2001年度釣行記

22日(土)〜26日(水)　　　　　東北　秋田、岩手　2001年度最終釣行記

2001年度の渓流釣行もいよいよ最終となりました、有給を入れ4泊5日で秋田、岩手方面へカミさんの実家への帰郷もかねて出かけてみました。今回は珍しく息子も同行する事になり家族での釣行となりました。

秋田、岩見川支流

2001年度の渓流釣りもいよいよ今回で終了となりました。3連休の後半に2日の休暇を連結させ4泊5日の釣行です。3連休で人出もそれなりでしょうがそれでもお盆の時程ではないのではと思いながら出かけてきました。22日の朝３時半頃自宅を出て秋田道の錦秋湖SAに着いたのが８時半を過ぎた頃でした。牛の串焼きなんぞを食しながら休憩していると誰とも無く温泉に入ってみようかという事になり、SAにあるハイウエイオアシスの温泉で一風呂浴びました。露天風呂と畳敷きの休憩所などがありドライブのさいのリラクスタイムにとても良いところですよ。

　3時近に岩見川支流に着き、林道脇の空き地に車をとめ釣り準備していると盛んに車が林道を行き来します。山中の林道にしてはチョッと賑やか過ぎのような気がします。何か山中でイベントでもやっているのかな？

　渓相は申し分の無いくらい良い感じなのですが魚影はかなり薄いようです。今回は、渓流でのフライ初心者の息子に型を見させようと思うのですがこの時期の渓ではかなり苦労しそうです。いかにも魚の付いていそうで、しかも釣りやすいポイントを息子に攻めさせましたがなかなか反応がありません。段々夕暮れとともに気温がぐんぐん下がり、手がかじかむほど冷え込んできました。去年、この時期に秋田に来たときには目まいがするほど暑かったのですが今年とは雲泥の差です。　夕マヅメ近くになってプールで散発ながらもライズが始まりだしました。　先ず私が20cmほどのイワナをヒットさせその後、別なライズを息子に狙わせました。フライにアタリは有るのですがアワセが今一でなかなかヒットさせられません。たまに掛かっても針がかりが浅いのかバレてしまいます。そうこうしている内に暗くなり息子は釣果ナシで終わってしまいました。　でも何度もフライに飛びついてくるイワナに魅せられたようでした。今日は渓のそばの空き地でキャンプしました。少し上流の空き地では4〜5人の釣り人のグループがキャンプしていました。夜は大変冷え込み、夏スタイルのキャンプには大変酷な物がありました。最低気温は7〜8度位まで下がったようでした。

秋田、岩見川支流

岩見川支流を釣り上がっています。		テン場で昼食の準備中		岩見ダム

　朝方の冷え込みはこの時期としては第一級の冷え込みで、10月下旬から11月の始めの頃の気温まで下がったそうです。これほどの冷え込みとなると朝一からはドライには出ないだろうと思い、日が差す頃までルアーでプールを攻めてみましたが何の反応も有りませんでした。日が差し始めて、川虫などが飛び交うようになってからドライで釣り上がってみました。10メートルほど釣り上がった所で20cmほどのイワナ、釣り始めに簡単に魚が出るときには後が続かないパターンが多いのですが今回もドンピシャっとこのパターンにはまってしまいました。　12時近くまで釣り上がりましたが、いかにも小型と思われるアタリが数度あったのみで釣果はナシでした。　昨日上流でキャンプしていたグループが釣り上がった後だったかもしれません。岩見川本流沿いに遡りながら岩見ダムまで来ました。さらに遡ろうとも思いましたが、今夜は岩手の二戸にあるカミさんの実家でお世話になることになっていましたので、ここまでとしました。

岩手、安比川支流

岩手、安比川支流		岩手、安比川支流

　今日は安比川支流の義弟のｍｙ沢へとやってきました。　義弟はブドウ虫の餌釣りで幅50センチも無いようなせせらぎへ藪をこぎながら入っていきました。私たちは、幅3mほどの流れをフライで攻めてみました。川虫はポツポツといった感じで飛んでいてドライでもいけそうです。落ち込み、プール、瀬などが程よく入り混じった良い渓相ですが魚の気配がまるで感じられません。3時間ほど釣り上がりましたがカミさんが23センチほどのイワナを1匹かけたのみで私にはアタリすらありませんでした。　義弟は25cm前後のイワナを10匹程釣ってきました。義弟の話では、せせらぎのような流れですが遡っていくと所々に落ち込みがあり30cm前後のイワナが悠々と着いていて、2,3度針がかりしても懲りずに釣れて来るそうです。空中でバレて落ちても再度餌を流すとまた食って来るそうです。今日は大物の姿が無かったそうです。　今日は午後からバーベキューの買出しがあるので昼までの釣りとなりました。　葛巻のワイン、ビール工場で地酒を仕入れてきました。　ちなみに息子は昨夜、実家で飲みすぎたのか2日酔いでダウンし車で寝ていました。

葛巻のワイナリーで試飲中のカミさん		こちらはビール工場です		ビールの試飲中です。

岩手、雫石川支流

志戸前川です		志戸前川のイワナ22cmありました。		やる気マンマンの息子

今日は3連休の後の平日でポイントは選り取りで釣り放題できるのではと胸弾みます。先ずはお盆に来た時、釣り人だらけだった雫石川に来てみました。雫石川でシビアな状況ならば山越えして和賀川へ行こうということで、とりあえず支流はC&Rの葛根田川で竿を出してみました。　所々に河川工事現場がありました。今日は平日なので間違いなく工事が行われるでしょう。釣り始めて30分もしないうちに見る見る間に渓が濁り始めました。アタリが一度だけ有っただけで場所移動する事に。志戸前川へきました。お盆の時には先行者がウジャウジャいたのですが今日は平日なので他に釣り人は居ないのではと思ったのですが・・・居ました。3組ほど竿を出していました。車でいける限界の地点で車を止めそこから釣りあがりました。釣り始めて早速22cmのイワナがヒット。今日も幸先だけは良いようです。しかも釣り上がっているとコンスタントにアタリが続きます。　

今日こそは息子にも釣れそうです。　いかにも美味しそうなポイントを息子に先行させながら釣り上がっていると、どん尻から上がっていたカミさんにも20cmのイワナがヒットしました。
たて続けに両親が釣り上げるのを目のあたりにし、しかも本人にもアタリが続くので俄然やる気マンマンで気合が入ってきました。そしてついに２時間ほどで一匹目をヒットさせさらにたて続けにもう1匹ヒットさせました。その後、何度もかけてはバラシを繰り返し、昼過ぎても止めようとせず一息入れたのは3時近くになってからでした。あ〜疲れた！

志戸前川を釣り上がっています。		夕マヅメに出た志戸前川のヤマメ

一息入れた後、お盆に来たとき夕マヅメに竿を出した堰下へ入ってみました。前回暗くなる寸前に何度か良型と思われるアタリが有ったポイントを釣り上がってみましたが、これといった反応はありませんでした。少し下流に下ると緩やかな瀞場があり、そこで暗くなるにつれライズが出始めやがて嵐のようなライズとなりました。私は最近老眼が一段と進み暗いとフライが良く見えないので、ウェットを流してみました。そしたら一発で23cmのヤマメがかかりその後もガンガンとアタリが続きました。息子とカミさんはドライで攻めてアタリまくっていましたがヒットさせるのは難しいようでたまにカミさんがヒットさせると良型のハヤでした。真っ暗になるまで夢中になって釣り続けました。　
釣りの後、網張温泉の「ゆこたんの森」へ行ったところ臨時休業だったので、もう一っ走りして「国民休暇村岩手」まで行き一風呂あびました。

帰宅

朝7時半過ぎに葛根田川を出発して昼2時前に千葉の自宅にたどり着きました。

釣りの後のお楽しみ定番、温泉

		オアシス館 　日帰り温泉施設 　�пF0197-82-2915 入浴代金　　：大人500円 　風呂のタイプ：露天風呂、貸しきり風呂 　　泉質　　　　：ナトリウム・カルシウム硫酸塩 　　効能　　　　：神経痛、筋肉痛、うちみ、etc.
秋田自動車道錦秋湖SA　オアシス館