サイクロン4.5mm  (とうとう我が家の仲間になりました!!)

皆さんのサイクロンのいい記事・悪い記事を読むにつれ・・・でもやっぱり必要だ!!と思い切って・・・・ 

それでは作者のインプレッションの始まりです。

 さいくろんがやってきた!!

H17年10月 サイクロン4.5mmが我が家にやってきた。 WEBで中古として出ていたのだ。  その銃の評価は正規輸入品の極上品!! とりあえず予約だ〜!! と・・ ついに 買ってしまったのです。  価格はポンプ&スペアシリンダー&ハッコーの3−9X40のスコープ付で20万円(税込み)  中古で20万は高いか? 安いか?  並行輸入ものなら新品で20万以下で買える・・・ が・・・ が・・・・・???

 最初にスコープ交換

最初についていた○○○のスコープよりもましなハッコーのスコープを外しLeupold 3-9x33 EFRをBKLのマウントで取り付ける。 今この銃を手にしてみると傷も錆も発射した形跡もない・・  まるで未使用!! これはお買い得だったかも!!! 

 ラージシリンダーに交換

今期のハンティングに使うため早速ラージシリンダーに交換してみる。 このラージシリンダーは使用した形跡はなく、 なんとエアーは入っていなかった。 これって新品だー!!! 

 シリンダー交換

エアーの入っているシリンダーを取り外すにはかなりの力を必要とする。 女性ではチョット無理だろう。  最初に付いていたエアシリンダーを外しラージシリンダーに交換する。  ラージエアーシリンダーにはエアーが入っていなかったため簡単にエアーシリンダーコネクターに密着するまでねじ込むことが出来た。       *エアーが入っていない状態で銃からエアーシリンダーを取り外してはいけない。 シリンダーエンドが外れてしまうことがある。

あるBBSでこの接続部分がソフトな?接続でぐらつくような状態であるような書き込みがあったが、この部分はすべて金属同士が密着し、しっかりと接続されている。 FX社のパーツ展開図をみてもすべて金属と金属の接続とOリングによるエア漏れ防止の構造である。 購入したときはスチールのエアシリンダーコネクターとエアーシリンダーエンド (真鍮製)はしっかり密着している状態であった。  もしこの部分に隙間があるようではエアーシリンダーがぐらつき危険な状態であると思われる。

 分解されたサイクロン 

疑問その@ サイクロンは錆びやすい??

まずストックから機関部を取り外してチェックをする。 エアーシリンダーを取り外さないとストックとボディ(機関部)は分解できない。 このあたりはS410のようにシリンダーを外さなくても分解できるようにしてほしいものだ。  そうでないと手入れの度にエアシリンダーを外さなくてはならない。 この部分にバレル固定金具を取り付けている人はその都度分解しなくてはならず調整も大変だと思う。 ストックとボディ(機関部)の取り付けはネジ1本で固定されている。 ストック&エアシリンダーを取るとまるで枯れ木の棒のようになってしまう。 構造はS410に比べてえらくシンプルであるが華奢なイメージである。 

 チェック1 錆  ほとんど使用していないのに!

エアーシリンダーコネクターのナット部に錆が浮いていた。 早速WD−40を布につけて錆をふき取る。 WD−40の付いた布が薄茶色になる。 どうもこの部分は非常に錆びやすいようだ。 ハンティングに行った後は要点検箇所である。

●サイドレバーはステンレス製?のように見えるがハンドルに近い部分に若干錆付いたようなザラツキがある。この部分も要注意でWD−40付きの布で汚れをふき取る。 他のホームページの書き込みでもこの部分と銃身は錆びると書き込みがあったが、そのとおりのようだ。 

●銃身にはまったく傷も錆もなかったが、このサイクロン4.5mmはシュラウドを装着しているタイプである。

最新の4.5mmモデルはシュラウドが無いタイプしかないそうだ。 シュラウド付4.5mmがほしかった私はそれで中古の初期モデルを捜していたのである。 なんとこのシュラウドの下部にはAA-S410のように穴が1個開いている。 多分この穴で空気の乱流を整え命中精度がアップするのかもしれない。(私の推測です!)  この部分に水が入り込むと大変なので錆は要チェックポイントだ! この穴から銃身が見え深さを測ると2mm強ある。 と言うことは中の銃身は12mmくらいとなる。 12mmもあれば強度は問題ないだろうが、シュラウドの厚さが1mmくらいなので1mmシュラウドがぶれると中の銃身に接触することになる。     結構簡単にシュラウドはしなるので びみょうーな感じ!!  この辺も華奢なイメージのするところ!

FX社のHPでは下記の記載があるので銃身は12mmだろう。

12mm Lothar Walter, matchbarrel

Shrouded Barrel (+10cm on total length)

 チェック2 強化パーツ

「ハンマースプリングアジャスターが2000発も撃つとイカレルよ!! 真鍮の粉が引き金に付きだしたら要注意」

これは色々なエアライフル関連のホームページに書き込まれている情報である。 このボディ(機関部)にはめ込まれている真ちゅう製のマイナスネジのパーツがハンマースプリングアジャスターである。 

この部分のパーツは構造図では非常に薄いパーツで強度的にどうかなと思っていたがやはり・・ と言う感じである。

正規輸入元ではこの部分の強化パーツを用意していて破損した場合は交換してくれる。 この辺はさすが正規輸入元のアフターサービスと感心した。 (正規品でよかったと思った瞬間)

この銃の場合パーツが真鍮製のためそのうちいかれると思い早速強化パーツを取り寄せ交換することにした。

FXの構造図から推測すると右のパーツのデザインで材質が真鍮の物が破損しやすいパーツと言われているものでは無いだろうか?(推測です!!)

強化パーツ 

*必読*「このパーツは銃の弾速に影響を与えるため交換する時は弾速計を使って測定しながら調整する必要があります」と輸入元の方に言われました。  そうでないと銃のほかのパーツの寿命を縮めたり破損を招く可能性があります。 その辺の知識の無い人は購入先のGUNショップか輸入元に送り交換してもらってください。 知識の無い方は自分では勝手に交換しないこと!!とのことです。

強化パーツを取り寄せてみてびっくり!!

最初から付いているパーツが結構しっかりした作りになっているのに対し、強化パーツはオリジナルの全体の厚さが2/3くらいで、かつスプリングを受ける部分が1mmくらいの厚さしかない。  もし強化パーツのサイズで材質が真鍮製ならば2000発くらいでいかれるなという感じがする。  通常の5.5mmの銃はこれと同じデザインの真鍮製のパーツが付いているのだろうか??  それともこの写真と同じような真鍮製のしっかりしたパーツが付いているのだろうか?    5.5mmを持っていて交換したことのある方 情報ください!!

まあ材質がステンレス製のようなので削れていかれることは無いと思うが・・・ チョット貧弱である。 しかしこの強化パーツが手に入ったので真鍮パーツが壊れたら交換すればいいと気楽に考え、とりあえず今猟期はこの真鍮パーツでいってみようと元の位置に取り付けなおした。 さあこれで鴨でもOK やったるで!! 

実は私の銃は4,5mmだが最近のカタログ記載のMAX20fp/lbs仕様ではなく某銃関連の雑誌に載っていた紹介記事と同様のMAX23fp/lbs仕様の銃であった。 たぶんこの真鍮パーツは23FP仕様のパーツであると思われる。

*4.5mm シュラウド付き 23fp/lbsモデル! これが欲しかったのよ!! こいつを買って大正解!!

FX SUPERSWIFT (CUTLAS) というピストルグリップのモデルが4.5mmでMAX23FP仕様となっているのでこのパーツ&調整がされているのだろうか??

Power Settings at 14, 24, and 34 ft/lbs in .22 Caliber

 Power Settings at 13, 18, and 23 ft/lbs in .177 Caliber

 

*注意*

筆者はCombro cd-625とChronyの2種類の弾速計を使用しています。 PCP銃 特にサイクロンの調整をするときは弾速計は必須と思います。 

○上の記事のエアーシリンダーの取り外し方法・強化パーツ取り付けに関する質問はお受けいたしません。 購入したGUNショップ または 輸入元にお尋ねください。

○銃の分解をする時はすべて自己責任で作業を行ってください。 事故がおきた場合は作業した個人の責任となります。 高圧を扱うためPCP銃の知識の無い方は分解はおやめください。 詳細は購入した店に相談して行ってください。

トップページに戻る