紅葉

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京都シリーズ

貴 船

貴船は、貴船山と鞍馬山に囲まれた幽玄な谷間に位置しています。
そのため、貴船の紅葉はモミジだけが紅葉するのではなく、カツラ・カエデなどの広葉樹、山全体が紅葉するのが特徴です。

鞍 馬

霊山として知られ、山岳修験の場として栄えた地域です。
延暦15年(796年)、あるいは宝亀元年(770年)には、鞍馬山の南中腹に毘沙門天を本尊とした鞍馬寺が創建されました。
また、牛若丸(後の源義経)の修行の地であり、天狗伝説でも知られています。
古くより、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。

南禅寺

紅葉の名所で有名な南禅寺は、京都五山の上に最高位の座位を定められた寺院です。
境内には、京都三大門の一つ三門
(重文)、方丈(国宝)、勅使門(重文)、
虎の子渡しの庭で知られる方丈庭園(名所指定庭園)、別院である南禅院などがあります。

歌舞伎「桜門五三桐」で石川五右衛門が三門に上り、「絶景かな絶景かな」と見得をきる場面でも有名な巨大な三門は、
京都市内に点在する紅葉が一望できるまさに絶景ポイントです。
また南禅寺水路閣は、明治時代に造られた赤レンガの水道橋で、琵琶湖から引かれた水は現在上水道として利用されています。

 

永勧堂

永観堂は、南禅寺の北側に位置し、浄土宗西山禅林派の総本山です。
正式名称は、禅林寺といい阿弥陀如来像(みかえり阿弥陀)(重要文化財)をはじめ、山越阿弥陀図(国宝)、
金銅蓮華文磬(国宝)など他多数の国宝、重要文化財を所蔵しています。


モミジの永観堂といわれるくらい京都でも屈指の紅葉の名所で、紅葉の時期には全国から観光客が来るほどで、洛東随一です。
永観堂周辺には、南禅寺・哲学の道・法然院などが点在しており散策には最高の場所です。

 

銀閣寺

銀閣は、足利義政の山荘東山殿に造営された観音殿のことで、義政の祖父・3代将軍義満が建てた金閣と対比されて用いられる通称である。
上下二段の庭園があり、下段の池泉回遊式庭園の背後にはカエデが茂っており、庭園を巡るコースで紅葉を楽しむことができる。
最初の写真は哲学の道での紅葉です。

   

嵐 山

赤や黄色の錦に染まった嵐山を背景に、曲線の美しい渡月橋がかかる風景はあまりにも有名ですね。



二尊院

釈迦如来と阿弥陀如来を共に本尊とするため二尊院と呼ばれる。
豪快な門は伏見桃山城の薬医門を移したもので門から本堂築地塀までの広い参道の紅葉が素敵です。
鐘楼横に茶店があり毛氈床几でアメ湯をすすりながらの紅葉見物も粋なものです。

総門をくぐれば「紅葉の馬場」と呼ばれる広い参道があり、名前のとおりここは紅葉の名所として有名で、秋ともなれば多くの人が訪れます。


    宝匡院

ここは嵯峨野の清涼寺の直ぐ隣の小さなお寺ですが、ここの紅葉は素晴らしい!
紅葉見物で、数多くの寺院を廻りましたが、ここが一番綺麗で、本当に「息を呑む」といった表現がぴったりのこじんまりしたお寺です。
皆さんにも是非々々お勧めしたいスポットです。

 

高雄三尾  高雄「神護寺」、槙尾「西明寺」、栂尾「高山寺」

紅葉の美しさで名高い栂尾・槙尾・高雄の三尾(さんび)、清滝川沿いにある3つの古刹、高山寺、西明寺、神護寺の紅葉狩りです。

神護寺のある高雄(たかお)

京都で紅葉と言えば「高雄」。高雄と言えば「神護寺」と、京都の紅葉で一番早く見頃となるお寺です。
清滝川に架かる橋を渡り急な石段を登りきると神護寺です。このお寺は弘法大師を初代とする真言宗の名刹です。

広々とした境内には書院・大師堂・五大堂などが並んでいて、さらに階段を登ると立派な金堂があります。
さらに境内の奥へ向かうと地蔵院があります。
ここで清滝川の清流、錦雲峡の谷へ向かって厄払いのかわらけを投げると、千じんの谷底にスーッと消えていきました。

 

西明寺のある槇尾(まきのお)

清滝川に架かる朱塗りの橋、指月橋を渡ると西明寺です。
天長年間に弘法大師の高弟智泉が建立し、後に神護寺から独立した神護寺の別院。
境内には樹齢
600年のマキの老木があり、この木が槇尾の由来となったそうです。

 

高山寺のある栂尾(とがのお)

奈良時代に創建され鎌倉時代に明恵上人が再興した古刹です。
国宝・石水院、開山堂、金堂、茶園など緑の森の境内を散策するのも気持ちいいです。

   

東福寺

2000本もの楓に包まれた東福寺は、1236年九条道家が九条家の菩提寺として建立したもの。

奈良は東大寺の大きさ、興福寺の隆盛にあやかり東福寺と名付けられたそうです。
楓、紅葉の名所として名高い東福寺には、かつて桜の姿もあったが、
花見に浮かれる人々の姿を嫌った室町時代の僧、明兆が将軍へ伐採を願い実行したそうです。
臥雲橋より通天橋を望めば、夏は緑の、秋は真っ赤な楓の海が広がります。

真如堂

広く緩やかな石段の先に、国重文の本堂があり、石段や本堂の周辺には楓が多く、11月半ばには別世界になります。
12月上旬から中旬には散りもみじであたり一面真っ赤になる寺で有名です。

 

青蓮院

京都五ケ室門跡の一つで皇室との関わりが深い。
ライトアップにより歴史を感じさせる楠、幻想的な庭園、諸堂など、まさに佛国土をおもわせる神秘的な世界が表現されます。

 



滋賀の紅葉

湖東三山

琵琶湖の東に位置する湖東三山は、 龍應山「西明寺」、松峰山「金剛輪寺」、釈迦山「百済寺」の三山からなり、
臨済宗永源寺派総本山「永源寺」とともに紅葉の名所として知られています。

西明寺

内部に極楽の壁画が残る国宝三重塔、表道が紅葉に染まるころ不断桜が満開になります

金剛輪寺

湖東三山まん中のお寺。血染めの紅葉が特に有名です


百済寺

湖東三山、最古のお寺は聖徳太子の発願寺。自然の谷川の水が池に注ぐ地泉回遊式の庭園がすばらしい!!

    


千葉の紅葉

養老渓谷

千葉県夷隅郡大多喜町から市原市を流れる養老川によって形成された渓谷。
養老渓谷温泉や秋の紅葉狩りにより、当渓谷の西側にある梅ヶ瀬渓谷とともに千葉県内有数の観光地となっている。

 

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