2003.03.07 Fri 一日目
起きたら、雨。しかも割と大雨な感じで。
たもつさんから「仙台は大雪です」なんてメールも届いてたわ。何てことかしら。
ま、嘆いても雨が止むわけではないので、新幹線で仙台へ。
雪は雨に変わってたわ。
駅からホテルまではアーケードを通って行けたから助かったけどね。
たもつさんと合流して、まずは松島産のかき鍋で夕飯。
そして K2、カノンとバー巡り。
しかし金曜の夜だというのに、本降りの雨に加えて風も強かったので、お客さんの入りはイマイチだったわ。無念。
2003.03.08 Sat 二日目
どんよりと曇ってたけど、なんとか雨は止んだので良しとしましょう。
たもつさんにホテルまで車で迎えに来てもらって、まずは牛タン専門店でランチ。
地元でも有名店らしくて、美味でしたわ。
そして食後は、松島までドライブ。
曇ってたせいで、海の色がどんよりしたのがちょっと残念だったけど、日本三景のうちの一つが見られて良かったわ。
たもつさんの運転も、ご本人の日記で謙遜して書かれてた割には、そんな大変なこともなく。
急ブレーキが一回と、黄色いセンターラインをちょっと割って走ったのが一回と、
「ねーさん・・・センターライン越えてない?」
「あらそう?気をつけなきゃ」
なんて会話の後に、縁石に乗り上げんばかりにギリギリに走ってたくらいかしらね。
さすがに縁石に乗り上げてもそうそう死なないけど、黄色いセンターラインはちょっとアレだったので、「縁石」という単語は口にできなかったわ。
仙台市内に戻って、何のために作ったか不明な巨大観音像を見物したりした後、夜遊びにそなえて車を戻しに、たもつ御殿の駐車場へ。
夕飯まで少し間があるので、たもつさんの部屋にちょっとお邪魔しましょう、というまさにそのタイミングで、たもつさんのケータイに不穏な着信。
どうやら職場からの模様で。
電話を切った後のたもつさんは、それまでのオキャマの顔立ちから一変して、ビジネスマンのソレに大変貌。なんだか女体の神秘っていうか。(言わない)
どうも、かなり深刻なアクシデントが発生したらしく、急遽、たもつさんは出社することに。
「ちょっと、仕事とアタシどっちが大事なの!?」
などと、ベタなボケをかませるような雰囲気では全くなくて。
一緒に地下鉄の駅まで行き、私はホテル近くの繁華街へ、たもつさんは職場へと向かったわ。
夕飯には、じーこさんとにっきーさんが合流ことになっていたので、待ち合わせの時間まで仙台の街を徘徊してみたわ。もうちょっと時間に余裕があったら、ヤリ部屋にでも行って時間潰しできたんだけど、さすがにそこまでの余裕はなかったわね。
そして 5:30pmに、お二人と合流して、焼肉食べ放題へ。
食べ放題を愛する (そんなものよりもっと違うものを愛したい) 私のために、たもつさんが事前リサーチしといて下さってたのよ。ご本人がいないのが寂しかったけど、仕事じゃ無理よね。
じーこさんとは、それまでにメールのやりとりはしてたけど、お会いするのは初めて。にっきーさんは、たもつさんのサイトのリンク先ってことを知ってた程度だったけど、オキャマでは希少なハードロック好きということで、いろいろ話せて良かったわ。
食後は二丁目 (仙台の飲み屋街も国分町二丁目なの) に移動して、バリアフリーというお店へ。
店名からして、電動車椅子に乗った素敵なパパ (余命数年) みたいなお客さんばかりだったらどうしよう、という一抹の不安を抱いたけど、別にフケ専のお店ではなく、ノンジャンルでいろんな人が来るというお店だったわ。
早い時間から行ったので最初はお客さんも少なかったけど、土曜日だけあってすぐにお店は満員に。カウンターに座ってた私たちもボックス席へと移動。
んで、ボックス席からカウンターの方を見たら、なんか、どっかで見たことのあるような若い子が座ってたのよ。はて、誰かしら、と思ったら。
とおる様 (元UCG0026)でした。
若い子、っていうの撤回。
いや、ほら、私よりもン歳も年上の兄貴に、「若い子」ってのは失礼でしょ。
相変わらず、化け物っぷりにも磨きがかかって 実年齢を聞いたら、からかわれているのでは?と疑っちゃうような若さは健在でしたわ。素敵すぎ。
嬉しくて、カウンター席まで出張して、長話させてもらっちゃったわ。
それにしても、ほんと、数年前にUC-GALOPのオフ会で会ってた頃と変わりない若さで、羨ましいわ>とおる様。
それに比べて私ってば・・・と冷静に考え始めると、生きていく気力が減退してくるので思考停止。
(しかし UC-GALOP時代のIDを探し出せてしまうという、私の物持ちの良さってのも恐いものがあるわね。
単にファイルの整理ができてないとも言うが。)
あと、噂は聞いていた、Ah!Key嬢のカラオケに眩暈。
風邪ひいて不調っていう状態でこれなんだから、フルパワーのときはいったいどんな事態になるのかしら。なんつーか、すごいわ。
結局、ずっとバリアフリーにいて、深夜にホテルに戻ったわ。
2003.03.09 Sun 三日目
えーと。この日の昼間って何してたんだっけ。
市内を適当に見て回ってたような気がするわ。
メインは夜。
金曜、土曜とバー巡りで接待していただいて、それはとても楽しかったんだけど、やっぱりバーって、ほら、一人で行く楽しみってのもあるじゃない?
なので、期待に胸と下半身を膨らませて (期待過剰とか言うな) 、夜の街へ。
まず一軒目。K2。
私の他にお客さんは 3名。そして、そのうちの一人が、けっこう私のストライクゾーンに豪速球で飛び込んできて。いやん、今夜はステキな夜になるかしら? と、滅多に使わない脳みそフル回転で戦略を練っていたのよ。
でも、会話に乱入するきっかけを掴むべく、彼らの言葉に耳を傾けていたら、どうやらその可愛い子ってば、隣に座ってる、アタシ的にはものすごくどうでもいい男とツガイになっていやがるようで。
他人のモノだと分かると途端に興味を無くす私なので、もうそれが分かった瞬間には次にどの店へ行こうかと検討に入ったわ。
んで、とっととK2を出て、行ってみました。カノン。
そしたら。
定休日でやがんの。
まあ、仕方ないわよね。日曜だもの。
そしてバリアフリー。
昨夜の喧騒はどこへ?って感じで、なんかとってもまったりした雰囲気。
そうよね冷静に考えたら日曜の夜。
月曜日から仕事、という大部分の人は、飲みになんて出ないわよね。
私だって、今まで日曜に飲みに出たことなんて皆無に等しいもの。
まあ、そうは言っても仙台の全てのオキャマが月曜から仕事ってわけじゃなかろうし、日曜に飲みに出る物好き (っていうか酒好き) もいるだろうと、気を取り直して次の店、G's BARへ。
しかし、お客さんもいるにはいたんだけど、でもその内訳ってば、あんまりタイプってわけでもないオトコ二人と、ノンケ女が一人。
そうなのねゲイオンリーのバーじゃなかったのね・・・。
でもまあ、スタッフの兄貴が可愛い熊系だったので、しばし歓談。
そういうタイプが好みだったら、最近できたいい店があると紹介されて、もうけっこう遅い時間だったけど、行ってみることにしたわ。
というわけで、GAMBA。
マスターは、いわゆる短髪がちむちのイカニモ系。客層もたぶん、そんな感じ。
だがしかし、やっぱり日曜の夜、それもかなり深い時間なので、お客さんはほとんどいなかったわ。
もう少し早く来れば、日曜の割にはけっこう多くいたと聞かされて悔しさ倍増。
しばらく居座ってみたんだけど、タイプの客は来ないし、それどころか、ちょっと私が苦手なタイプの (つか嫌いなタイプの)、 強引なキャラのお客さんが来ちゃったりして。
翌日のチェックアウトの時間も気になったので、その時点でホテルに帰還したわ。
こうして、私の仙台ソロデビューは、思いっきり空振りに終わったのでした。
合掌。
2003.03.10 Mon 四日目
ホテルをチェックアウトして、昼食に飽きもせず牛タンを食べてから帰京。
特に旅行記に書くようなこともなく、淡々とした一日だったわ。
つーわけで、ちょっぴり不発気味に終わった仙台三泊四日でした。
次回は絶対に GAMBAでリベンジしてやるわ。(何を?)