蒼いくちづけ

テレパスであるルシアは、同じくテレパスで恋人であるチャドの家に招かれていた。しかし、彼の目的はテレパス能力の源である脳の松果体を奪うことだった。
毒を盛られ、かろうじて救命ポッドに潜りこみ脱出に成功するが、時既に遅く、消え行く意識のなか、彼女は強い殺意のみを抱いていた。

光文社文庫での書き下ろし作品の再刊。ながらく絶版になっていたため、読めなかったのだが、今回ようやく読む事ができた。


書名:蒼いくちづけ
著者:神林長平
解説:永瀬 唯(器官なき殺意の物語)
カバーイラスト:目黒詔子
カバーデザイン:ハヤカワ・デザイン
発行所:早川書房
印刷:信毎書籍印刷株式会社
製本:株式会社明光社
初版発行:2002年9月15日(光文社文庫1987年書き下ろし)
ISBN4-15-030701-6 C0193
形態:文庫(5033 JA701 カ-3-29)
定価:580円+税