スコープマウント

銃の写真

 

スコープマウントとは皆さんご存知のとおりスコープサイトを銃に取り付けるパーツです。

 いろいろなメーカーがマウントを出しています。 どこで出してるかはエアライフルハンティングのLINKのStraightShootersのHPを参考にするか、サイトの検索で探してください。  日本ではタスコとハッコーが出しています。 エアガンショップなどで売っているやつはどうもタスコとハッコーのOEM?(逆だったりして)らしきメーカー製がありますが、エアライフルに使用できるものはエアガンショップでは最近は売ってません。  

 

過去に使用したりスコープに付いてきたマウントを並べてあります。 今現在、銃についているのは並べてありません。

左上から 安物の30mmマウント B・SQUARE  Lタイプ 

左下より 安物1・ TM15・ TM115A

サイズはひとつが直径が30mm あとは1インチタイプです。 マウントのベースはエアライフル用はほとんどが10〜12mm位だと思います。 違いは材質ネジのタイプ取り付けネジの数といろいろありますが肝心なことは銃に取り付けられるかということです。

特にシャープの銃は銃本体のマウント取り付け部が「銃身」にカットされているのでマウントも低くセットでき、かつ丈夫そうでいいのですが上部が平坦ではなく銃身の丸いままなので外国製のスコープマウントが無加工ではつかないケースが多いのです。 とくに気に入っているB・SQUAREが無加工でつかないのが悩みの種です。 

イノバ含めてシャープの銃はスコープマウントを選ぶのが欠点だと思います。  しかし探してみると無加工で付く結構いいマウントがあります。

 

 

安物1

安物のブシュネルのスコープについてきたマウントです。  まるでおもちゃ用と言う感じです。 エアソフトガンでも嫌がるような作りです。本体はアルミ合金で出来ており、取り付けネジは「マイナスネジ」1本でそれもひ弱なネジの作りです。銃との取り付けパーツはスチールの約1mm厚の板で、とにかく安っぽい作りです。 

このタイプのもう少しまともなのがシャープの銃を買ったときについてきましたが、前にタスコのスコープを売るときにセットで出しちゃったので今はありません。 デザインはタスコのマウントみたいです。

安物2

これもブシュネルのスコープについてきたマウントです。 上に記載したものよりはまともな作りですがよく見ると仕上げのいい加減さが目立ちます。  ネジ部はキャップボルトで取り付けはしっかり出来そうです。 

TM15

ハッコー製のマウントです。シャープの銃に無加工で取り付けが可能です。  全体ががっしり出来ていて結構作りもまともです。

ネジはスコープ取り付けに左右に1個  本体取り付けも1個のタイプです 

 ただ物足りない点はネジ部の構成です。 スコープの取り付け部がマイナスネジで構成されています。

 この写真のマウント上部のネジは私が後でキャップボルトに付け替えてあります。市販品とはちょっと違っていますので注意ください。 このマウントは昔はシャープでも販売していて頼むと取り付けてくれました。 (今は会社が変わっていますのでどうかな・・・)  ハッコーのWEBサイトでまだ売ってました。

うちの奥さんのシャープのUD2に取り付けて使用しています。

TM115A

ハッコー製のマウントです。シャープの銃に無加工で取り付けが可能です。  全体ががっしり出来ていて結構作りもまともです。

ネジはスコープ取り付けに左右に2個  本体取り付けも2個のタイプです。 国産では一番気に入っているタイプです。  現在のハッコーのWEBサイトの商品カタログには載っていませんがまだ販売はしているようです。 

 ネジはすべてキャップボルトを使用し取り付け用のレンチも付属しています。  価格は購入当時2500円でした。

私のシャープのイノバ ・ エースハンターに取り付けて使用しています。  

* キャップロックタイプは使用方法に注意が必要です。

BS

 

B・SQUAREのマウントです。シャープの銃に無加工では取り付けが出来ません。 全体ががっしり出来ていて結構作りは丁寧です。

ネジはスコープ取り付けに左右に2個  本体取り付けは1個のタイプです。 また銃とマウントの取り付け角度の修正用に調整ネジがセットされています。この調整ネジでスコープのねじれやサイト調整も出来るようになっています。

 StraightShootersのHPでS410用に推薦しているAdjustableマウントです。  

今の私のS410にはAdjustableではないタイプのマウントを取りつけていますが取り付けのゆがみは無いようで非常に正確だと思います。 またマウントの上部リングがかなり下部まで延びていますがこれはスコープの変形防止の役目をしているものと思われます。

 S410にウェーバーのスコープと組み合わせて使ってみようと思っています。 しかし調整が自由に出来る代わりに取り付けが難しいのかなと思っていますが、今度取り付けたらまた取り付けをアップします

S410を買ったときにつけてもらったマウントです。シャープの銃には無加工では取り付けが出来ません。 

 全体ががっしり出来ていて結構作りもまともですがB・SQUAREのような繊細さはありません。 空気銃専門の○○タックで扱っているLONGタイプのスコープ用と思われます。

ネジはスコープ取り付けに左右に2個  本体取り付けも2個のタイプです。 ネジはすべてキャップロックで丈夫そうなネジが付いています。

今度ロングタイプのスコープを取り付けるときに使用してみようと思います。

 

スコープの直径とマウントの関係はスコープのコーナーで書くつもりです。 低いマウントでは大口径スコープは付きません。TM115Aは外径44mmまでです。                      

 スコープ取り付けの注意 ・・ 馬鹿力は身を滅ぼす!!

最初エースハンターについていたスコープをはずそうとしたがえらく硬く締め付けてあり、またマイナスネジのためまともに力が入らず、小さいドライバーでは滑ってねじ山をつぶすだけでした。

そこでネジサイズに合わせ滑らないドライバーを購入しました。また銃本体に取り付けてある部分もコインでねじるとコインが欠ける始末でえらく頑丈に取り付けてあるなと言うのが実感でした。 

そのときについていたマウントはマイナスネジタイプでえらく安っぽく見え、もう少しまともなマウントはないかとシャープに出向くとデラックスタイプと称してハッコーのTM15を販売していたので早速購入ました。

これは当時としてはかなりまともでしたがネジはやっぱりマイナスネジタイプでした。 そこでこれはいかんとキャップロックタイプのマウント探しを始めました。 当時はまともな資料や情報も無くいろいろ探し回り、ハッコーのマウントにヒントをうけ板橋のハッコー本社よりカタログを取り寄せました。そこにTM115Aが載っておりまさしく自分が探していたマウントでした。 

そして早速タスコのAG2-7X32を取り付けてみました。そして猟期が終わり整備でスコープをはずしてみると・・・・・・

んあんと!!  (なんと!! が 興奮のあまり・・)   

スコープのボディーが変形しとる。 楕円じゃじゃー!!!

(日本語になっていない) ・・・・ そうです。 マイナスネジのつもりでキャップロックタイプのネジを締め付けるとスコープのボディーがつぶれてしまうんよ・・・(広島調) 

あまりのショックでそのまま呆然としておりました。 

この辺の原因と解説は某雑誌に記載されていましたがここで書くと盗作となりますので書きません。 でも 馬鹿力はだめよ。・・・  つぶさないコツはレンチの短いほうを持って締め付けるとあまり力が入らずつぶれにくいかなと思います。 長いほうを持って締め付けるとテコの原理で100%ボデーがつぶれます。

その後いろいろなスコープをチェックしてみて特にこのタスコの   AG2−7X32はボディーが弱いなと分かってきたときに某雑誌やマグナム○○ライ○○と言う空気銃専門の本で同じことが書いてありもっと早く出せよ!!と思ったりして・・・・ 

 当時は情報が無かったのよね・・  エアライフルハンターの悲哀 でした  チャンチャン

* お断り ここにでてくるマウントの使用感はすべて実体験でありますが、なにぶん昔々の古い話でございますので「けしからん」と思っても もう時効でございますのであしからずご了承ください!!

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