八ヶ岳山麓
木の葉の家
木の葉のカタチをデザインモチ−フにしてデザインした、この小さな山荘は、ナチュラリストであり、SOHOワ−カ−のための生活と仕事の場である。2人暮らしに必要な最小限の諸室構成と必要にして十分な広さを確保している。
八ヶ岳山麓の冬は厳しく、積雪量こそあまり多くはないが、厳冬期の夜間気温は-15℃以下になることも多い。この寒さに耐え、住み続けられることが最大の条件である。また、生活は質素で、暖房や照明に必要なエネルギ−が最小限に抑えられること、内外装は極力自然素材を使用すること、外構廻りの植栽は時間をかけて自分たちで行うこと、などが建て主のライフスタイルに叶うものであった。
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