あさみ様からのいただき物
 
 三度頂いたぞ、GIFアニメ!!「パチパチ、ニヤリ・デイヴィッド」!

 幸せ物の私は、あさみさんから三度、GIFアニメを頂きました!
 しかもカラーで!
新三種の神器を手に入れたかつての日本人のような有頂天になっております!

 今回は、あさみさん名づけてずばり、“David”であります!
 セグゼスター伯爵の六男サー・デイヴィッド・ギブスン君が、こっちを見ていたかと思うと、ややや、おメメをパチし始めたではありませんか!そして何かに気を引かれて注目し、…最後にニヤリ!

 あさみさーん!デイヴィッドが格好良いではありませんかー!(悪いか!)
 デイヴィッドは基本的に仏頂面のことが多いのですが、たまに笑うとこういう顔なのかな〜と、しみじみ思いました。

Gifts   Foolscapへのいただき物

  ハル & デイヴィッド  
いただき物トップへ ハル&デイヴィッド トップへ

 さて、実際デイヴィッドは何に向かってこのような、表情を見せているのでしょうか?!
 あさみさん曰く、このアニメはハルの視点だそうです。
 と、言われて困る私。デイヴィッドがハルに向かって、こういう顔をしているシチュエーションが、浮かばなかったのです。もしかして、デイヴィッドはコンタクト・レンズ使用者で、ずれを直しているのかなぁと…。さて、どうなのでしょうと思っていると、あさみさんから一つの例が。

シチュエーション1.あさみさん説編

 ハルがあれやこれやと、デイヴィッドに話しかけている。デイヴィッドは無表情ながら、瞬きだけしている。それをハルの背後で見ていた弟のジョン。すかさずデイヴィッドと兄上の間に入れてもらおうと、「あにうえ〜」と走ってきたが、こけた。ここでデイヴィッドが笑う。もしくは、やってきたジョンがアヒルちゃんのローブ(?)を着込んでいた。

 なるほど!これは良いですね。デイヴィッドの王子を王子とも思わない、この失礼加減が良いです。この調子で展開すれば良いのですね。それでは、私も幾つか考えましょう。

シチュエーション2.クソ親父編
 例によって「お前はどうしてなんだ!」と喚くセグゼスター伯爵。それに向かい合っているデイヴィッドは瞬きだけで、無表情。しかし伯爵の背後で孫たち(デイヴィッドの甥たち)が甲冑を分解して遊んでいます。そのうち、孫が甲冑のヘルメットを放り投げ、見事伯爵のが後頭部に命中。当然ぶっ倒れ、六男は不謹慎にもニヤリ。(後で甥にお菓子をあげるデイヴィッドであった。)

シチュエーション3.腹黒司教編
 今後の対仏外交について、「慎重路線」で行こうと、デイヴィッドに確認するウィンチェスター司教。デイヴィッドは真面目に聞いています。ところが、そこに司教の密偵が駆け込んできて報告。「閣下!皇太子殿下がフランスからの特使にいきなり、エールを樽ごとぶっかけてしまいました!」青くなるウィンチェスター司教。笑うデイヴィッド。

シチュエーション4.ホワイト・ウィージル編
 いかに自分が立派な騎士であるかを、デイヴィッドに力説するフォールスタッフ。デイヴィッドはあきれながら聴いています。すると老人の背後で、マライアが酒代滞納を攻め立てます。愚かにも「うるさい!」と言い返してしまったフォールスタッフの巨体を、マライアがヒョイと持ち上げると、見事に道路わきの排水溝に放り込んでしまったのでした。

シチュエーション5.ダルシーの女子相続人編
 …うーむ、タイトルは書いたものの、具体的には浮かばず。降参。ご想像にお任せします。


 デイヴィッドはあまり笑わないという事を思い返すと、その点がモデルのジョージ・ハリスンとは違いますね。ジョージは凄く真面目で哲学的,思索的な所もあるけど、とてもユーモアが好きでいつも笑っているんです。友人のほとんどがそれを言います。
 デイヴィッドの仏頂面はジョージというより、ボブ・ディランの方が近いと思います(ジョージとディランも大親友同士)。ディランってほとんど、ぶす〜っとした顔で目つきも悪いのですが、ライブの時とかは意外と笑っています。ジョージ曰くユーモアもあって楽しい人…だそうですが、やはり割合としては「仏頂面率」の方が高いですね。
 そう考えると、実はハルもジョージに近い人かもしれません。見た目は違うけど、ニコニコして楽しそう、でも色々深く考えて人に伝えない部分もあったりして。ある意味ミステリアスと表現できるかも知れませんね。

 あさみさんからのいつもの如く素敵な贈り物を拝見して、そんなことも考えました。
 あさみさん、ありがとうございました!これからも楽しい小説を頑張って書きますね!今後ともよろしくお願いします。

No reproduction or republication without permission.無許可転載・再利用禁止
Copyright(c)2003-2006 Kei Yamakawa All Rights Reserved.