2002年度釣行記

6月

8日(土) 南房総釣行

新鮮な海の幸をゲットしようと南房総は白浜周辺へ出かけてみました。餌釣りでクロダイとアジ、ルアーでスズキ、アオリイカなどと釣況にあわせた釣りをしようという欲張った釣行となりました。

8日(土)    南房総白浜周辺

   


8日(土)

野島東港



文句なしの晴天になるという週末に、たまには海の釣りでもしようと南房総へ出かけてきました。先ずはクロダイ狙いで野島崎灯台の東側にある港で始めました。朝マズメで潮が下げつつあり薄濁りでクロダイ狙いとしてはまあまあのコンディションです。これは頑張ればクロダイの30cm前後のカイズが2〜3匹は出るのではないかと期待しながらコマセを打ち続けました。 コマセをまきながら水中を覗いてみると足元の岩場の隙間からイセエビが2匹顔を出していました。思わずタモで掬い取ろうとしましたがまんまと逃げられてしまいました。



020608白浜クロ1 020608白浜クロ
久々のクロダイとの出会いでした。 25cm程のカイズです

 釣り始めて2時間ほどは25cmの型を筆頭にメジナがポツポツと釣れ続けました。 食わせダンゴに餌を変えると微妙なアタリが続きます。 クロダイが来ているような気配がしました。 そして、ついにウキが綺麗に消し込み、アワセるとクロダイ特有の引きで頭を振りながら逃げようとしています。 顔を出してくれたのは25cmのクロダイの幼魚カイズでした。 その後、釣り続けていると周りの海面でポイルが起き始め小魚が何かに追われて逃げ回っています。ルアーを取り出し投げますとガツンとヒットしましたがすぐにバレてしまいました。 私がルアーを投げている脇で餌釣りをしていたカミさんにアタリがあり、竿のトップがグングンとお辞儀をしています。 これも25cm程のカイズでした。            

カミさんにもカイズが顔を出してくれました。 おまけに蛸まで顔を出してくれました。


午前9時近くになってそろそろお開きにしようと思っていると、カミさんが水中でうごめく物を発見、良型の蛸です。ざっと50cm以上は有りそうです。タモですくってお持ち帰りにしました。その後、磯で貝採りなどをして昼食、休憩の後、午後4時頃から今度は千田港で釣ることにしました。夕マズメ、潮が下げにはいっていて良い釣り頃ですが西よりの強風が吹き荒れてチョッと大変な釣りとなりました。


0206千田アジ
良型のアジです。

私はクロダイ狙いで底を流して釣っていましたが、カミさんはアジ狙いで中層を流していました。先ず、狙いどおりにヒットしたのはカミさんのアジでした。最大30cmを始めとする良型が立て続けに釣れました。 千田港でもボイルが起き小魚が水面をジャンプしながら逃げ惑っていました。例によってルアーを取り出し投げてみますと一度だけガツンとアタリが有りましたが、またもや乗らずものに出来ませんでした。どうやら小型のカンパチの様でした。 離れてエギを投げていた顔見知りの釣り人が竿をしならせました。しかし取り込み寸前にバレてしまいました。良型のコウイカでした。 海の中は美味しい生き物で一杯のようです。 


アジ、ムツ、メジナなどが立続けに釣れつづけるので午後8時終了予定がずれこみ終わったのは午後10時近くになってからでした。今回の釣果で最も美味しかったのはムツでした。今回、釣ったアジはノドクロと言われ喉元の内側が真っ黒な色をしています。このアジは東京湾などで採れるアジに比べたら格段の格下だそうで、味が今一だと地元の釣り師が話していますが、食べてみますとやはりアブラの乗りが今一でした。蛸は塩もみの後、軽く茹で刺身醤油で食べたところ大変美味しかったです。

020608釣果1 020608千田釣果2
今回のお持ち帰りの釣果です。 最大は30cmありました。