リバティランドの鐘
Liberty-Land's Bell
 
朝日ソノラマ文庫 1996年1月31日初版、
イラスト:鈴木雅久 ISBN 4-257-76760-X
 
次々と惑星を征服する悪辣な機動歩兵部隊が
衛星軌道の遊園地「リバティ・ランド」を襲う。
遊園地のキャラクターロボットたちは
いかにして戦うのか。最強の兵器はなんと……
 
設定も、表紙もファンタジーなので近寄りがたい
しかし、中身はしっかりした設定の感動物SF。
 
1日20万人の観客を受け入れる
直径6,500メートルのリバティランド
遺伝子操作した孟宗竹、ジャックスバンブー
のヤワな構造体をいかにして強化するか。
敵、騎動甲冑パンツァーヘムトは重量68トン
身長16.5メートルの巨人型万能ロボット兵器。
第33騎兵師団の2個連隊2000体が攻めてくる。
迎え撃つのは800万体のかわいいアニマトロイド。
数だけは多いが大きさはネズミ程度がほとんど。
逃げ遅れた2000人の観客を守らなければならない。
果たして防衛しきれるのだろうか。
 
辞書より、Liberty Bell:1776年7月4日、アメリカ独立宣言のとき鳴らした鐘。Philadelphia の Independence Hall にあったが、2003年10月隣のリバティ・ベル・センターに移された。
辞書より、chest'nut:クリの木。クリの実。
 

関連リンク

秋山完ホームページ/秋山完本人サイト(New)
Liberty Bell/独立記念館協会
自由の鐘/ウィキペディア
 
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2010.0113改訂