2002年度釣行記

10月

禁漁後の三連休に暇つぶしに管理釣り場に行こうということになり、最初は福島の白河フォレストか鹿沼のK・S・F辺りを考えたのですが、インターネットの情報では鹿沼 K・S・Fは休業しているとか、それに東北方面は紅葉が始まりだしたので道路が大混雑しそうなので近場の丹沢辺りにしようと出かけてみました。

13日(日)  神奈川、うらたんざわ渓流釣り場

13日(日)
うらたんざわ渓流釣り場
うらたん1 うらたん2
朝は結構冷え込みました。 夕マズメになってやっと反応がよくなりました。

釣り新聞やインターネットなどの情報で前から気になり、一度は行ってみたいと思っていました。 YAMAMEクラシックエリアはキャッチ&リリースでエッグ、ペレットフライ、マーカー、スプリットなどが使用禁止になっています。 安易な釣りは出来ないようになっていました。 とは言え管理釣り場ですからそれなりに釣れるのではと思いながら釣り始めましたが、すぐにここの魚はとてつもなく手強いと思い知らされました。魚影は澄んだ水の底に黒山の如く群れているのが見えるのですが、いつも渓流で使っているパターンはことごとく無視され、やがて手詰まり状態になってしまいました。
周りを見渡すと、釣れる人はチャンと釣っている所を見るとそれなりにコツはありそうです。 それはとてつもなく極小のミッジにあるようです。 私が持っていた22番程度のミッジだと一応は反応してくれるのですが、鼻先でつつくところまでで、なかなか咥えるところまではいきませんでした。流れの落ち込み寸前に落としたフライにやっと慌てもののヤマメが2匹ヒットしてくれました。 流れの緩やかなところで定位しているヤマメは全く相手にしてくれませんでした。
私は老眼で、ミッジクラスのフライは糸を通すのも、キャストしたフライを追うのも大変なのです。ミッジにしか反応しない釣りがだんだんと億劫になってきました。 カミさんは気楽に適当なフライを流していましたが、かえってそのほうが釣果は良好でした。常連風の方と話をしたところ朝のうちは16番くらいのフライでも釣れるが昼間は極小ミッジでないと難しく、夕マズメにはまた16番くらいのフライにも出るようになるとのことでした。 午後4時を過ぎる頃からライズが盛んになり始め、18番のCDCに反応してくれました。 

うらたんざわ渓流釣り場の魚は、自然渓流の魚より何倍も気難しいです。管理釣り場は、自然渓流での釣りのためのトレーニング場所程度との認識でうらたんに行くと心身ともにぶちのめされてしまいそうになります。なまじ魚影が濃いばかりになおさらです。 私の今回の負け惜しみは「老眼で極小ミッジの釣りはもう沢山」といったところでしょうか。

釣果は私がヤマメ3匹、ニジマス2匹。 
カミさんがヤマメ5匹、ニジマス2匹でした。

おまけに、帰りの渋滞がいやで近場の丹沢にきたのに夜の1時過ぎになっても相模湖ICから渋滞が続いているなんて参りました。