UNIXの1/4世紀

1993年までしか書かれていないので、今となっては若干内容が古いのだが、UNIXの誕生から普及の過程、そしてライセンスフリーのUNIXライクOSの出現をインタビューをベースに解説している。
93年なので現在大きな流れとなっているLinuxは一部のマニアのものだったし、NetBSD/FreeBSDも生まれて間もない頃だ。当然本書ではあまり大きく扱われてはいない。
UNIXの文化の源流を調べたり、天才ハッカーの声を聞くには大変、良い本だ。


書名:UNIXの1/4世紀(A Quater Century of UNIX)
著者:ピーター・サルス(Peter H.Salus)
翻訳製作:QUIPU LLC
編集人:土居信明
発行所:株式会社アスキー
印刷:図書印刷株式会社
編集:鈴木嘉平/岩波昭宏
製作:川之上しのぶ/斎藤隆
初版発行:2000年12月1日
ISBN4-7561-3659-1
定価:本体2400円+税

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