というわけでキンキー・ブーツの感想を。
倒産寸前の靴工場が、ドラァグクイーン向けの変態ブーツを作って復活するという、実話をもとにしたプロジェクトXみたいな映画なの。
っていうか、端役で出てくるニック・フロスト (「ショーン・オブ・ザ・デッド」にも出てたイギリスのコメディアン。ガチデブ☆) が可愛くて、それ目当てで行ったと言っても過言ではないわ☆
映画としても面白かったけど、ちょっと不満というか違和感もあったわね。
ドラァグクイーン役のローラ。
なんていうかドラァグにしては、インパクト足りないっていうか。
地味。
メイクも衣装も、ドラァグの無駄に豪華な感じに欠けてた気がするのよね。
あと、セリフで女装 (服装倒錯) とドラァグクイーンは別だと言っておきながら、日常的に女装してる点もどうかと。
ドラァグって、女性美という枠を突き抜けた過剰な感じが大切だと思うのですが、ローラのやってることって、女性美の枠の中でキレイになろうと頑張ってるような感じなのよ。
だから、ドラァグクイーンとしてのショウが、単なる女装コミック歌謡ショーに見えちゃったわ。
ま、こんなこと考えちゃうのも、「プリシラ」や初期の Upper Campに変な洗脳を受けたせいかも。
この映画のテーマはあくまで「靴工場の再生」なので「ドラァグクイーン」にあまり拘らないほうが良いかもね。
とにかく、ニック・フロストが可愛いのでオススメ☆ (着地点はそこか)
映画「キンキー・ブーツ」を見ようと、15:00頃にのんびりと映画館に向かったら。
「次の回は完売、19:15の回なら入れる」
だと。土曜に TV番組「王様のブランチ」で取り上げられちゃった影響かしら。
で、19:15から見ることにしたんだけど、時間が余るのよね。
「仕方ない、始まるまで時間つぶしに映画でも見よう」
と、何かが間違ってるような気がしながらも他の映画館へ移動。
そしてMAXX!!! 鳥人死闘篇を鑑賞。
「トムヤンクン」とか「アルティメット」と同じ路線の、ガチンコ・アクションが売りのB級映画よ。
ストーリーは、単にアクションを見せることだけが目的なので気にしちゃいけないわ。
日本人ヤクザが敵役で出るんだけど、この手の映画のお約束として間違ったニッポンが炸裂。
ヤクザの刺青がトライバル・タトゥーだったり、プールサイドにはなぜか鎧兜が置いてあったり、落とし前として小指を詰めたり、挙句の果てに日本刀で切腹しちゃったり。
いまどき「フジヤマ・ゲイシャ・ハラキリ」でもなかろうに。
まあ、そんなことは気にせずに、どこかがおかしい人達の超人的なアクションを堪能するのがこの映画の楽しみ方ね。
長くなったので、キンキー・ブーツの感想は翌日分で。
特に見たいレイトショーもなかったので、夜は飲みに。
っていうか、某特殊バーの、とあるイベントだったのよ。
でもなんだか、メンツもノリも今ひとつ・・・
お前らこういう店のこの手のイベントに来てるんだから、お高くとまってないでもっと××× (公序良俗的にアレなので伏字☆) と思ってはみたものの、メンツ的には自分も別にどうでも良く。
相方も仕事で疲れてるようだったので、早めに退散したわ。
財布落としたわ。
と言っても落としたのは小銭入れ。
なので実害は 300円ちょっと。
札とカード類を入れてる札入れは無事だったわ。
こっちを落としてたら大パニックだったところだけどね。
札と小銭を分けていたからこの程度の被害で済んだ、と思うと、まあ少しは気も楽よ。
一緒にしてたらそもそも落とさなかったのではなどとは考えない方向で。
和装で坊主な千葉真一×倉田保昭が見れるという、一部マニアの方にはたまらない作品。
眼 福 ☆
つーかこの2人、合わせて125歳とは思えないほど強烈なアクションを披露してくれるのよ。
5年後にはもう撮れなわよねー、こんな映像。
あと冒頭の、若手俳優の長回しアクションも凄かったわ。
その他のシーンは、B級オバカ映画を通り越して、C級ダメ映画と言っても差し支えないレベルの出来かと。やっぱり予算的にどうしても厳しいのね、きっと。
まあ、メインは千葉真一×倉田保昭だから、他はどうでもいいわ。
というわけで、和装の坊主オヤジが好き、とか、千葉真一×倉田保昭が愛しくてたまらない、みたいな偏ったマニアの方以外にはオススメできません☆
レイトショーでスーパーマン・リターンズを鑑賞。
見に行く前に、友人宅のホームパーティーで蟹を貪り喰って満腹だったため、最初の方ちょっとだけ居眠りしたけどね。
ストーリーの理解には影響なかったからまあいいや。
で、感想ね。
悪くはないけど良くもない。
以上。
だってさあ、初代スーパーマンには別に思い入れないし、主演のブランドン・ラウスは全然タイプじゃないし。
だいたい、眼鏡の有無しか違わないのに、誰もクラーク・ケントとスーパーマンが同一人物だと疑わないというお約束の世界が、どうしても納得いかないのよ。
まあ、そんな風に邪推しないで楽しめばいいんでしょうけど。
(公式設定によると、目から何か光線を出して周囲を洗脳してるらしい。何よそれ)
それより、レックス・ルーサー役のケビン・スペイシーとか、ルーサーの部下でピアノに潰されちゃうスキンヘッドのオッサンとかがイケたわ☆
坊主フェチ (もしくはハゲ専) が重症化しているみたい。どうしよう。
有休。
たぶんレインボー祭りの翌日は出社する気になどなるわけない、と予想してたので、事前に申請しておいたのよ。
決して、当日の朝に「風邪ひきました」とか電話したわけじゃないわよ。
でも冷静に考えたら、世間は割とお盆休みな感じだったので、今ひとつ平日に休んだって実感がなかったわ。ちょっと損した気分。
夕方から新宿二丁目のレインボー祭りへ。
土曜はパレード見物、日曜は祭りと、なんだか
「首都圏在住で二丁目で遊んでるオキャマ」
の典型的な行動だったわ。
もっと言うと、先週は大竹海岸も行ってるし。
今時そんなのもどうよ、って意見もあるとは思うけど、別に流行り廃りでゲイやってるわけじゃないんだから、本人が楽しめればそれでいいのよ。
パレードでも祭りでも、普段あまり会う機会のない友達や昔の知り合いに会えて楽しかったわ。
レインボー祭りは、暑いし人込みもすごいし決して快適な空間ではないけれど、これだけ多くのゲイが集まって、みんな楽しそうに過ごしてるということが実感できるので、好きなのよ。
毎年、歩きもしないのにパレード見物に行くのも同じ動機かな。
こんなこと思うのも、20代前半までゲイとして楽しい思いをほとんどしてこなかった反動かも。
で、こういう話を若い子に (って言い方も嫌だけど本人が30代半ばなんだから仕方ない) しても、あまり共感してもらえないのは、やはりジェネレーションギャップかしらねぇ。
祭りの後、呑みに行ったのは一軒だけだったけど、偶然にも昔の知り合いに再会して盛り上がったので、明け方近くまでさんざん遊んでから帰宅☆
東京レズビアン&ゲイパレード2006を沿道から見物。
まあ、「参加」って書きたいところではあるけど、朝っぱらから行列に並んで、エントリーして歩くなんて根性はないのよ。
で、例年通り沿道から見物しようと、午後2時頃に原宿駅に着いたところ。
ものすごい雷雨。
そのまま帰ろうかと思ったわよ。
でもせっかく来たんだしと思って、同じく見物に行くと言ってた友達とメールながら 30分ほど雨宿りしてたら、なんとか雨も小降りになったので会場へ。
その後は大きく天候が崩れることもなくて良かったわ。
会場でも沿道でも、けっこう知り合いに会えたりして。
やっぱりこういうイベントっていいわよね。
スタッフさん達の苦労は並大抵ではないと思うけど、ずっと続いていくといいなぁ。
夜は、大混雑の二丁目に飲みに出て、久々に3軒ほどハシゴ。
帰宅したのは明け方だったわ。
日焼けで死にそう・・・。
SPF50の日焼け止めは塗ってたけどね。
でも塗った直後に海中で遊ぶという初歩的な過ちを犯してしまい。台無し。(ばか)
っていうか、色黒野郎になりたかったんだよう。
お肌の曲がり角なんか太古の昔に過ぎてるんだから、日焼けなんて肌年齢的には自殺行為だとは分かっていたけど。
それでも、色黒野郎になりたかったんだよう。
以上、心の叫び終了。
そんなわけで触ると痛いし、服を着るだけで痛いし、出勤するときなんか直射日光に当たるだけで痛かったわよ。
で。
仕事帰り、いつものように足裏のイボ治療のため皮膚科にいったところ。
お肌の薬も処方してもらえたわ。
考えてみたら、肌のトラブルは皮膚科が専門ですものね。
でも処方された薬ってのが、ステロイド系の軟膏。
医療については素人なので、「ステロイド」という単語だけでなんとなく怯えちゃうわ。
とりあえず風呂に入ってから塗ったけどね。
急遽、友達から誘いがあったので、大竹海岸に行ったの。
風邪でダウンした相方を放置して。(鬼)
朝 6:00に、眠さで死にそうになりながら新宿に出て、5人で車2台に分乗して茨城へ。
大竹への道は誰も詳しく知らないという逆境にも負けず、9:30にはなんとか現地に到着したわ。
そしたら。
関東圏のオキャマは大竹に集まれ、という勅令でも出たのかと思うくらい、海岸はイカホモで溢れかえってたの。(誇大表現)
つか、9:30の時点では、200人弱くらいに見えたんだけど、10:00を過ぎるあたりから、新宿から貸切バスで来た団体様 (しかも複数) が到着して、総勢 4〜500人のイカホモが大竹海岸に。
いろいろ知り合いにも会えて楽しかったわ。
で、ここって遊泳禁止区域らしいのよね。ライフセーバーなんていないし。
まあ、だからオキャマばっかり集まるんだけど。
そんな海で、けっこう荒い波と戯れてみたり、砂浜でのんびりしたり、遊歩道を散策したり (ぇ?) して存分に楽しんできたわ。
あ、ちなみに遊歩道は、さすがにこの人出なので何もなかったけどね。
せいぜい、ティッシュの残骸とか使用済みコンドームを発見した程度よ☆
・・・そして、肌は日焼けでボロボロに。
昼飯にカレーを食べたら。
着ていたワイシャツの胸にカレーの染みが!
そんなに大きな染みにならなかったのは救いだけど。
それにしても、白いシャツの胸にカレーの染みをつけてる35歳独身男。
哀れ過ぎるわ。
そして恥ずかし過ぎるわ・・・。
午後中、ずっと染みのついたワイシャツを着たままで過ごさなきゃいけなくて、もう居心地悪いったらありゃしない。冬だったら上着で隠せたんだけどねぇ。