あさみ様からのいただき物
 
 Foolscap復活のお祝い ご機嫌殿下と、突っ込みキング!

 謎の異音と共に故障した我がPC。メーカーに送っての修理のち、手元に戻ってFoolscap更新が復活したのは、一ヵ月後の事でした。

 復帰して最初にアップしたのが、ハル&デイヴィッドの「モンマスの祝宴」第八章でした。
 これを読んだあさみさんが、これまた素敵なイラストを描いてくださいました!Foolscap復活のお祝いのお言葉と共に、登場いたしますは、ご機嫌殿下と、突っ込みキングであります!

 本文で、敵に囲まれ絶体絶命に陥ったハルとデイヴィッド。その場面を読んだ殿下は、元婚約者が一瞬「身代わり」を考えたことにご満悦のようです。そりゃ、悪い気はしませんよね。
 しかし、その背後に佇む突っ込みキング!「身代わり案」は一瞬にして却下されたことを強調しております!仏頂面ではありますが、彼なりにマズイと思ったのでしょうか?!

 それにしても、皇太子殿下。取り立てるってどうするつもりでしょうね?!皇太子妃にしてやるというのは、19年前に却下されていますよ。

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 「身代わり」ってどうなのでしょうか?よく出てくるネタではありますね。Aの命を助けるために、Bが身代わりになるというネタ。
 そのシチュエーションとしては銃弾や刃物から盾となって守るとか、「殺すべきはB」という誤った情報をBが故意に流すとか、毒と知っていながら代わりに飲むとか、「全員退艦!私は艦と運命を共にする!」とか…。
 身代わりになったBも一命をとりとめ、二人の絆が深まるというのもありますし、Bは死んでしまってAはBの志を胸に前へ進む.…という展開が続くわけです。

 確かに泣けるし、劇的な効果があるし、生き残った人物の行動の理由付けとしても有効。
 ただ、私が自分の描く登場人物にやらせるかと言うと ― デイヴィッドのように一瞬考えはしても結局 ― そうはならないような気がします。多分、それが出来るキャラが居ないからでしょうね。
 ただ、意識的に「自己犠牲」をやる人は居ないにしても、結果的にそうなってしまう人は…居るかもしれません。脳天から美男の下痢虚弱児が降ってきて、下敷きになる人とか。でも、結局は大した怪我もしないですみそうです。
 結局、あまりシリアスなものは書けないという事でしょうか?私の気分がかわれば、またこの状況に変化もあるかも知れませんね。

 このイラストを拝見して、そんな事も考えました。
 あさみさん、Foolscap復活にお祝いのお言葉と、素敵なイラスト、ありがとうございました。いつもいつも表現しきれないような感謝の気持ちで一杯です。

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