ごあんない

 
  リンク先が増えて、笹本作品を読んだことのない方も、訪れていただけるようになってきましたので、ご案内を設けることにしました。
  このページはSF作家、笹本祐一さんの作品を楽しむための資料館です。
  笹本さんは、1963年生まれ。1984年「妖精作戦」で作家デビュー。それ以前から、シナリオライターとして活躍されていました。94年種子島でのH2ロケット打上取材以来、95年ケープ・カナベラル、97年内之浦を取材、宇宙開発に傾倒されています。
  98年には彗星狩りがSFマガジン・ベストSF国内作品12位となりました。ライトノヴェルズとかヤングアダルトと言われる、ソノラマ・ファンタジア・スニーカー等の中では最上位です。
  そして99年7月開催の第38回SF大会では「彗星狩り」が星雲賞(日本長編部門)を受賞しました。
  SFといえば、国内作よりも海外作品、早川書房、東京創元社が主流で、この2社以外の作品は探していらっしゃらない方も大勢おられることと思います。
  ところが、いかんせん発刊部数が極端に少ない。そんな中「星界の紋章」の森岡浩之さんが、それまで素通りしていた、朝日ソノラマから、「機械どもの荒野」を出すという。
  そのとき、書店で隣に平積みされていたのが、「星のパイロット」でした。
  読み始めて、1ページ目から引き込まれる。しっかりした構成のスペースオペラでした。
  あとがきを読むと、笹本さんが宇宙開発に興味を持ち、その結果思いっ切り、趣味に走って書いたとのこと。興味を持っていることだからこそ、楽しく執筆でき、読者にとっても楽しい作品になるのでしょう。
  読み終えて、いろいろ出てきた固有名詞をネット検索。結構ヒットするのですが、そういう検索結果をリンクしている読書ページは無い。笹本さんの作品を紹介しているページもだいぶありますが、内容紹介や書評ページばかりだったので、この資料館を作成しました。
かわせみ  
 
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