タンニン槽から出てきたら洗浄。
おお〜っ。
「革」らしくなりました。
ちなみになめされていないのが「皮」で
なめされているのが「革」になるそうですが
ここから「革」と呼んでいいのではないでしょうか。
水を含んだ革を脱水。
巨大なローラーで絞り上げていきます。
乾燥。自然乾燥で数日かけます。
こちらは強制乾燥。
網に革をパンパンに貼り付けて熱風の出る部屋に入れます。
ベンネルって何だ?
ベンネルという機械で革を平らにしていきます。
数人しかこの機械を使いこなせないそうです。
金髪の若い人が操るところをみると
後継者問題はクリアーしてそうです。
こちらの機械で革の表面(吟面ギンメン)を
細かいペーパーで擦っていきます。
俗に言うヌバック(吟すり)です。
ちなみに革の裏面(床面とこめん)を起毛させたのを
バックスキンと言います。
革の厚みを揃えます。
真っ二つになる感じがスゴイ。
ニッピのヘリ透き機は私も持っていますが
コレを見るとオモチャですね。