BKLスコープマウント をエースハンターに取り付ける
エースハンターにダブルスクリュータイプを取り付けてみよう!
早速 エースハンターにダブルスクリュータイプを取り付ける。 今まではハッコー製のスコープマウントを取り付けていたがいまいち満足がいかなかった。 (その理由は後で分かる。) 今回取り付けるBKLのマウントはダブルスクリュータイプで $35 である。 エースハンターには一体型はちょっと似合わない。 やっぱりバランスと構造を考えるとダブルタイプがいい! (これは作者の好みです!) それでは早速最初に取り付けていたハッコー製マウントを取り外し・・・ |
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ハッコー製のマウントを取り外す 永いこと使ってきた結構気に入っているマウントだが締めすぎるとスコープのボディが変形する。 これはキャップボルトタイプのBKLスコープマウントも一緒だ。 スコープはバトラーキャップを使いたいので今まで付いていた Bushnell 3-9x32 Sportsman Scope をそのまま取り付ける。 残念ながらMILDOTタイプではないがレティクルの中心線の長さがタスコの World Class のレティクルタイプと一緒の30/30位で使いやすい長さだ。 |
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ハッコーのマウントとの比較 後部取り付け位置 高さはハッコーのマウントよりも2〜3mmほど高く比較のため一緒に取り付けてみてびっくり・・ ハッコーのマウントは仮止めだが若干センターが右にずれている。 BKLのマウントは構造上マウント溝のセンターに取り付いているので銃身の中心線上にマウントの中心があり,かつ垂直に近い状態で付いているがハッコーマウントが銃身の中心に対し斜めに取り付いていることになる。 これが前後とも同じように傾いていればスコープのレティクルの傾き調整で何とかなるので問題はない。 *レティクルの垂直線が銃身のセンターを通過すればOKである。 このことは遠距離を狙う方にとっては重要なチェック項目である。 |
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前部の取り付け位置 早速前部(銃口側)にもハッコーのマウントとBKLのマウントを比較の意味で取り付けてみる。 当然BKLは直線的に取り付き左右の傾き・ズレも無く 「さすが」という感じで取り付けられたが・・・ ハッコー製は今度は左に傾いている。 要するに後部と前部で傾きが違うことになる。 この傾きが違うということはスコープが銃身の中心線に対し右の方向に向いていることになる。 この向きを調整するために反対側にスペーサーを入れる人がいるようだが調整の仕方によってはスコープのボディをゆがめる原因となるようだ。 なるべくマウントを取り付ける段階でこのズレを調整したいものだ。 思ったとおりBKLはこのズレがほとんど無く銃身の中心上に取り付けられそうだ。 |
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ハッコー製のマウントのズレの確認 このハッコーのマウントは見ての通り前後で位置ズレがある。 このまま調整をしないで取り付けるとスコープが右方向を向いて取り付く。 銃身の中心線から微妙にずれているので長距離では1点でしか交わらないので当たらないだろう。 思い起こせばこの銃では40m〜50mでの鴨撃ちがメインで近距離はあまりねらわなかった。 運が良かったというか・・ なんというか・・・ やはりマウントが微妙にシーソーのようにスイングしているのだろうか? これが今までずっとこのマウントに抱いていた不安であった。 |
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BKLマウントの取り付け BKLのマウントはシャープのマウント溝に対して若干狭くなっている。 そのままでははまらないので若干広げる。 溝を広げるためにはマウントのネジを反対側のビス穴に取り付けてねじ込む。 すると溝幅が若干広がる構造になっている。 広げても左右対称の構造のため位置ズレは起きなくて銃のマウント溝のセンターに取り付けられる構造をしている。 |
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シャープの銃にB-Squareが付かない訳 左の写真をみればシャープのエースハンターの銃身に刻まれたマウント溝は銃身の中心線上に切削されて非常によさそうに見えるが上部を平らに加工していないので多くのマウントが取り付かないのである。 BKLは見ての通りエースハンターの銃身の干渉を受けずバッチリと取り付いている。 おまけに溝の部分が銃身に刻まれたマウントの溝にぴったりはまっている。 ハッコーはこの部分がセパレートタイプのため左右で微妙に位置がずれてスイングしてしまうのかもしれない。 |
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エースハンターにBKLが付きました。 エースハンターに取り付けたスコープは3X9−32のサイズの割りに外径が大きいためにハッコー製のマウントでは高さが足らずバトラーキャップが取り付かなかった。 しかしBKLマウントは若干高めのためこのくらい余裕があればバトラーキャップもOKだ。 |
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ようやく完成 エースハンター改 ようやくBKLマウントが取り付き完成したエースハンター改 今年のハンティングではこの銃がタシギ猟の主役の予定だ。 このBKLのマウントはかなりしっかりしていてポンプの時も安心して圧縮できる。 8回くらいのポンプではマウント部はスイングしないだろう。 |
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一体型マウントを付けると 今回は取り付けなかったがイノバに付ける予定の一体型は位置関係から左の写真のようになると思う。 この場合はポンプする際の強度を考えてシングルタイプのマウントを追加して前部に取り付けたい。 |
さあ この一体型マウントはイノバにすんなり取り付くのだろうか? 次回はイノバ 実戦取り付けテクニック の予定