タンポポ
のように
仏教詩人坂村真民さんがこんな詩をおつくりになっています。
タンポポの
ように
強く生きよう
踏みにじら
れても
食いちぎら
れても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって
咲くその明るさ
わたしはそれを
わたしの
魂とする
私たちは、いつどのような苦難にぶつかるか、予測もしない不幸がやってくる
かわかりませんそういう運命の岐路に立たされたとき、〃立ち上がる人〃と 〃落ちていく人〃との二つに分かれるといわれます。やはり、立ち上がる人に
ならなければなりません。この詩のように死にもしない、枯れもしない根強さ
を持たねばなりません。 明るく花を咲かせる人であれば、タンポポのように、その実は十倍二十倍とな
って広がっていきます薬林寺の境内にも春の声とともにタンポポが顔を出しています。