第3巻編






お色気カラースペシャル:ボイン帝国の誘惑

あらすじ・・・ドラマの悪人を見て激怒するばあちゃん。しかし、じいちゃんが「とび出せボイン」という番組に替えてしまう。ボインに興奮して、思わず触りに行くじいちゃんを、ばあちゃんはチョップ! さらに男を悩殺するボイン軍団に、ばあちゃんも激怒。じっちゃんは勃ったチムポが折れて気絶。その隙にばあちゃんドラマを見ようとするが、終了しておりさらに激怒でTVを破壊する。だが、あきらめないじいちゃんはTVの中にボインがあると思い、中を漁り、最後はばあちゃんとともに感電。みちろう大喜び。

評・・・この作品、なんと言ってもボイン! ボ・イ・ン 今時ボインなんて死語だぜ! 「ボインはおとーちゃんのためにあるわけじゃないんやで〜」。この時代やから何十年も前の言葉やな。「ボインが下向きゃ ムスコ上」。これは名言です。田村さんに教えなきゃ!(chappy)


えの46:白い子供たち

あらすじ・・・前田家に強盗が! しかし動じない郷介はシェルターに避難。強盗を無視するかのように、メロドラマやエロビデを見て、最後はプライバシー保護機能が作動して、地下へもぐる・・・。一人残された強盗。だがチムポはペニセストしたままだ。そこへみちろう登場! しかしなめられた挙句に、チムポを切断されてしまう。すると、「わー」と言いながら「白い子供たち」が現われる。みちろうはチムポを発射して、ライオンに食わせてしまう。女性化して、泣きながら走り去る強盗。時を同じくして郷介は、絶頂を迎えて・・・「うっ」「わー」。

評・・・今ではお馴染み、白い子供たち初登場。郷介がみちろうを呼んでから、登場するまでの時間がやたらと長いが、これは計画なのか郷介! (chappy)


えの47:ファイティング親子とアニマル

あらすじ・・・親子ケンカをする郷介は、みちろうのパンチを顔面にWで食らい、目の回りにアザができる。それを見て母パンダが欲情し、子パンダを跳ねた男を連れ去ってしまう。一方、みちろうにラクダチョップを受けた郷介に、ラクダがよってくるが撃退される。それを見た娘2匹が、「ママのかたきー」と飛び出す。そこへドリンク愛好家が登場し、なんと2匹のエキスを飲み尽くす! だが、車に跳ねられてエキスを飲み返されてしまい、チムポもシワシワ。だが、前田親子はまだケンカを・・・。

評・・・なんで、パンダとラクダが? と思うが、榎本作品らしさがよくでているとも言える。絶妙のコマ割りで、展開が早い作品にしては、間が開きすぎずに、仕上がっている。こういう所はホント素晴らしいと感嘆。(川やん)


えの48:私はエロであります

あらすじ・・・葛原さんがコケた!! その瞬間を清掃課の面々が見逃すはずはない! 郷介完全記憶で、タンスに収納。田村さんはパンチラ写真をゲットした。しかし、そのフィルムは外へと転がって行き、菖蒲沢のもとへ。早速現像屋を呼び出して、出来た写真を見てみると、そこには愛する郷介が、葛原さんのパンツを見てペニセストする場面が・・・。自分のパンツを見てもらおうと、郷介の元へ菖蒲沢は猪突猛進。派手に転んでパンモロだ! しかし、そのショックで郷介の記憶は崩壊してしまった。

評・・・まずタイトルに一言、「知っとるわ!」 ここでもニューキャラ登場! 現像屋! 顔立ちが田村さんそっくりだと思っているのは私だけ? あと、現像屋はどうしてそんなに興奮しているの? 気になる・・・。田村さんもいいっす!(chappy)


えの49:冬の日の猥想

あらすじ・・・雪が降ったことを、犬並に喜ぶ郷介。葛原さんの汗も涙もオシッコも、みんな入っている(と思いこんでいる)雪を飲んで、「ブラボー」。しかし、ばーさんを見て心配になり、ソムリエ屋にティスティングを依頼。すると葛原さんは入っていなかったため、ロッパー&大暴れ。誤って、転倒してしまった郷介。すると突然今までの人生が、走馬灯のように脳裏をかすめる・・・。なんと下には割れたビンが! 覚悟を決めて走馬灯を鑑賞する郷介に、これまでの思い出のセックスライフがオーバーラップ! ラストオナニーも決めて、「人生に悔いなしー!!」で黒色化。

評・・・なんだか難しいタイトルですが、内容はアホですな! ここではソムリエ屋。とてもイイ格好をしています。お約束の屁もナイス! 走馬灯のネタも良い。セックスライフにメリーらしきものがいます!(chappy)


えの50:OH! エンパイア

あらすじ・・・いきなりの外人バージョンだ。いきなり朝っぱらから、2人の女性から慰謝料を請求される、郷介外人バージョン。心配するミッチェルに、「カモンマイサン」と抱擁&熱いキスだ。コーズウォーターからの告訴には、「デカパイは暴力だ」と訴えようと考え、ミッチェルに賞賛された上に自画自賛。だが、調子に乗って彼女のデカパイをもんだ郷介外人バージョンは、テイムランバートたちとともに、銃弾を撃ち込まれてしまった。が、彼女の一言に反応。なぜかお尻にたかる。「ノー」。

評・・・連載50回記念の外人バージョンの話。外人になっても、みんなヤルコトは同じで安心だ。特にテイムランバート(田村)が、良い。山椒は小粒でピリリと辛いが、まさにそういう役回りを演じていて笑える。またやって欲しい。(川やん)


えの51:夫婦って奴はよう

あらすじ・・・今日のじいちゃんの様子はなんだかおかしい。風呂場やトイレを覗いてまで、なにかを訴えようとしている。だが、ばあちゃんは、そんなことを気にも留めずに寝てしまった・・・。だが、突然起きだし、今日がじいちゃんの80回目の誕生日であることに、気付くばあちゃん。早速すぐにパーティーの準備をするよう、みちろうに指令を下す。射出機で郷介の家に駆けつける一族。そして、じいちゃんがローソクの火を消そうとすると、なんと郷介が放屁! 結局コレでムチャクチャに・・・。

評・・・いいっす! 最高っす! ジジババネタ面白いですよね。その中でもオレはこれが好きですよ。ここでは「誕生会準備マシーン」登場。オチはやっぱりウンコでした。(chappy)


えの52:僕と君の見る世界

あらすじ・・・寝違えた前田親子は、病院に行くにも、視界が違うためにまっすぐ歩けない。苦労の末にマシーンを呼び出して、病院へと向かうのだったが、車に跳ねられてしまう。ケロ化した郷介と、ボコられて黒色化したみちろうの二人の視界には、なにが見えたのか。

評・・・おとなしい話が続いていたが(少なくとも、私はそう思う)、久しぶりにハイな話となった。マシーンを呼び出すまでのドタバタや、お約束の車にはねられるシーンなど、ホッとさせた。(川やん)


えの53:君の歌は、君の歌

あらすじ・・・学校からの帰宅途中、みちろうは歌を歌って御機嫌。犬やネコも歌っていると、早速郷介に報告すろ。電話でハーモニィーを奏でる前田親子。しかし、途中からテーマが露出狂に替わってしまう。

評・・・前半のメルヘンチックなトコから、いきなり下ネタに移行するのが見事。しかもチムポ、犬に噛まれて腫れまくり! 痛そうだ! 田村さんもちゃんと録音してます。(川やん)


えの54:燃えろ、田村

あらすじ・・・田村さんは、清掃課の面々に「150万円貸してくれ」と頼みまくるが、もちろん貸してくれない。いきなり田村さん暴走! 二比の持ってた掃除機を奪うやいなや、葛原さんのブラやパンツ、郷介のパンや財布などを吸引しまくり、最後には自らを吸わして逃亡!! だが、郷介とニ比はウンコを吸い出してもらって復讐を果たす。しかし、精も根も吸い尽くされ、抜け殻と化した2人は掃除機に・・・。

評・・・来ましたよ!田村さんメイン。ここで「えの派」かどうかわかります。葛原さんがコンピューターで打っている文字。よく見れば見えるんですよ、文章が。とても本文に書けないもの。オチがまたウンコ! 安心しますね。(chappy)


えの55:これが愛じゃ

あらすじ・・・タミのロールに溺れる二比。しかし、老人ホームに入れられてしまうことをタミは告げる。ニ比は面会に行くことを約束し、早速やって来たニ比をロール。だが、それを見たハナさんたちも大興奮! 「わしらもロールユーじゃ!」と、みんなでロール。ニ比耐えきれずに、「わーわー」が飛び出した。

評・・・少女のように顔を赤らめながら、ニ比を待ちわびるタミ。そして興奮するハナさんたち。女って、いくつになっても枯れてないな〜。で、最後の「ウイロールユー」、なんで回転するんだー! みんな飛び出してしまうオチ最高!(川やん)


えの56:テレビと腹とネズミの家族

あらすじ・・・晩酌をしながら野球を見ていた郷介。だが、轟音とともにTVが壊れてしまった! 浴びせ倒し合戦に敗れ去り、修理することになったみちろうは、ネズミが何かを訴えていると感じとり、ネズミ屋を呼ぶ。ネズミ屋から強奪した帽子で、ネズミたちの「チュー太を助けて」と懇願されて、救出するも時すでに遅く黒コゲ。なぜかみちろうに「チュー太のかたきー!」と、噛みつくネズミ。催眠術でネコ化した郷介に、食われてウンコ化するネズミたち。だが、みちろうも食われかけてしまう。

評・・・なぜ浴びせ倒し? なぜネズミプレイ? なぜ「チュー太のかたき」? 謎だらけだが、異様にハイで楽しめた回。ネズミ屋はなんであんなに高いんだ? シッポが一番気持ちいいんかな? オレ口でいいっす!(川やん)
 


えの57:セクハラ大王

あらすじ・・・ネコ化した郷介は、公園で他のネコたちとともに、おばさんからのエサを待っていた。しかし、エサは全て他のネコたちに奪われてしまう。その現場をみちろうが目撃し、マタタビ弾を使って郷介を強制出社させる。だが、ネコ化したままの郷介は、葛原さんになついて、なんと生パンをゲット! 田村&二比と争奪戦を繰り広げる。一度取り帰した葛原さんだったが、だ液ぐっしょりで気持ち悪くて放り投げてしまい、元の木阿弥になってしまう。

評・・・ネコ、可愛いっす。(chappy)


えの58:犬もどき物語

あらすじ・・・犬もどき(小)をおちょくるみちろう。チョコを犬もどき(大)の口の中に、犬もどき(小)がチョコを追って突撃して、即ウンコかしてしまう。さらにみちろうの投じたイモを食って、犬もどき(大)はケツから爆風を噴射して、犬もどき(小)を白骨化させる。それを見て笑うみちろう。だが、彼も犬もどき(大)に食われてウンコ化+白骨化。みちろうと犬もどき(小)は、骨のまま楽しく走り回る。

評・・・出ました、意味不明マンガ! これはわからん。趣旨も意味も全てわからん。この奇才ぶりが榎本先生か!? なんであんな巨大な犬が空き地にいるの? これがマニアを喜ばせる??(chappy)


えの59:うんこキングダム

あらすじ・・・未だかつて無いほどの、未曾有の快便に酔う郷介。みちろうの中止要請にも関わらずに、ウンコ続行。ついに体が盛り上ってしまう! だが、そのウンコには、すごい効能があったのだ!なんと、美顔効果! その凄さは、自らウンコにダイブする人が続出する程だった。「クソエステ」屋を始めて、大儲けする郷介。それを見た田村さんが対抗して開店するが、低品位なウンコでは太刀打ち出来なかった。

評・・・文句無しに最高! ウンコで体が持ちあがり、窓を突き破った時の顔! もう大笑い。しかもなぜかネコがいるし「フギャー」動物描くのが本当に上手。(chappy)


えの60:男たちの宴

あらすじ・・・いきなり真面目に勉強を始めるみちろう。だが、九九をはじめようとした瞬間に、頭から鮮血が噴き出して、黒色化してしまう。突然8人に分裂して、郷介をボコるみちろうは、ストリップに連れて行く様に強訴する。結局二人羽織+変装でストリップを見に行く前田親子。みちろうはもちろん大感激だ! そして筋金入りの漁師たちとともに、ショーを楽しむみちろうであった。

評・・・オイオイ、なんで分裂して郷介をボコるんだー!? なんもしてへんやん郷介は(なんもせーへんからか?)。それになぜストリップ? ダメだろうみちろうを連れていったら・・・。でも郷介お構いなし。ちゃんと見えなくても「失意のうちに果てる」って、オカズはなんやー!!(川やん)


えの61:赤裸々のランチ

あらすじ・・・郷介たちは、葛原さんを食事に誘う。先に彼女のお弁当を食べておくという荒技を使い、一緒に食事に行くことに。しかし、いきなり菖蒲沢の手により、郷介たちは葬り去られてしまう。だが、それは菖蒲沢の罠だった。自白剤入りのソーセージを無理やり食べさせられて、菖蒲沢の質問に、イエスかノーかで答える葛原さん。だが、代弁マシーンで、郷介たちがセクハラ質問を繰り返す。「もう一度サドー」に、葛原さんもちろん「YES」。

評・・・葛原さんの秘密が解き明かされる貴重な作品。菖蒲沢の手の込んだ仕掛けに、さすがの葛原さんもお手上げか? あの無口で自分のコトを語らない葛原さんが・・・。あー、スゲーぞ! 菖蒲沢ひろみ! ネコの天使姿もいいっすね。菖蒲沢のノートに スウェーデンってあるけどどういう意味?(chappy)


えの62:ぐっきりぎっくり腰

あらすじ・・・いきなりギックリ腰になったばあちゃん。蝶が乗っただけでも痛いのに、腰の上で凄絶な食物連鎖、弱肉強食の世界が繰り広げられたからさあ大変。じいちゃんまで道づれにしてしまう。そこへやって来た前田親子。ばあちゃんの危機に駆け寄ろうとするみちろうを、排除した郷介は、普段の仕返しをするには絶好機と見て大暴れ。ハナクソ攻撃に、ネコが死んだオナラ攻撃に加えてズボンを下ろす! そこへみちろう決死のダイブで難を逃れるも、タンスがばあちゃんの腰の上に・・・。

評・・・ちょうちょ・カマキリ・ネズミ・ネコ、全部かわいく描けています。さすが榎本先生! この作品のネコはお気に入り!(chappy)


えの63:ホットホッターホッテスト

あらすじ・・・うだるような暑さにのたうち回る郷介を、みちろうが攻撃! しかし逆効果+暑さのために汗がダラダラ・・・。扇風機を使う2人はもちろん「強」で涼を取ろうとするが、壊れてしまう。最後の一風争奪戦で、さらにホッターになった二人は、死んで涼しくなろうと考えて自殺。しかし、郷介は地獄におちてしまいホッテスト。気合で生き返り、善行をしてメデタク天国行き。

評・・・面白いです。壊れた扇風機の最後のひと風を争う親子・・・バカですね。しかも外に居たオッサンと犬がイイ味出してます。(chappy)


えの64:楽しく生きるコツ

あらすじ・・・死にたくなるような暑さに耐えかねて、ついに郷介がクーラーを買ってくる。だが郷介は、儀式もせずにいきなりスイッチを入れようとしたみちろうに激怒する。さらにやり直しがいい加減なために、みちろうの首を切断してしまう。息子みちろうの非礼を、ミスタークーラーに詫びる郷介。だが、エロビデを見てムスコがペニセストしたために、激怒したミスタークーラーは温風を噴射してしまう。結局反対屋に感覚が反対になる注射を打ってもらい、極楽気分に。

評・・・クーラーを設置した日に、お祈りを捧げなくてはいけないとは、知らんかった。私は「みちろう派」なので、ウチのクーラーは余程心が広いんだろなぁ。ちゃんとお礼を言わなアカンな。(川やん)


えの65:変態の王国

あらすじ・・・田村さんとボインねーちゃんが、お互いにダンスやボインをコーチしあい、怪しいダンスを踊りまくる。

評・・・「ビジュアル」系の話。ねーちゃんのボインと田村さんの変態さを、これでもか!と言わんばかりに見せつけています。田村さん舌出してるし。最後のダンス好き。(川やん)


えの66:街のダニとみちろう

あらすじ・・・街のダニにカツアゲされるみちろう。だが、相手が悪かった。みちろうのこそばし攻撃に、街のダニの体のパーツが大脱出を図って逃亡。街のダニはあわれ、穴だらけになってしまう。

評・・・うーん、好き嫌いが分れる作品。昔の「ゴッキー」的な要素が前面に出ている作品です。でも、こんなんなったら怖いけど、私はホッとしました。(川やん)


えの67:恋人交響曲

あらすじ・・・ニ比とタミの愛の儀式は、何時にましてハード。だがニ比は、相部屋だと集中できないと帰り支度をはじめてしまう。ニ比の心の中を機敏に察知したタミは、自分の方を振り向かせようと必死。大技を次々に繰り出し、「ウインザーノットロール」で、ニ比をイカせる。だが、ニ比はフラフラと麻梨亜の元へ・・・。彼女の弛んだ腹を見て興奮するニ比だったが、タミに見つかってしまう。しかし、悪びれる様子も無い二比は、タミの目前で麻梨亜にロールされる。「面の喜びー!!」と狂喜しながら、ニ比は絶頂を迎えたのだった。

評・・・1コマ目からハード&ハイの連続。タミで一回スッキリしてるはずなのに、麻梨亜という裏技を持っているニ比は凄い! しかもタミを縛り付けてまで、ロール・・・。タミがかわいそうだ! 線よりも面のくだりは特に大好き。(川やん)