スーパーフェスティバル/カスタムワールド3展示用に製作した米海軍の現用ヘリクルーです。
ヘリパイが作りたかった、というよりは現用のフライト・ヘルメットが作りたかった、というのが正直なところです。
このヘルメット、元々はまついさん、みやもとさんと合作で進めていた“アビエーター”用にHGU-55/Pとして作っていたものなのですが、現用のヘルメットはどれもシェル(ヘルメット本体)の形がほとんど同じなので、どうせならバイザーや小物パーツで全然別物に見えるヘルメットをもう1ヶ、ということでシェルを流用してHGU-84/Pを製作する事にしました。
しかし、ヘルメットはやはり難しい… とにかく形状が微妙で苦労しました。最初は洋書の写真集を資料にして製作を開始したんですが、とにかく形にならない。ある方向からはOKでも別アングルから見ると全然似ていない…パテを盛っては削りを繰り返すこと数ヶ月(<ちょっと大げさ)ついに切れて実物ヘルメットを購入してしまいました。
実物購入後は“今まで悩んでいたのは何だったの?”というくらいスムーズに作業が進みました。100枚の写真より1個の実物が勝る、というのは全く真理であると、今回身をもって実感してしまいました。
それから…とにかく決して安い買い物ではないので“完成しなかったらシャレにならない”というプレッシャーが製作意欲を大幅に向上させる、という効果も見逃せないポイント…ですね(^^;
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