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木工事開始
まず後部座席6人分を撤去した。回転座席は猛烈に重い。こんなものを常時積んで走っていたのかと驚く。
左端の茶色の棚は8ナンバー必須の調理台で、下部は引き出しと開き扉の、小物収納スペースに。
運転席後ろの木枠は寝具類の収納スペース。
右側の木枠スペースには、全面ベッドにするためのパネルと雑貨を収納する。
木工事はボク、カーテンはカミさんの担当。
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延べ10日間で完成
ほぼ完成した写真。
ご覧の通りシンプルな構造で、
シンク、調理台、椅子(ベッド兼用)、テーブル。 |
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最後部のシンクは、980円の風呂ポンプと 100円ショップのステンレスボウルを使って手作りした。
風呂ポンプのスイッチを押せば水が出る。
流し台内部には、8ナンバーの必須要件である10Lタンク2個(清水&汚水)を収納してある。
しかし使い勝手が悪く、後日改造した(後述)
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テーブルは玄関用踏み板を加工して足を取り付けたもの。端材をくり抜いてカップホルダーも自作。
邪魔な時は付けたまま跳ね上げが出来るし、着脱もワンタッチ♪
テーブル下に松下電工のポータブル電源を設置。AC100VとDC12Vが使える。走行充電も可能な優れモノで、なかなか便利。
座面のマットは少し凝って本格貼りに挑戦。12ミリ合板に、フェルト+硬質ウレタン+ウレタン+布地、をタッカ-(ホビーホッチキス)で止めた。このマックス社のタッカ-は丈夫で重宝な道具だ(他社のはすぐ壊れる)。
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収納部のフタを開けば、シンクと共に車外から使用可能な調理台にもなる。
まだ使ったことは無いがキャンプ時には便利かも。 |
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最後部の隙間に折畳みテーブルが収納出来る。 |
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ポータブル電源に繋いで、12Vの蛍光灯を2箇所に取り付けた。
はずせば車外まで引き出せる。
天井は手を加えておらず、少し殺風景かな。 |
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テーブル横の椅子下には、ベッド用のマットが収納されている。
マット裏面には、はずれ防止用にペットボトルのキャップが留め付けてある。
これは適度な弾力性があり具合が良い。
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マットを並べれば、たちまちベッドルームに早替わり。
フラット部分の大きさは前席をスライドさせれば、最長250センチ。
後日シンクを低くしたので全面フルフラットになり横幅は146センチと広々した。 |
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シンクを低く改造
これでベッド時には完全フルフラットになった。
また風呂ポンプ利用の給水は水ハネするため、素朴な重力方式(?)に変更これで電池切れの心配もナシ。 |
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着脱式のアミ棚
ベッド使用時には脱いだ衣類などの置き場に
困るもの。空中に収納OK。 |
5ナンバーのまま利用開始・・・使ってみて満足!
バードウォッチングの最適シーズンは冬だが、このクルマだと車内でヌクヌク食事が出来る。
食後はベッド状態にしなくても2人なら横にもなれる。
スコープの三脚を最長にしたまま積み込めるので、クルマで移動して乗り降りを繰り返すバードウォッチングには、機動性が良い。
野鳥はクルマを恐れないから、車内に三脚を立て、クルマをシェルター代わりに、お茶をしながら待ち伏せするのも楽しい。
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フルフラットのベッド状態で、横になってヤマセミを待ち伏せしていたら、小春日和に負けて眠ってしまったこともある。ヤマセミは出なかったが(出たのかもしれないが)、気持ちは良かった。
波崎海水浴場にクルマを停めてお泊りテスト。
一人で広々と寝られたので、自宅と変わらぬ熟睡。
しかし、早朝に釣師の物音で起こされ、4時からのバードウォッチングになってしまった。 |