Fve Ver5.4 (Editor for "Mac OS X"/Unix/Windows)Tcl/Tk_script
(File Viewer Editor_Version Fve 5.4)


* Fve Multi-platform(Macintosh(Aqua),Windows,Unix) 日本語 Version

**注. 
	Tcl/Tk のカレントバージョンは、8.5.9 となり、8.4 は 8.4.19 で終了しました。
	しかし、バージョン 8.5 には、以下のような不具合があります。
	Fve の”ショートカットキーの割り当ての変更”項目のための、cmdata.tcl という
	全14行の、1行が1911文字の行を含む(array 配列データ)ファイルを読み
	込むと、表示画面のスクロールが異常に遅くなります。 バージョン 8.4 では、
	上下矢印キーを一回押すと一行、つまり1911文字ぶん移動しますが、8.5 では、
	表示画面の一行ぶん、たとえば100文字ぶんの移動になるように、仕様が変更
	されました。一行が通常の短い場合は、正常にスクロールされます。これが、バグ
	なのか、仕様なのかはよくわかりません。


 このプログラムは X WINDOWS,Mac OS X,Windows用のテキストエディタで、GPLにもとずくフリーソフトウェアです。

 このプログラムを使うには Tcl/Tk(8.6,8.5,8.4)がインストールされている必要があります。Mac OS X用 Tcl/Tk8.6,8.5,8.4(Aqua)では、現在かな漢字変換ができません。そのため、残念ながら、日本語エディタとして使用することができません。

 Fve の中身は、ふつうのテキストファイルです。Fve は Tk のインタプリタ wish によって読み込まれて、解釈され、実行されます。wish は、tclとtkの二つのプログラムをコンパイル後、インストールすることによって、標準では /usr/local/bin に置かれます。Fve は個人の $HOME/directory下において、使用することをお奨めします。起動時の window の位置や大きさを、Fve を修正することで、変更できます。コンパイルなどせずに、すぐ使用できます。詳しくは起動後 Help をお読みください。

 上記の三つの OS の Tcl/Tk 上で使用できますが、OS と Fve の漢字コードが合っていないと、Fve ソースコード内の日本語の文字化けによって現われる、Tcl/Tk の制御コードにより、文法エラーとなって Fve を起動できない場合があります。

Mac OS X では、"Command-q" ショートカットを使用しないでください。このコマンドは、変更されているバッファーのチェックを行わずに、Wish を直接終了させてしまいます。


 ◎ 前バージョンよりの主な変更点(ver5.4)

   *  Mac OS X で、"Option + Space" に cocoEdit の起動を割り当て。
     (  Mac OS X 版の Tk では、仮名漢字変換モードが使用できないので、Xcode で
        エディター(cocoEdit)を作成しました。いままでは Mac 標準のテキスト
        エディットを使って日本語を入力したのち、"Copy and Pasty" で Fve に移動
        していました。cocoEdit では、”全てのテキストをクリップボードにコピー”
        ボタンをひとつ追加しました。また、cocoEdit を”アプリケーション”フォルダ
        にインストールすると、Fve から "Option+Space”で cocoEdit を起動できます。
          "exec open -a /Applications/cocoEdit.app/Contents/MacOS/cocoEdit &"
           これで、いくらかでも日本語入力が楽になればいいと思います。)

	1. "Option+Space”で cocoEdit を起動。
	    同時に、フォーカスが cocoEdit に移動。
	2. cocoEdit で、日本語を入力。
	3. "command-M" で、すべての入力文章をクリップボードにコピーして、
	   削除する。(Cut 動作と同じ)
	   または、マウスで ”全てのテキストをクリップボードにコピー” ボタン
	   を押す。
	4. マウスでフォーカスを Fve に移動して、カーソル位置に Pasty する。
	5. "Option+Space”で、フォーカスが cocoEdit に再度移動。

   *  "Save時の文字コード"と、"nkf による漢字コードの自動変換"チェックボタンの状態を、
	  Fve 終了時に保存して、再起動時に再設定するように変更。
   *  "fullscreen" モードを、Tk8.5 での UNIX に対応した。
   *  tabspace が再起動時に正しく設定されていないバグを修正。
   *  Mac OS X で、"Control + マウスボタン右" に "辞書引き" 操作を割り当て。 
	(UNIX ではすでに、マウスボタン右に割り当てられている。)
   *  履歴_メニューを追加。
   * "オプション_メニュー" に "履歴の最大値を選択" 項目を追加。
   *  バッファ_メニューに、"エンコーディングを指定して開き直す" 項目を追加。
   *  TK8.5での、Control-space による、カーソル位置からのリュージョンの開始マークの
	セットが、正しく設定されないバグを修正。
   *  Mac OS X 10.6 で、メニュー項目の背景色が表示されるようになったので、
       background オプションを一部変更。
   *  Html -> Html Viewer(Fve_html) サブメニューを削除。

特色
 新聞、書籍などの様に、行間のすきまを開けて表示することができます。特に日本語の場合に、読みやすくなります。Mac OS X 付属の高品質ヒラギノ OpenType フォントを使用すると、ほぼ理想的な表示環境で使うことができます。

        ・行間の調整機能(1-60ドット)
        ・編集画面等のFontの変更
        ・Kinput2,Windows用IMEによる日本語入力
        ・縦または横二分割画
        ・Grep_fve -> Tag_Jump
        ・fileのcopy,delete,mkdir,rmdir,chmod
        ・file拡張子によるxdvi,ghostview(gv)の起動(Unix)
        ・catfile,gzfile,の表示(Unix)
        ・その他

 詳細は、Helpをお読みください。

======================================================================
目次
◎ Fve の起動法
◎日本語入力について
◎日本語の表示について
◎漢字コード自動判別読み込み
◎エンコーディング(文字コード)の設定


◎ Fve の起動法

  ***Mac OS X*** Macintosh(Aqua)

    1. Tcl/Tkの最新版 Tcl/Tk8.5.9(または、8.4.19) for Mac OS X,Binary Distribution を、
		http://www.activestate.com/activetcl/downloads/
	   よりダウンロードする。
       "TclTk 8.5.9(または、8.4.19) バイナリーパッケージ"をインストールする。
	ファイルをとりよせたあと、自動的に解凍されたあとにできるフォルダ内の、
	pkg のファイルをダブルクリックすると、インストーラが起動します。

    2. 又は、(Mac OS X 10.6,10.5,10.4 以外で)
        "TclTkAqua 8.4.10 バイナリーパッケージ"を次の URL から取得する。
    	http://tcltkaqua.sourceforge.net/
        "TclTkAqua 8.4.10 バイナリーパッケージ"をインストールする。

	TclTkAquaBI-8.4.10.0.dmg -> TclTk Aqua Batteries-Included is a binary
	  (38M)		distribution of the Mac OS X native Tcl/Tk and over
	    		fifty popular extensions.
	  (可能なら上記のパッケージを使用してください。)

	ファイルをとりよせたあと、自動的に解凍されたあとにできるフォルダ内の、
	.mpkg 拡張子のファイルをダブルクリックすると、インストーラが起動します。

    3. Fve を http://www.ne.jp/asahi/kazuo/sasagawa/ から取得する。
    4. デスクトップ上に、Fve のエイリアスか、または、コピーをつくる。
    5. Fve のアイコンをダブルクリックする。
    6. Fve のアイコンをデスクトップに置いて起動する場合に、Mac OS X 10.6,10.5(Leopard),
        10.4(Tiger)では、アイコンをダブルクリックしても直接起動できません。Fve アイコ
        ンの”情報を見る”項目を表示させてから、”このアプリケーションで開く”項目で、
         ”その他”を選んでから、”アプリケーション” → ”ユーティリティ” で、
         ”ターミナル”を選択して入力してください。これで、アイコンをダブルクリックす
         ると、”ターミナル”が起動後同時に、Fve が起動します。 

         また、Fve の実行を許可するモードになっていなければ、起動しません。
	許可モードを変更するには、
	 1 X11を起動して、xterm などのターミナルを表示させてから、
	 2 Fve のファイルのあるフォルダに移動して、 cd ~/fve
		chmod 755 fvemj または、 chmod u+x fvemj
	         などとする。

=================
bash-3.2$ cd ~/Desktop
bash-3.2$ pwd
/Users/sasagawakazuo/Desktop
bash-3.2$ ls -al fvemj
-r--r--r--@ 1 sasagawakazuo  sasagawakazuo  2355 Feb  1 18:43 fvemj
bash-3.2$ chmod 755 fve
bash-3.2$ ls -al fvemj
-rwxr-xr-x@ 1 sasagawakazuo  sasagawakazuo  2355 Feb  1 18:43 fvemj
==================
 

*** Fveの(ソースファイルの)先頭の三行が

#!/bin/sh
# the next line restarts using wish \\
exec wish "$0" "$@"

	となっています。もし、wish の名前(絶対パス名)が違っていると、
	Fve を起動できません。正しい名前(絶対パス名)に変更してください。

例.
exec /usr/local/bin/wish8.5 "$0" "$@"

または、下記の三行を削除して、
#!/bin/sh
# the next line restarts using wish \\
exec wish "$0" "$@"

そして、次の一行を追加してください。
#!/usr/local/bin/wish8.5

または、
#!wish8.5

など。

注記 .

Mac OS X の場合、OS の設定漢字コードによって、下記のように 日本語版 Fve の漢字コードを utf-8,shiftjis,euc-jp の中から選択する必要があります。

1 もっとも一般的な場合、デスクトップ上に、Fve のアイコンを置いて、ダブルクリックで起動する場合は、utf-8 の漢字コードの Fve を使用して下さい。Mac OS X のファイル名のエンコーディングは utf-8 なので、日本語のファイル名も正常に表示されます。ファイルの内容が utf-8 以外の漢字コードのファイルを読み込むと、文字化けしますが、nkf による"漢字コード自動判別読み込み"機能を使うか、"Options"メニュ -> "文字コードの変更" 項目で、漢字コードを変更すると、正しく表示されます。

(注 . Mac OS X 10.6,10.5(Leopard),10.4(Tiger)では、起動時の設定漢字コードの、Fve を使用して下さい。たとえば、.bash_profile で euc-jp に設定しているときには、euc-jp の Fve をインストールすると、日本語のファイル名も正常に表示されます。)

2 ~/.MacOSX/enviroment.plist に環境変数 LANG で漢字コードを設定している場合(この場合、Mac OS X の起動時に、漢字コードは設定されるようです。)、1 と同様に、デスクトップ上に、Fve のアイコンを置いて使用するときは、設定漢字コードの Fve を使用して下さい。違う漢字コードの Fve を使用すると、Fve に含まれている日本語の文字化けによって現われる、Tcl/Tk の制御コードにより、文法エラーとなって Fve を起動できません。

3 xterm などの端末上で Fve を起動するときは、設定されている漢字コードの Fve を使用して下さい。違う漢字コードの Fve を使用すると、2と同様に起動できません。


  ***Windows***

 A-	1. Tcl/Tkの最新版 Tcl/Tk8.5.9(または、8.4.19) for Mac OS X,Binary Distribution を、
		http://www.activestate.com/activetcl/downloads/
	   よりダウンロードする。
	2. 上記のファイルをインストールする。このファイルは、self-extracting
	   executable(自動起動)ファイルです。
 	3. wish85.exe を起動します。
	4. "consol window"の"ファイル"メニューをマウスでクリックします。
	5. 表示された項目の中の、"source"ボタンをクリックします。
	6. "ファイル選択"ウインドウが表示されますので、"fvemj"のあるフォルダ
	   まで移動してから、マウスでクリックして"fvemj"を選択します。
	7. 表示されている項目の中の、"Open"ボタンをクリックすると、"fvemj"が
	   起動します。

 B-	 デスクトップ上にショートカットを作って、使用してください。
	 Explorerから fvemjを,デスクトップ上にDrag & Dropして,
	 ショートカットを作ってから,リンク先を
              例. c:\tcl85\bin\wish85.exe  c:\fve\fvemj
	 等に, 作業フォルダを
              例. c:\
	 等に,変更してください。

      *注意  "/"の記号を、フォルダー名、ファイル名のなかに使わないで下さい。
        プログラミング言語の"Tcl/Tk"は、"/"をフォルダー名とファイル名の
        境目の記号とみなします。(c:/folder/sample_file)

    Windows では、システムエンコーディングは shiftjis。


  ***Unix***

     1.	Tcl/Tkの最新版(8.5.9,8.4.19)、Linux,Solaris,HP-UX用 Binary Releases は、
		http://www.activestate.com/activetcl/downloads/
	にあります。
	解凍後、sh ./install.sh でインストールしてください。
	jpeg,tiffなどの画像ファイルを表示させるために必要な imgパッケージ
	が、上記バイナリーパッケージに含まれています。できるだけ上記バイ
	ナリーパッケージを使用してください。FreeBSD,NetBSDなどの場合は、
	source file を取得後、コンパイルしてください。
     2.	Fveの(ソースファイルの)先頭の三行が

#!/bin/sh
# the next line restarts using wish \\
exec wish "$0" "$@"

	となっています。もし、wish の名前(絶対パス名)が違っていると、
	Fve を起動できません。正しい名前(絶対パス名)に変更してください。

例.
exec /usr/local/bin/wish8.5 "$0" "$@"

または、下記の三行を削除して、
#!/bin/sh
# the next line restarts using wish \\
exec wish "$0" "$@"

そして、次の一行を追加して、
#!/usr/local/bin/wish8.5
または、
#!wish8.5
または、
#!/usr/local/lib/tcl85/bin/wish8.5

	また、Fve がパスの通っている場所にあり、実行ビットが立っている
	必要があります。以上の条件がととのっていれば、Fve を Kterm 上
	などから起動できます。
	または、/usr/local/tcl85/bin/wish8.5 fvemj
	で起動できます。

   Unix では、システムエンコーディングは euc-jp になっています。Unix で
  OS の エンコーディングが、utf-8 の場合は、Fve のシステムエンコーディング
  が utf-8 のものを使用してください(もし、ファイル名に日本語を使っている場
  合は。Unix では一般的に、ファイル名に日本語を使用することはないと思われま
  すが、最近はわからないので。)

◎日本語入力について"

***Macintosh(Aqua)***

Tcl/Tk 8.5.9,8.4.19(Aqua)では、かな漢字変換ができません。Unix 用 Tcl/Tk8.4.19でも、コンパイル後インストールして、Mac OS X 10.3.9 の X11 上で使用すると、XIM が動かないため、kinput2 を起動できません。
日本語の、表示,"Copy and Pyste",正規表現等、インプットメソッドが動かない以外は、エディター機能が使用できます。
Tcl/Tk(Aqua)のメーリングリストのアーカイブを検索すると、"cjk input method" が動かないという質問に対して、下記のような回答があり、その内容はおおよそ、 "いくらかこの仕事をしていたが,他のことに変わり、再び戻る予定はない。”とあり、いつごろ日本語入力が可能になるかは、はっきりしないようです。つまり、現在 Tcl/Tk8.4.19 の Aqua と Darwin の両方の環境で、日本語入力ができない。

" Fact is that I had done some work on this, but than I got side-tracked with other issues. Right now I can"t garantee when I will be able to work on it again myself. Fact is that I had done some work on this, but than I got side-tracked with other issues. Right now I can"t garantee when I will be able to work on it again myself. "

(2009-09-16.   Mac OS X 版の Tk では、仮名漢字変換モードが使用できないので、Xcode で
	      エディター(cocoEdit)を作成しました。いままでは Mac 標準のテキスト
        	      エディットを使って日本語を入力したのち、"Copy and Pasty" で Fve に移動
	      していました。cocoEdit では、”全てのテキストをクリップボードにコピー”
	      ボタンをひとつ追加しました。また、cocoEdit を”アプリケーション”フォルダ
	      にインストールすると、Fve から "Option+Space”で cocoEdit を起動できます。
	        "exec open -a /Applications/cocoEdit.app/Contents/MacOS/cocoEdit &"
	      これで、いくらかでも日本語入力が楽になればいいと思います。

	1. "Option+Space”で cocoEdit を起動。
	    同時に、フォーカスが cocoEdit に移動。
	2. cocoEdit で、日本語を入力。
	3. "command-M" で、すべての入力文章をクリップボードにコピーして、
	   削除する。(Cut 動作と同じ)
	4. マウスでフォーカスを Fve に移動して、カーソル位置に Pasty する。
	5. "Option+Space”で、フォーカスが cocoEdit に再度移動。)


Mac OS X 10.5,10.6 では、kinput2 をインストールできません。macport でもエラーと
なって、うまくいきません。そのため残念ながら、TclTk8.0jp を使っている Fvej4.7 での
日本語入力ができません。ついに寿命となりました。(09-10-26)
下記記述は、Mac OS X 10.3.9 のみの対象となります。

	日本語版Tcl/Tk8.0.5 では、kinput2 による日本語入力が可能です。日本語版Tcl/Tk
	用 Fve Ver4.5 を Mac OS X 10.Mac OS X でとりあえず動くように修正した Ver4.7
	があります。もし使用する場合は、Tcl/Tk8.0.5jp をコンパイル、インストールしてください。
   〔注. Mac OS X 10.4,10.5,10.6 では、残念ながらコンパイルできません。現在のところ
	原因も不明です。〕

	"EasyPackage for Mac OS X  ==> アップル -> Mac OS X ->ダウンロード ->開発
	ツール&UNIXアプリ" で kinput2 3.1 をインストールすると、"ことえり" で
	入力できます。

	詳細は、下記参照のこと。
		【 X11 for Mac OS Xでことえりを使う
			http://www.sol.dti.ne.jp/~kikuyan/macosx/x11kotoeri.html    】

  ***Windows***
	Windows 対応のIMEにより、日本語の入力ができます。Windows用
	Tcl/Tk8.4 では、その場変換ができるようになりました。

 ***Unix***

Unix上では Tcl/Tk8.3からは XIM対応となり、Tcl/Tk8.4.5から、その場変換が できるようになりました。
かな漢字変換は、以前は kinput2 を使用していましたが、2011年4月現在、 vine linux 5.0 および ubuntu 10.4 では、標準仕様の SCIM/Anthy で、日本語 入力が可能です。



◎日本語の表示について

 現在の設定エンコーディング(文字コード)の日本語のファイルは、正常に表示できます。それ以外の文字コードの場合は、文字化けして、日本語の部分がこわれてしまいます。このままでは、正常なファイルとして保存することはできません。廃棄してください。

 現在の設定エンコーディング(文字コード)は、窓の最上部(タイトル)のかっこの中に表示されています。エンコーディングの変更は、"Options"メニューの"エンコーディング(文字コード)の設定"項目で行なうことができます。

 この設定エンコーディングは、ファイルの読み書きのときに使われ、もし読み込んだファイルが文字化けせずに、正しく表示されているなら、編集後に保存すると、現在の設定エンコーディング(文字コード)のファイルとなります。そのほかの文字コードで保存したい場合は、"Options"メニューの"Save時の漢字コード"項目で変更してください。

  ・Macintosh(Mac OS X)
     Mac OS X の文字コードの設定は、

    (1)	~/.MacOSX/enviroment.plist に環境変数をセット
	
	ホームディレクトリに .MacOSX ディレクトリを mkdir して、下記
	enviroment.plist のサンプルを enviroment.plist の名前でコピーして、環境変数を変
	更、追加する。

	enviroment.plist
	(http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/darwin3/index.php?FrontPage よりコピー)
=========================================================
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
	<key>LANG</key>
	<string>ja_JP.EUC</string>
	<key>LC_COLLATE</key>
	<string>C</string>
	<key>LC_TIME</key>
	<string>C</string>
	<key>XMODIFIERS</key>
	<string>@im=kinput2</string>
	<key>PERL_BADLANG</key>
	<string>0</string>
</dict>
</plist>
=========================================================


    (2)	他のUnix と同様に、.bash_profile に
export LANG=ja_JP.eucJP
	などと、設定する。

	(1),(2)ともに設定されていない場合には、euc-jp になるようです。(X11,Unix
	開発環境および、"EasyPackage for Mac OS X"で日本語用プログラムをインス
	トールした状態で。)

  ・Windows,Cygwin
	シフトJISコードの日本語が表示できます。

  ・Unix
	環境変数 LANG の設定locale名の漢字コードの日本語の表示ができます。
	たとえば、

export LANG=ja_JP.ujis	→ EUCコード
export LANG=ja_JP.eucJP	→ EUCコード
setenv LANG ja_JP.ujis	→ EUCコード
	 (JISコードの設定ではうまくいかないようです。)

 フォントを変更する場合は、Optionsメニューのなかの"select font" で xfontsel_fve 窓を起動後、"registry"メニュで"jisx0208"か"jisx0213" のフォントを選んで、表示されるSample Fontの漢字をみて確認したのちに、"Set Up"ボタンを押すと日本語フォントが選択できます。


 ★ 正規表現 -- 日本語についての補足

	内部文字コードに UNICODE を使用しているため、以下のようになる。

	[一-龠]			漢字のなかの一字
	[^一-龠]			漢字以外の一字
	[ぁ-ん]			ひらがなのなかの一字
	[^ぁ-んァ-ン一-龠]		ひらがな、カタカナ、漢字以外の一字

             EUC	SJIS		UNICODE
一(いち)    0xb0ec	0x88ea	0x4e00
龠(ふえ)    0xf3fe		0xea9e	0x9fa0


◎漢字コード自動判別読み込み

 黄色のチェックボタンを ON にすると、漢字コード変換プログラム nkf を使用して、漢字コードを自動判別して変換したのち、ファイルを読みこみます。(nkf -> Network Kanji Filter がパスの通った場所にインストールされている場合。---- http://sourceforge.jp/projects/nkf/ )

 【"EasyPackage for Mac OS X"(アップル Homepage -> Mac OS X ->ダウンロード ->開発ツール&UNIXアプリ") は、Mac OS X 用の日本語 Unix 環境構築のためのインストーラーで、これを使用すると、インストールもアップデートも簡単にできます。】

 通常(チェックボタンがOFFのとき),ファイルの読込み時には、現在設定されている文字コード(encoding)のファイルは正常に表示されます。("Options"メニュ -> "文字コードの変更" 項目で、設定変更。)

 現在の設定エンコーディング(文字コード)は、窓の最上部(タイトル)のかっこの中に表示されています。

Mac OS X

 現在の設定エンコーディング(文字コード)のファイルは正常に表示されますが、それ以外の文字コードの場合は正常に表示できません。(ファイルの文字コードがわかっている場合は、文字コードを変更すれば表示できます。) 最下行の黄色のチェックボタンが ON のとき、nkf を使用して漢字コードを自動判別して現在の設定文字コードに変換後、読みこみます。

Unix

 現在の設定エンコーディング(文字コード)のファイルは正常に表示されますが、それ以外の文字コードの場合は正常に表示できません。(ファイルの文字コードがわかっている場合は、文字コードを変更すれば表示できます。) 二行目の黄色のチェックボタンが ON のとき、nkf を使用して漢字コードを自動判別して現在の設定文字コードに変換後、読みこみます。

Windows

 この機能は、ありません。

 『nkf 1.92 (Feb 24 2000)以上のバージョンを使用すると、utf-8 の場合も自動変換されます。(たとえば、Mozilla でブックマークをエクスポートしたときにできる bookmarks.html がutf-8 の漢字コードです。) 最新バージョンは nkf 2.05(2005/4/10). 』


◎エンコーディング(文字コード)の設定

    Options メニュー -> "文字コードの変更" 項目

	"set encoding -> euc-jp" ラジオボタン
		選択したエンコーディングに設定

	"Off"  ラジオボタン
		現在のユーザーの環境変数の文字コードの設定値、
		または、OS の現在の設定値
		(ex.  "export LANG=ja_JP.SJIS" などの設定値)

	"Select encoding" コマンド
		エンコーディングのリストから選択

 ファイル入出力時の文字コードを設定します。たとえば、"Select encoding" コマンドでエンコーディングを euc-jp に設定すると、"Off" と、その上のラジオボタンとで、文字コードを変更しながら使用できます。Mac の Unix 環境では euc-jp にして、Mac の標準環境では、Off ボタンで shiftjis にするなど。

 選択したエンコーディングは、Fve の終了時に保存され、再起動時に設定されます。
 現在の設定エンコーディング(文字コード)は、窓の最上部(タイトル)のかっこの中に表示されています。この設定エンコーディングは、ファイルの読み書きのときに使われ、もし読み込んだファイルの文字コードが、この設定エンコーディングと合っていないときは、表示が文字化けし、内部はこわれていますので、このまま保存してはいけません。十分気をつけてください。特に Mac OS X では、utf-8,shiftjis,euc-jp のファイルが混在するおそれがありますので、注意が必要です。

======================================================================

◇ その他

★  起動時のwindowの位置や大きさを、Fveを修正することで、変更し
  ます。コンパイルなどせずに、すぐ使用できます。詳しくは起動後Helpを
  お読みください。

  このプログラムは、基本的に、ホームディレクトリーに置いて、ソース
  ファイルの内容を直接変更して、カスタマイズするように作られています。

★  ディスプレイが640*480の場合、(最近は少ないかも。)
   "Option"メニュー -> "System Option" -> "640x480" ->ONを選択。

   この設定値は、~/.fvemjrc(c:?_fvemjrc)に保存され、再起動時に有効と
  なります。

★[Windows]
 ・英語版に 辞書引き(DDwin用)のための "X"ボタンが追加され、いままでと
   同様に使用できます。

★  ディフォルトの設定に戻すには、下記のファイルを削除して下さい。
	Mac OS X		-> $Home/_fve/.fvemjrc
	Unix			-> $Home/.fvemjrc
	Windows		-> C:/_fvemjrc  or $Home/_fvemjrc

  なんらかの原因で、正常に起動できない場合にも上記のファイルを
  削除してみてください。


2011-4-28  笹川和夫