桜


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名古屋・平和公園

公園全体として約2300本あるうちの1300本が「桜の園」に集中しています。サクラの名所として名古屋市民の憩いの場となっています。

雪柳もきれいに咲いていました。

 

名古屋・東谷山フルーツパーク

東谷山フルーツパークは、名古屋市の東北端、東谷山(海抜198.3m)山麓に位置し、園内には、おなじみの果樹が栽培された「果樹園」や、
熱帯・亜熱帯地方のめずらしい果樹を観察することができる「世界の熱帯果樹温室」、
果物に関するさまざまな知識を紹介する「くだもの館」などの施設があり、果物をテーマにしたユニークな農業公園です。

ここはしだれ桜が有名で、約1000本のシダレザクラが植えられ、例年4月にはたくさんの人でにぎわいます。
また同じ時期に紅白の美しい源平桃(写真・下段)が咲きます。

   

宇治・自衛隊宇治駐屯地

陸上自衛隊関西補給処等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地ですが、桜の時期には市民に開放されます。
子供たちも安心して遊ばせることができ、お花見の穴場です。

                

   

京都・円山公園

日本でもっとも有名な枝垂れ桜と言えばこの祇園枝垂れ桜でしょう。
この大きなしだれ桜は「祇園の夜桜」として有名で、圧倒的な美しさを見せます。
現在は二代目で、初代は昭和22年に樹齢二百年余で枯死しましたが、
昭和3年に初代より種子を採取し育成した樹を、桜守・15代佐野藤右衛門氏が昭和24年に寄贈、ここに植栽しました。
現在は樹齢79歳を迎えており、毎年春にはライトアップされ、昼とは違った妖艶さが美しく、夜桜の名所として多くの花見客で賑わいます。

 

京都・醍醐寺

京が都だった平安時代、貴族達は酒や肴を携えて花を愛で歌を詠んでいました。
その花も今のように花見と言えば桜ではなく、梅や桃などであったようで、当時庶民にはお花見など縁遠いものでした。
その花見というものを庶民が知り噂にも話したのが、太閤さんの花見と言われた豊臣秀吉の「醍醐の花見」です。
これを機に庶民の間にもお花見が広がっていったと言われています。

   


京都・勧修寺(かじゅうじ)

もともとは、平安時代の貴族、宮道弥益(みやじいやます)の邸宅で、後に醍醐天皇の母となる胤子(いんし)の生家でした。
醍醐天皇がこの母の菩提を弔うため、その邸宅を寺院に改めたのが始まりです。
後に荒廃していたのを徳川家が再興し、書院と宸殿は明正天皇の旧御殿を賜りました。
建物が優美で雅やかな雰囲気がただようのは、この御殿が女帝のお住まいになった御殿だからだそうです。

書院の前にある灯籠は「勧修寺型灯籠」と呼ばれ、水戸光圀公から寄進されたもの。
この雪見灯籠は、ほかにはないユニークな形で、光圀公が寄進されたものは、デザイン性に優れたものが多いのでしょうか。

勧修寺の門へつづく参道は、白い築地塀がめぐらされています。
その前にはソメイヨシノの桜並木があり、
3月末から4月上旬が見頃。

また梅の時季は、江戸時代に京都御所から移植されたという「臥龍の老梅」が見ごたえがあります。
親木の根元から子、孫の枝が伸び、親子三代で支えあっているようすからは、花をつけていない季節でも生命力を感じとることができます。

 

京都・平安神宮神苑

平安神宮の4月を華麗に彩るのは有名な「八重紅枝垂桜」です。

開花時期は、ソメイヨシノの桜前線に遅れること1週間程度で4月上旬となることが多く、4月15日の例祭にはまるで奉祝するかのように見ごろを迎えます。八重咲きなので開花から2週間も見ごろが続くのが特徴ですね。

入口から南神苑へ一歩足を踏み入れると、さながら天蓋のように空を覆い尽くす、圧倒的な光景が繰り広げられます。
この紅しだれ桜は、もとは京都の近衛家の邸内にあったものを、津軽藩主が地元へ持ち帰り育てたとされており、平安神宮創建にあたり、仙台市長の遠藤氏から苗木が寄贈されたことから「遠藤の桜」とも「里帰りの桜」ともいいます。

京都・祇園歌舞練場
都をどりの会場として知られています。
京都には5つの花街(かがい)があり、その一つの祇園甲部の芸妓さんや舞妓さんの踊りの練習場として建てられたもので、
客席はおよそ1200
席ほどあります。毎年春に「都をどり」が催されることで有名です。 

奈良・吉野山

吉野山は全国的に桜の名所として有名で、4月の上旬から中旬にかけて3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲きみだれます。
『これはこれはとばかり花の吉野山』と貞室が詠んだように、吉野山の桜は、尾根から谷を埋め、爛漫と咲き誇るその見事さで広く知られています。

吉野山では、今から1300年前、役行者が金峯山寺を開くとき、感得した蔵王権現を桜の木に刻んだことから、ご神木として保護されてきました。

現在200種約3万本、多くがシロヤマザクラ。若葉と同じくして開花するので、凛とした気品が感じられます。 

 

京都・南山城村

京都府の東南端に位置する唯一の村で、奈良県、滋賀県、三重県の3県に境を接しています。
この村を流れる木津川遊歩道で毎年八重桜のお祭りが行なわれています。
いわば村おこしの一環ですね。ちなみにこの村の木はヤマザクラだそうです。


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