第10回日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞受賞作だそうである。日本ファンタジーノベル大賞と言えば、「後宮物語」や「星虫」を世に出した賞だ。ちなみに「後宮物語」はアニメ版もあるが、主人公の銀河が幼過ぎるよなぁ。
舞台は1996年の10月から12月の東京、当時のコンピュータ事情、インターネット事情が事細く描写され、よく知っている固有名詞が並んでいる。
良くも悪くも「今」の小説だと思う。
本の奥付に作者のページのURLがあったのでアクセスしてみた。なんかこういうノリ、とっても好きだなぁ。