2002年度釣行記

3月

23日(土)〜24日(日)      山梨県、須玉周辺釣行

今年の春は異常な暖かさで、桜も東京では2週間も早く咲き始め、今まさに満開となりました。
桜が咲き始めると、フライフィシングもいよいよドライでの釣りが本格的になってきます。
今年は、4月に入ったら福島あたりから始めようと思っていたのですが、この暖かさにつられ今年初の渓流釣行へ出かけてきました。
23日(土) 須玉川、塩川
24日(日)



23日(土)
須玉川、塩川

 前夜に千葉を出て途中の双葉サービスエリアで一眠りしました。 朝方の冷え込みは殆ど無く、穏やかな夜明けとなりました。この調子なら日の出とともに暖かさが増し、魚の活性も上がり良い釣りが出来るのではと期待を膨らませましたが・・・

大武川中流部です。荒涼としています。 須玉川の土手で強風に耐えています。

まずは塩川に行ってみました。塩川にかかる下河原橋から川を覗くとすでに入渓ポイントには車が2台止まっていました。川を覗いている私のすぐ前方に軽乗用車が止まり、釣り師風の男性が降りてきて私と同様に川を覗いています。
声をかけ挨拶し、私が千葉からやってきてここは始めての場所だと話すと、その人は近辺の川の最新釣況についていろいろ教えてくれました。そして近くに釣り券を売っているところはないかと尋ねたら、自分は漁協の組合員で監視員もやっていると言い、券を売りますとのこと、現場売りは高いんでしょうと言うと、いいえ前売りの値段でいいですよと言って800円で売ってくれました。 親切な監視員の方でした。
 監視員の方の話では、ここのところ須玉川で大物がコンスタントに上がっているとのことだったので須玉川へ行ってみました。 日が差して川面に川虫が飛び始める頃から始めることにして、土手に車を止め一休みしていると、風が吹き始め、そして段々と強くなりやがて草木が大揺れの状態になってきました。 どこか風裏の場所が無いかと上流の方まで覗いてみましたがどこも強風が吹き荒れていました。大武川方面にも行ってみましたがこちらも同様に強風に見舞われていました。 回りまわって須玉川の土手に再び戻ってきて、11時ごろから強風の中竿を出すことに。
風の合間をぬってフライを振るといった状態です。 最初に入った開きのポイントでは風がやんだ瞬間にライズがありましたがフライを振ろうとすると強風が襲い掛かってくるので思うように竿が振れず釣りになりません。2時間ほど釣り上がり私が20cm程のアマゴを2匹上げたのみでした。夕マズ目に塩川で竿を出しましたが何の反応も有りませんでした。


24日(日)
須玉川

前日の明け方とはうって変わって放射冷却のため7度も下がり、今朝の冷え込みは例年並かそれ以下の寒さになりました。これは魚の活性にかなりの影響を与えそうです。

須玉川0324
昨夜Pキャンした「道の駅 韮崎」です。 昨日、私が20p程のアマゴを上げたポイントです。

夜通し強風が吹き荒れていましたが、明け方になっておさまってきました。今日は昼過ぎには帰宅したいので10時頃までの釣りとなります。気温がかなり下がったのでフライで釣りになるのは日が差してからになりそうなのであまり釣る時間は有りません。昨日、ライズがあり釣果もあった須玉川で再び竿を出すことにしました。
 風はあまり強くは有りませんが頬に当たる風はかなりの冷たさでありました。川辺の日陰には薄氷が張っている所も有りました。水温は5℃でした。 風はさほどは無く、日も差していますがハッチする虫は殆ど見えず、ライズも全くおきません。昨日のヒットポイントをカミさんが気合い込めて攻めてみましたが何の反応も有りませんでした。
今年の渓流初釣行ではカミさんはボーズとなりました。