中島みゆきアルバム感想

★★★ 好き。何度もリピートして聴くことも。
★★ まあ好き。普通に聴く。
どうでもいい。場合によっては早送り。
好き嫌いだけで判断してます。作品の優劣つけるなんておこがましい真似はできません。

36.5℃

2001.10.30
 14枚目のアルバム。甲斐よしひろと中島みゆきの共同プロデュースで、アレンジに椎名和夫をはじめ後藤次利、久石譲などが参加してるので、曲調が一本調子になってないから楽しめるのよ。
 一番好きなアルバムってなかなか決められないんだけど、これは確実にその候補の一つ。

1. あたいの夏休み

★★★
 後藤次利 (アレンジも担当) のバキバキのベースが印象的な曲。こういうえげつないベースって弾けないから、憧れるのよね。
 シングルとしてはあんまり売れなかった曲だけど、好きだわ。これ。

2. 最悪

★★★
 久石譲のアレンジによる、8ビートのロックナンバー。
 (つか、宮崎駿アニメだけじゃなくて、こういう仕事もしてたのね、久石譲)
 ドラムとベースは打ち込みだけど、北島健二 (Fence Of Defence とか Pearlに在籍してた凄腕ギタリスト) がギターを演ってるので、ほんとにロックっぽくなってるの。大好きな曲の一つ。
 ただ、やっぱりドラムとベースは生で演ってほしかったわ。
 その点ではライブアルバム「歌暦」収録バージョンの方がいいんだけど、こっちはこっちでギターがなんか引っ込んだ感じでちょっとね。

3. F.O.

★★★
 いちおう自分がベース弾くこともあって基本的にはシンセベースって嫌いなんだけど、こういうシンセベースだったら割と好きなのよ。
 で、歌メロやアレンジも好き、それに加えて歌詞に激しく共感を覚えるわ。

4. 毒をんな

★★★
 タイトルからして素敵すぎ。
 これも北島健二のギターがかっこいいのよ。
 そして歌詞。
 「助けてくださいと レースペーパーに 1000回 血で書いた手紙
 なんて、笑っちゃうくらい素敵。つか、ほんとにそんな手紙が届いたらすごい恐怖だとは思うが。

5. シーサイド・コーポラス

★★
 本人のアコースティックギターとヴォーカルだけの、短いあっさりした曲。
 毒々しい前の曲と、激しい次の曲の間の息抜きはちょうどいいわね。

6. やまねこ

★★★
 ロックな中島みゆき全開。
 歴代シングル曲の中でも、一番好きかもしれないわ、これ。
 杉本和世 (みゆきのバックコーラス常連) と EVE (日テレの夜もヒッパレとかにたまに出演してる、沖縄出身の三姉妹コーラストリオ・・・だと思う。多分) のコーラスもいい感じなのよ。
 歌詞も、やさぐれてて好き。

7. HALF

★★★
 どバラード。
 これも、最近の声で再録音して欲しいわね。最後はきっちりと咆哮で。

8. 見返り美人

★★★
 イントロのピアノが、ヒステリックな感じで素敵。
 シングルバージョンでは、曲中で「いぇーぃ」ってシャウトしてたのよね。初めて聴いたときは何が起きたのかと思ったわ。
 こっちのアルバムバージョンではシャウトなし。ちょっと物足りないわ。

9. 白鳥の歌が聴こえる

★★
 これも久石譲のアレンジだったりするのよね。
 エンディングにふさわしく、他の曲よりはややおとなしめ。
 大好きとは言えないけど、別に途中で止めたりしないで最後まで聴くわよ。


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