「旧川越織物市場の保存・再生を考える会」主催 講演会

川越織物市場 ― 文化遺産 と 「まちづくり」 ―

明治期、川越の繁栄を支えた織物産業、その象徴的遺産が川越織物市場です。かつては各地にあった織物市場の唯一の残存例として産業史的・建築史的に高く評価されています。いま、この川越織物市場が解体・撤去の危機に瀕しています。

今回は織物市場の保全と再生を祈念し、講演会を開催いたします。多くの歴史的建造物が観光・産業資源として活用されている川越市にあって、市のさらなる発展と地域に根ざした「まちづくり」にむけて、文化遺産:川越織物市場の個性あふれる可能性を探っていきます。

日時: 2002年3月23日(土曜日)
午後1時30分から (開場 午後1時)
会場: 川越市民会館 会議室
参加費:無料、配布資料あり

おもな内容

講演:
 田村 均さん(埼玉大学) 「唐桟から双子縞へ 幕末・明治の流行ファッションをリードしたおしゃれの発信地・川越」

保存・再生 と 「まちづくり」への提案:

 大島 信道さん (建築家・文京たてもの応援団会員) 「ボランティアのネットワークによる建物の保存活用」

 野村 慎一さん (建築家) 「立門前商栄会の活性化構想」(仮題)

 当会 松江町2丁目 小金沢 実 「織物市場を活かした住民参加のまちづくり」

 当会 弁護士 小島 延夫 「保存運動の経過について」
 

講演会についてのお問い合わせ: 電子メイル: mail@kawaichi.com