7日目・8日目

今回の観光最終日と帰国日ですね。ナイアガラの滝を観光し、その後ナイアガラオンザレイクを見て、トロントまでバスで移動です。そして翌日にトロントから直行便で帰国します。

テーブル・ロック

眼下にカナダ滝が見える岩の展望台ですが、風向きによっては滝壺から舞い上がる霧雨のシャワーを浴びます。観光案内所をはじめ、レストランや土産店もあり、観光の拠点になる場所です。また建物の前からは、カナダ滝が流れ落ちる瞬間を目の前で眺められ、迫力満点のビューポイントでもあり、エレベーターで地下へ下りると、滝の裏側をのぞくこともできるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズというアトラクションもあるそうです。時間があれば行きたかったのですが、残念ながら今回はパス。

  テーブルロックからのカナダ滝

  カナダ滝と左はアメリカ滝

テーブルロックの展望台・ほぼ流れ落ちる滝の水面と同じ高さで、目の前に滝口があり、迫力満点でした
  カナダ滝の全容

                           カナダ滝のライトアップ

   カナダ滝の滝口

 

霧の乙女号 Maid of the Mist(カナダ側)

 滝のすぐそばまで行けるナイアガラ名物の遊覧船。アメリカ側、カナダ側のどちらからも出ていますが、アメリカ側がやや空いているようです。

乗客は青色の合羽(使い捨て)を着て船に乗り込みます。より迫力を楽しむならば、
1階よりも2階デッキがおすすめです。私たちも最前列を占拠しました。

船が滝に近づくにつれ、はげしい水しぶきが降りかかります。そのためここでは事前に防水型の簡易カメラを用意して乗り込みました。なお合羽は記念にもらっていくこともできるということなのでしっかりゲットしてきました。

   いよいよカナダ滝へ前進です

  見学者用のカッパ姿

                          アメリカ滝の様子(上と右の写真)

  下船後の姿と、観光船

レインボー・ブリッジ Rainbow Bridge

 カナダ側とアメリカ側を結ぶ橋の1つで、ナイアガラ観光では最も便利な橋です。橋のちょうど真ん中ほどで、両国の国境を越えます。

アメリカ・カナダの国旗と国連旗がはためいいて、歩いて国境を越える体験をすることができます。もちろんアメリカ側に渡るときはパスポートが必要です。

  昼食をとったホテルから見たレインボーブリッジ

ワールプール

ここはナイアガラの滝の下流にあり、ナイアガラ川の流れがほぼ直角に曲がるところで、ナイアガラの滝から流れ落ちる水の勢いで渦巻きができるところです。

この上を、“スパニッシュ・エアロカー” と呼ばれるゴンドラが通っていました。これに乗って向こう岸まで行って、そのまままた戻ってくるという単純なアトラクションですが、ゴンドラから真近にみるこのワールプールは、けっこう迫力がありそうです。


ナイアガラオンザレイク

カナダのオンタリオ州南西部、ナイアガラ川がオンタリオ湖に流れ込む河口に位置する街。

アッパー・カナダ(現:オンタリオ州)最初の総督官邸が置かれた場所であり、1840年代に建てられたイギリス風の歴史ある建物が今も多く現存しています。

街の中心を走るクィーンズ通りには街のランドマークでもある時計塔があります。この時計塔は第一次世界大戦で戦死した地元民の慰霊碑として建てられたものだそうです。

                                        郊外の邸宅

  世界一小さな教会

                                      街並みと時計台

オンタリオ湖・五大湖のひとつオンタリオ湖が目の前です。五大湖の中で一番小さいと言いながら、四国の4県がまるごと入る大きさの湖って・・・。

これが湖? 水平線が見えるような気がする・・・広い。 

 
カナダ産アイスワイン

貴族のワインとも呼ばれ、ナイアガラの厳しい寒さの中で製造される、強い甘みと芳醇な香りが楽しめる希少性の高い高級ワインです。

葡萄の実をあえて樹につけたまま冬の到来を待ち、アイスワイン用葡萄は凍結と解凍を幾度も繰り返しながら、少しずつ水分を失い、葡萄本来の甘みと芳醇な香りをまとった果汁が実の中に凝縮されていきます。これから造ったワインをアイスワインというそうです。デザートワインの一種で、結構な値段がしました。

  見学したワイナリー
   ブドウ畑

 

ウェランド運河

オンタリオ湖とエリー湖をつなぐ運河です。この二つの湖は標高差が99.5 mあるため、途中に8個の閘門を設け水位を調節し、通行可能にしています。

この運河によりナイアガラの滝を迂回してエリー湖とオンタリオ湖の間を船が行き来でき、
年間約4000万トンの貨物がこの運河を通り運ばれるそうです。

 

トロント

カナダ最大の都市で、オンタリオ州の州都です。オンタリオ湖岸の北西に位置し、2006年統計で人口およそ250万人。

   市内の路面電車

   トロント夕景・といっても10時ごろです

CNタワーです。1976年に電波塔として建てられた高さ約553mのタワー。トロントのシンボル的存在になっている。円盤のような展望台からは、トロント市街のパノラマを楽しめる

 

トロント市庁舎

トロント市庁舎は特徴のあるランドマークのひとつで、東側に建つ旧市庁舎(現在は裁判所として活用)に代わる新しい建物として建設されました。

今もなおその斬新なデザインは人々を惹きつけており、映画の撮影にも時折使われているようです。

市庁舎前には市民広場であるネイサン・フィリップス広場があり、ハウス・コンサートや芸術展示、ファーマーズ・マーケットなどのイベントもときどき行われており、また広場には水場があり、冬には人気のスケートリンクへと変わるそうです。

近くには大型のショッピングモールであるトロント・イートン・センターがあり、モールの北口と南口にそれぞれ地下鉄の駅がありました。

トロント新市庁舎(上の写真)と旧市庁舎(右)

 

オンタリオ州議事堂

1893年建造のロマネスク様式の建物。オンタリオ州の議事堂としての風格が感じられるつくりです。

リスなども生息するクイーンズ公園の緑に囲まれた石造りの壁が美しく、また館内は大理石やマホガニーをふんだんに使い、豪華さと気品があふれています。

さらにカナダ建国の父である肖像画が飾られており、建物の正面には、カナダ初代首相ジョン・A・マクドナルドの像が立っていました。

                                      州議事堂と公園

 

シェラトン センター トロント

トロントのダウンタウンの中でも特に便利な中心地にある、1377室の客室を持つ大規模なアメリカンタイプのデラックスホテル。ロビーは3階まで吹き抜けで、滝のある中庭つきです。

ここが我々のトロントでの宿泊場所です。スパ・フィットネスセンター、屋内・屋外温水プール、ミーティングスペースなどの設備が整っているほか、賞を獲得したしたことのあるレストランも備えています。

有名大型ショッピングセンターであるイートンセンターには、地下道(
PATHシステム)を利用して行くことが可能でした。

   ホテル全景

   ホテルの高層階にかかる雲

                                           ホテル内部

   ホテルロビー

 

トロント空港から帰国

13:30発のカナダ航空で成田まで約13時間の飛行で、成田到着は翌日の15:55予定です。長いですね。

                                        トロント空港
   帰国便

  帰国の機内から見えた五大湖

  機内から見えたアラスカの山々


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