LiVE REPORT2004
2004/11/07 @Club Metro, Kyoto
近頃少しずつ増えてきた京都メトロ公演.個人的には行きやすいこともありありがたい.
今日もサマソの勢いを残したままの来日ということで小さいハコ(キャパ350)は後方まで埋まっている.開演時間を10分程過ぎた18:10にバンド登場.スタートは"The
List Goes On".相変わらずこの会場は音響に関しては誉めることが出来ないのだが,オーディエンスは僕も含めてそんなことは関係なく,ぶつけられる楽曲に操られるまま最初から引き上げられてしまう.2曲目はオーディエンスにも馴染みのない曲が披露され,少し戸惑いそうになるが,日本語を交えたMCで掴んでいく.「こんな小さいクラブでやれるのは光栄だし.見れる君たちオーディエンスも特権だね」なんてまさしくその通り."Settle
Down"や,"Talk Talk Talk","Weekend
Revolution","Over The Counter
Culture","Little Bitch"などが立て続けに披露される.THE
JAM,THE SMITHSなどを引き合いに出される彼ら.アルバムではTHE
SMITHS度合いが気持ち高いように感じたのだが,ライヴではTHE
JAMの方が強いような...「トランペットを連れてくる金がなかったんだ.代わりにトランペットのパートをやってくれ」ってそう,"Seaside".これで少し和ませつつ"Week
In Week Out"がまたしても見せ場に.オーディエンスも熱い合唱が起こる.そのまま終盤は「日本盤だけに収録されてるこの曲を一緒に歌って欲しい」なんていう"Lies"へ.となると最後のピークはもちろん"Maybe
Someday"へ.これではじけずにはいられない.そのままラストの曲は"Robots
And Monkeys".アルバム同様この曲で締める.アンコールなし,トータル55分.圧巻ですね.これだけ充実していれば,尺が短い云々はなしですね.(2004/11/07)