2002年度釣行記

 9月
9月も中盤となり渓流釣りも残すところ後2週間余りとなった13日(金)に有給をとり4連休で秋田は小吉川へ行ってみました。 今年は有給をとって釣行するたびに大雨にたたられ満足な釣りが出来ずに不完全燃焼気味でしたが今回はどうなりますか・・・
13日(金)〜15日(日) 小吉川(秋田)、 角川(山形) 釣行
13日(金)  秋田県 小吉川 旅の余録
14日(土)  秋田県 小吉川
15日(日)  山形県 赤松川、角川

13日(金)

小吉川

9/13小吉川1
型は今一ですがイワナが釣れました。

初めてこの渓に来たときに25cm前後のイワナがコンスタントに釣れて随分感動したものでしたが、最近は20cmクラスの魚が中心となっています。
やはり人気の渓だけに、平日も釣り人が絶えないとみえ、有給休暇を取りやってきましたが、前日辺りに釣り人が入ったばかりの様で真新しい足跡が川辺についていました。しかも最近雨が降っていないようで、かなり減水しており水色も心なしか、生気が感じられませんでした。きっと魚は神経質になっているでしょうからかなりシビアな釣りとなるのでは。しかしロケーションは抜群で、広めの川原に大石小石が点在してフライを振るには最高の川です。朝7時過ぎから釣り始め昼1時頃まで頑張ってみました。釣果は今回も、20cm前後のイワナが飽きない程度に釣れつづけました。夕マヅメは手代橋上流を釣り上がって見ました。 ライズひとつ起きず、魚の気配が全く感じられなく、釣果は0で終わりました。



14日(土)

小吉川

  前日、釣りあがった堰提のさらに上流を目指してみました。

9/14小吉川1 9/14小吉川2
好ポイントが連続しています。 今日も20cm前後のイワナが中心でした。

前日に引き続き小吉川を釣りあがってみました。 堰提上流部は今回、初めて入ってみましたが好ポイントが連続している、なかなか素晴らしい渓相でした。 しかし魚影はそれ程でもなく20cm前後の型がポツポツといった感じで出る程度でした。 もう少し早い時期に入っていればきっといい想いが出来るのではないかと思われます。 来年、6,7月ころに挑戦してみたいものです。昼過ぎまで攻め上がって見ましたが25センチを超える型は見ることが出来ませんでした。


昼過ぎから場所移動することにして、山形は銅山川へ。夕マヅメに銅山川の肘折れ温泉辺りで竿を出そうと思っていたのですが着いた頃には、大分暗くなってしまいましたので、釣りはあきらめ温泉でくつろぐことにして、カルデラ温泉で一風呂浴びました。昼間は大混雑するカルデラ温泉ですが夕方、店じまい寸前ともなると入浴客は殆どいなく先客はたったの一人でした。



15日(日)
赤松川、角川
9/15赤松川
赤松川上流部

赤松川は初めてなので、当ても無く上流部を目指しているうちに林道の終点に行き当たってしまいました。そこから藪の中に、釣り人の踏み跡らしきものが渓の方向へ続いていたのでたどってみました。草と泥の急斜面を何度もずり落ちそうになりながら30分ほど下ると渓に出ました。 川沿いの崖が至る所で崩れていて、しかもつい最近の出来事らしく、その傷跡は生々しいものでした。そのせいか渓の水は濁りがきつく、ドライではどうかと思いながら第一投を投じますといきなり30cmクラスのイワナが半身を水面上に表しながらフライに飛びついてきました。アワセる間も無くチペットを引き千切り行ってしましまいした。これはいけると気合いを入れなおし上流へと釣りあがっていきましたが、その後魚の反応は、全くとぎれ2時間ほど釣りあがってギブアップしました。


9/15角川 9/15角川2
角川にはキャチ&リリース区間ができていました。 ここでも20cm前後がメインでした。

数年ぶりに訪れた角川にはキャッチ&リリース区間が設けられていました。以前来たときは20cm近いイワナが数釣れて全くの初心者だった私たちを喜ばせてくれました。 川沿いの林道の駐車スペースには釣り人のものと思われる車が所々にとめてあります。休みも2日目ですから魚には相当のプレッシャーがかかっていることでしょうからシビアな釣りとなりそうです。とりあえず林道終点まで、様子見で走ってみました。林道終点の橋の下には釣り人の姿が無いので少し下った地点から釣り上がることにしました。 私たちが準備をしているところへ庄内ナンバーのジムニーがやって来ました。運転していた方も釣り人で前日、田沢川で尺イワナを数匹釣り上げたとのことでした、角川にもたびたび来ているとかで型は今一だが魚はいるとのありがたい話でした。。しばらく近辺の釣況や熊の情報を話してくれた後、その人は他の釣り場へ移動していきました。 釣り始めててすぐにアタリがありその後も20cm前後のイワナがポイントごとに入れ食いの状態が橋の少し上流の地点まで続きました。橋の上流の入渓ポイントを過ぎると全く魚の反応が無くなりかなり場荒れしているようでした。 

メガネ橋まで移動し橋下から本流を釣り上がりましたが、釣りあがってくるのはハヤばかりでイワナ、ヤマメの類は一匹も顔を出してくれませんでした。1時間ほど釣りあがったところで一旦引き返し、再度メガネ橋上流の支流を釣りあがってみました。どちらかと言うと本流側より支流側のほうがアプローチが楽なので魚影はそれ程期待できないのではと思っていたのですが、実際竿を出してみると型こそ20cm前後でしたがコンスタントに釣れました。渓流釣りも終盤に来てこれほどの魚影が残っているとはたいしたものです。 もっと早い時期にくればいい想いが出来るのでは。


旅の余録

釣りの後のお楽しみ定番、温泉

9/15カルデラ温泉 カルデラ温泉館

住所:山形県最上郡大蔵村大字南山2127-79
TEL:0233-76-2622
風呂:露天風呂 休憩室 飲泉所
泉質ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
料金大人300円 休憩室利用料500円
時間:4月〜10月 入浴AM9:00〜PM7:00
    11月〜3月    AM9:30〜PM6:00
休館日:第一・第二火曜日