20代も後半になると、そろそろお肌の曲がり角。肌のハリも消えてきて、目尻には小皺がちらほらと、じゃなくて、あ、いや、お肌の曲がり角は事実なんだけど、ここでは結婚の話をするつもりだったんだわ。
そう、20代後半は「結婚」のプレッシャーがかかってくるお年頃。ノンケの友達や同僚は次々と結婚していき、親戚や親からは、そろそろどうかと尋ねられ、おせっかいな叔母さんなんかいようものなら、お見合いの話もちらほらと舞い込むお年頃。 最近は独身のノンケ30男も増えてきたので、実は結婚のプレッシャーって昔ほどは重くないのかもしれないけど、それでも皆無ってわけじゃないからねぇ。
カミングアウトしてるゲイだったら問題ないのかもしれないけど、そうじゃなといろいろと大変よねぇ。ノンケの友達とか、たまにしか会わない親戚とかだったらそんなに気にならないかもしれないけど、困るのは親なのよ、親。親への対処なのよ。
考えてみりゃ、両親って、一番関係の深いノンケじゃない?
いや、実はお父さんもホモで今の結婚は偽装で、隠してたんだけどふとしたことでそれが息子にばれて、息子がフケ専だったりしてそのまま目くるめく近親相姦同性愛へ・・・なんてことはまず起こり得ないから安心して。海外のサイトでは、GAY-INCESTとかいって、そういうエロ小説を大量に集めてるところもあるけど、なんか今見たらリンクはるのはトップページだけにしろとか書いてあったんで、興味があったら探してみてね。
・・・また話がそれたわ。とにかく、両親ってのは一般的にノンケよね。特に大恋愛の末の結婚で今でも仲の良い夫婦だったりしたら、もう大変よぉ。結婚したら一人前とか、結婚イコール幸せみたいな思い込みに凝り固まってるからねぇ。
それでもって息子が30の大台に近づくor乗っちゃったりしようもんなら、結婚しろ結婚しろって五月蝿いったらありゃしないわよ。これで親と同居だったりしたらもうノイローゼものよね。一人暮らしだったら、普段顔を合わせない分まだマシかもしれないけど、そういう場合は得てして親は地方在住ってパターンじゃない?地方って、いい年した大人が結婚しないなんて、どこか異常があるに違いないくらいまで思い込んでる場合が多いから、これはこれでまた大変なのよね。
周囲を見てると、こういうときの解決策は3パターンにわかれます。
- 親にカミングアウトする
- のらりくらりと攻撃をかわして、親が諦めるのを待つ
- 女と結婚してしまう
だいたいこんな感じね。
親にカミングアウトってのが、後々のことを考えると一番いいような気もするんだけど、なかなか難しいと思うのよね現実には。
親が諦めるのを待つってのが多数派でしょう。親を欺くようで気が咎めるって人もいるかもしれないけど、ずっと欺き続けるのなら、それはそれで一つの選択肢よね。良し悪しはともかく。
女と結婚しちゃうってのは、バイセクシャルで女もいけるって人ならいいかもしれないけど、ゲイにとっては辛いわよね。
自分がゲイであることを結婚相手が知っていて、それでもよいという前提で結婚するとか、レズビアンとの偽装結婚とか、とにかく相手が納得して結婚するのならまだいいかもしれないけど、一般的には、ゲイであることを隠して結婚するわけじゃない?それって、本人も不幸だし、相手も可哀想だと思うのよね。騙されてるわけでしょ結局は。だいたい、ゲイが女を本気で好きになれるわけないじゃない。女を愛せるのならゲイじゃないわよ。
とはいえ、これは結婚してない私の思い込みでしかないので、ここは一つ、結婚暦のあるゲイの方のご意見も伺ってみたいものです。これ読んでる既婚のゲイの方のご意見、反論等のメールをお待ちしております。