2001年度釣行記

8月
台風後の週末、魚の食いが良いのではと思い南房総は千倉、乙浜に行ってきました。

25日(土)〜26日(日)       千葉県 南房総

25日(土) 昼間、千倉港でルアー、夜、乙浜港でクロダイ狙い。
26日(日) 早朝より乙浜港でアジと青物狙い。  

25日(土)

千倉港

台風通過後の週末、魚の食いが良いのではと思い出かけて来ましたが、皆さん同様の考えのようで大勢の釣り人が押しかけてきていました。海水浴場は海の家も店じまいのところが多く、泳いでいる人もまばらですが堤防や磯は釣り人で賑わっていました。

先ずは白子港でルアーを投げてみました。 昨年、白子港にはカマスやメッキの群れが入っていてルアーで楽しい釣りが出来ましたが今日はルアーを追いかけてくる魚影は有りませんでした。 チョッと気が早かったようです。 他にも気の早いルアーマンが一人いましたが彼の話でも同様に魚影がまるで無いとのことでした。先日、布良港では小カンパチが数釣れたそうです。

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千倉港でルアーをなげてみました。

隣の港千倉港へやってきました。日差しがきついので夕マヅメまで日陰で一休みと思ったのですが、やはりじっとしてられません気が付いたらルアーを投げていました。船泊まりの隙間を適当に投げているといきなりドカンときました。初めのうちは姿が見えななかったのでスズキかマゴチかといろいろ期待しましたがやっとの事で浮かせたら40cmオバーのボラでした。 ボラは外道扱いされますが引き味はなかなか良いものがあります。 よくフライで遊んだりします。

夕マヅメに、以前台風後に大アジが入れ食いになった事があるポイントに行ったところ先客が入っていました。 さらに別なポイントに行ったところ入り口に大きなコンクリートのブロックが置いてあり、完全に車の進入禁止になっていました。 ここは小さく静かな漁港ですが、魚影が濃くクロダイ、ヒラメ、大アジ、などいろいろ釣れる私のお気に入り釣り場でしたが、釣りブームとともにマナーの悪い釣り人が押しかけてきて、ゴミを撒き散らしたり、生簀のアワビなどを盗ったりして最近問題になっていました。 私は20年近く通っていて、磯の監視員の方とも顔見知りで釣りの情報などいろいろ教えて貰ったりしていました。 目に余る釣り人のマナーの悪さに出入り口の閉鎖もありうると監視員の方が話していましたが、ついに実行されてしまいました。ういったふうに車が締め出しになった港や砂浜が徐々に増えつつあり、釣り人の片身が段々狭くなってきています。何事も強制されなければ、出来ない人達がいて困ったものです。

夕マヅメから乙浜の堤防で私がクロダイ、カミさんがアジ狙いで釣り始めましたが、かかってくるのはボラ、やゴンズイなどで狙いのクロダイやアジは全く反応がありませんでした。 港の出入り口の先端で昼間竿を出した人の話ではルアーでヒラソーダが一匹釣れたそうな、また近くの白間津の磯で石物を上げた釣り人は朝のうち磯ではカンパチかシマアジと思われるナブラが盛んにたったと話していました。 夜9時過ぎまででこれといった釣果が無いまま終了としました。


26日

乙浜港

otohama aiko
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早朝より乙浜港の外海側テトラで釣り開始。コマセを撒くと15cm前後のアジが黒山のように集まってきました。カミさん、今夜のおかずは頂きとばかりに張り切って竿を出しました。 しかし海での餌釣りに慣れていないのでアタリがあってもアワセが今ひとつの上、針がクロダイ用なので掛かりが悪く苦労していました。釣りベストに一通りの仕掛を入れているのですが、なぜか小物用の針が抜けていたのです。アジつり用のサビキ仕掛で攻めれば軽く100匹は釣れるのでしょうが。私は青物をルアーで攻めることにして、ナブラがたつまでカミさんのコマセ係りを担当しました。 コマセと仕掛を同調させると面白いようにアジがかかってきます。サビキ釣りが効率がいいのでしょうが、一本釣りもなかなか面白いものです。型が小さくてもはまってしまいます。いつまでもナブラが起きないので暇つぶしにジグなどを投げてみましたがなんの反応もありませんでした。今日は青物はお留守のようです。午前9時過ぎまで頑張ってみましたが、カミさんがアジやメジナ、ボラなどを大量に釣ったのみでした。