INNOVAの中古を買う人も結構増えてきたようです。
多分取説が付いていない銃も多いでしょう。 そこで昔(株)東京ライフルでもらった取説を紹介します。
この取説に描かれているイノバのデザインは今のモデルと違います。 ストックのデザインが輸出使用となっています。 輸出使用はストックが角材のようで「機能一点張り」・「ローコスト」 がずばりデザインに出ています。
このモデルから現行のデザインになったのは1989年のようです。 当時のGUN誌の広告が1989年7月は角材モデルで 1989年8月は現在のモデルのストックになっています。 また1978年にINNOVAの初代モデルは輸出専用モデルとして完成しさらに改良を加え1981年9月に国内販売されたようです。 ストックのデザイン以外に構造上の違いとして見られるのはシアーの構造です。 初代モデルはシアー部分がブロックになってるようです。今のモデルはエースハンターと同じ「L」字型のシアーとなっています。 参考までに某読者さんからの投稿写真がありますので紹介します。 この方のシアーはどちらのタイプでしょうかね? 結構興味あります。 |
イノバの機関部の構造図
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イノバ (現行モデル)
これは私のINNOVAです。 製造番号で生産年月が分かるらしいです。 今度シャープチバに問い合わせてみよう。 |
イノバ
(現行モデルのシアー部)
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下図は某読者HAさんのイノバだそうです。 バックの柄に見覚えが・・・
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イノバ(初代輸出仕様モデル?)
レバー部のデザインは確かに角材っぽいです。 機関部は変わらないみたいですが・・・・ でもこのデザインは17年以上前の製造・・・・ 大先輩が持っているんですね。 |
しかし微妙に違うシアーのデザインがあるんですね・・・・
構造図を見ながらシアーブロックを書いて見ました。
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昔見た資料による構造図 ![]() |
もしかしたらこの構造図は一時的なものかもしれません。詳しく知っている方がいたら教えてください。
この構造図を見るとエースハンターよりも引金の重さが軽い理由が分かります。 エースハンターも若干引金のデザインを変えればイノバのような結構引き味の良い物になるのでしょうが・・・