少年と入れ替わる決意をした時の目つきは、「鋭い眼光」で定評の謙さん(笑)に劣らず迫力ありました。いじめられるシーンも父ちゃんと別れるシーンで何度も「父ちゃん!」と叫び泣くシーンも。

逮捕令状請求に辺り経緯を説明するいまにっしー@謙さん大暗唱大会!爆 謙さんの美声が堪能できて嬉しいわ〜とか言ってるバヤイではなく(苦笑)番宣情報によるとクランクアップ時間はこの収録にかかってたようで砂。しかも競演陣は謙さんの気も知らず時間賭けてたと知って大笑い。いまにっしー@謙さん、橋田寿賀子脚本バリの長台詞お疲れさんでしたー!(スマスマのアクターズコロシアム風ともw)

そしてついにキターーー!!
本浦千代吉@原田さんVSいまにっしー@謙さん競演シーン
面会に行った回ですっとばされたので楽しみにしてたのです!短いシーンですが、本浦が今西に息子のことを「しらねぇ!」というシーン。本浦も今西の表情も流石です。

ただ、こういうことつっこんじゃいかんのでしょうが、いまにっしーかなり独断ワンマン刑事ですよね?爆
捜査本部あれだけ人数いるのにほとんど単独行動。コンサート終わるまで逮捕待っちゃったり、勝手にお父さんに会わせちゃったりその他諸々・・・苦笑 いや、それだけいまにっしーが和賀君に感情移入しちゃったんだとは思うんだけど、捜査会議とかものものしかったのに連行しに来た人の数少なっ!
いまにっしー始末書モノでは?とか余計な心配しちゃった4(すんません こんな見方しかできなくて 涙)

そして案の定かないませんでした。いまにっしーファミリー再登場!爆
今西が本浦親子を見て情にほだされたなら、あの伏線はなんだったんだー?!みたいな。ラジオで謙さんも
「毎回捜査会議しながら撮ってるみたいな感じ」と仰ってたけど撮ってる途中で話や設定も変わっていったのかな。また謙さんはインタビューなどで「最後は泣いて下さい」と仰ってたけど残念ながら私は泣いてません(白状)まぁ泣くかどうかが良作かどうかの基準ではないのですが。
でも謙さんの刑事役数あれど、いまにっしーはかなり謙さんの自が反映されたキャラクターになってた気がして好きなキャラです。(「言ってみそ」とか「マジっすか」にマジ切れとかw)
「余計なことかもしれません。君の背中をずっと追ってきました。
君の背中はここに向かって弾いているようだった。」

これっていまにっしーの台詞のようで、和賀に対する謙さんの言葉にも聞こえたな。

そしてラスト和賀@中居くん、父と再会シーン・・・
原作にはない結末とはこのシーンのことだそうですね。当方ご覧の通り謙さんファンなのでいまにっしーの一挙手一投足感想が中心のコメントでしたが(苦笑)、主役の中居君の演技で私が注目したのは、冒頭の犯行シーン、中盤のいまにっしーたちに訪問された後玄関扉の前でふるえるシーン、そして最終回ラストの今までの苦しみを激白し、泣き崩れ「父ちゃん!」と手を握るこのシーンです。
涙しなかったけれど良作だったとは思います。でもいまにっしー家の伏線他、何か物足りなかった気がしたのは否めません。「え?!もう終わり?!」みたいな。なんかラジオインタビューとかどこの情報見ても撮影は一杯一杯の「撮ってだし!」って感じだった(ロケ日誌見ててもクランクアップ最終回放送週終了って・・・汗 そんなもんなんですか?連ドラって)し、もう少し時間的余裕があったら結末や細部も変わっていたのかな、なんて思ってみたり。
でも全体的には大変楽しめました。来週からしばらく謙さんに会えない日が続くのかと思うと悲しいですがスタッフキャストの皆様お疲れ様でしたー!グッジョブ!

小説版・映画版・連ドラ版比較感想

放送終了後随分たってからですが「砂の器」原作小説を読み終え、映画(丹波りん)版も拝見致しました。

まず映画版の丹波りん@いまにっしー、丹波りん節(オーバーリアクション気味に驚く芝居とか)をふりまきつつ連ドラ版より俳句趣味とか戸籍確認シーンなど原作に忠実なところが多かった。
映画版いまにっしー「俳句趣味」は反映されていましたが原作では「盆栽」も趣味なんですよね・・・謙さんで想像してみると笑える・・・
ただ、連ドラ版砂見てた時は正直、「制作側も話引き伸ばすの必死やねぇ」と思うような中だるみ的なところもしばしばあったのですが、連ドラを見、小説を読んだ上で映画版を見てみると、キャラとか設定とか確かに小説版に忠実なところも多いけれど、映画版は逆に2時間では短すぎる気がしました。
加藤嘉さん演じる本浦父がらい病患者だったという設定(に対する視聴者の感情移入)にはかなわないかもしれないけれど、今となっては私は原田芳雄父子の方が愛着感じました。
子役君のお芝居も連ドラ版の斉藤隆盛君に軍配を上げたいなぁ。
あの洪水で入れ替わる時の眼光の鋭さ・・・斉藤くん、「眼光の鋭さ」で定評のある謙さんといい勝負かも。笑
しかし小説版の和賀英良の音楽表現法はさすがに映像化するには突飛(原作では新しい手法の音楽で、この手法が別の事件にも関係)というか、映画版のピアニストが無難なんでしょうけれど、宿命の曲を聴いて、
千住さんが「映画版の宿命ありき」的なこと仰っていたのはこのことかと。
でも「青は藍より出し、藍より青し」というか、原作より映画版より連ドラ版を先に見た者のインプリンティングのためなのか、「宿命」だけでなく番組のBGM含め千住さんの音楽の方が好きです。
というかテレビ連ドラ版、キャスト陣の熱演もさることながら、音楽と映像美(さすが日本全国ロケ行脚敢行!)が秀逸であらしゃいました!

映画版和賀役の加藤剛さん・・・小説・映画はむしろいまにっしー側が主役のためか影が薄い・・・しかもピアノ演奏シーン、中居君以上に吹き替えバレバレでしたっ苦笑
それを考えると、連ドラ版では中居君主役だったので役どころが微妙に違うとはいえ、中居くんに対して私、過小評価しすぎだったかもしれません。彼の第一話での犯行シーン、いまにっしーたちに家宅訪問された後、玄関先で恐怖に震えるシーン、最終章ラスト「父ちゃん!」と泣き崩れるシーンは素晴らしかったよ!中居君!

しかしいまにっしー@丹波りんも良いけど、「マジっすか」発言にマジ切れしたり、お子ちゃまに「いってみそ いってみそ」とのたまうかわいさや、捜査会議や新聞記事朗読の声麗しい謙さんのいまにっしーの魅力にはかないますまい。(ファンの欲目か?)
嬉しいのは丹波りんと謙さんで同じ配役の演技比較ができること。爆 「忠臣蔵」の時の北大路さん版脇坂との比較とかも楽しかったですが丹波りんは結構好きな方なので、最近でもちょい役でも絡みや共演シーンがあったり、同じ作品に関わってらっしゃるだけでも嬉しいんですけどね。>「御家人斬九郎」「TRY」「天切り松」

ところで、ビジュアル的に謙さん@いまにっしーと永井くん@吉村刑事コンビも微笑ましくて大好きだったのですが、原作での吉村くんの口調が若者らしくなくて気になりました。語尾が「〜〜ですな」なんですよ。とか言いつつ私も「〜〜で砂(すな)」とか言ってたけど。口語で言わないでしょう。先輩刑事に「〜〜ですな」は。

そしてこれも冷静に突っ込んではいけないことかもしれないけど、少年時代そんなにいじめられたり、放浪したり、施設に入ったりしていていくらピアニカゲットしたからといって、よく有名ピアニストになれたなぁと。
だって謙さんも一時期音大へ進みたいと思ったことがあるけれどピアノなど始めるのが遅かったのと、音大は学費もかかるから断念した(俳優の道選んで下さってこちらとしては大感謝ですが)と仰ってたくらいだし、つい疑問に思ってしまいました。それくらい才能がぬきんでていたということなのか?!和賀英良・・・

今から思うと貴重だと思うのが、三木謙一役の赤井英和さんの芝居。関西弁のコワモテ役とかではなくて、三木さんを知る誰もが善人と呼ぶ元警官で出雲弁訛りの役。赤井さんのこんな役珍しいけどよかったのではないかと思います。

ラストの本浦親子の再会シーンですが、原作にも映画にもないエンディング。いまにっしー感情移入しすぎだろう、とツッコミつつも、個人的には再会できて、孤独に虚勢をはって生き続けてきた和賀英良(本浦秀夫)が父に告白し、心の重荷を下ろすことができたのは良かったと思います。二人を会わしてやりたいということは殺害された三木さん、感情移入してしまったいまにっしー(笑)だけでなく、砂製作者陣、視聴者の我々のせめてもの願いだったのかもしれません。

それにしても予想はしていたけれどDVDBOXに収録されているメイキング映像、ナレーションもインタビューもめっちゃマジメな作りで、「王様のブランチ」で見せた和気藹々というか爆笑必至のトークはおろか、無論ハリー君なんて1シーンもお目にかかれませんでした。 残念!

2004/10/31 脱稿

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