染めは一瞬で終わります。染料はいっぱい使いますので
あまり効率のいいやり方ではありませんね。
ネジ捻（ねじねん）でヘリにミゾをつけます。
私は使いやすいように片側を短くしてあります。
次は両方同じ長さの線の細いネジ捻でホルスターの中のラインを
入れていきます。革を水で拭き、ラインの周りを刃を丸くした
デザインナイフでなぞり、ラインを浮き上がらせます。
専用の道具もあるのですが、私はデザインナイフのほうが
使いやすいです。そしてラインの頂点を刻印で打ちます。
スタンプを入れていきます。
水で拭き、石の板の上で打ちます。
石の上でスタンプを打つと少ない力でクッキリと打てます。
２ミリ幅の目打ちで左右から交互に打ち込んでいきます。
こうすることで、縫い目の打ち間違いが少なくなります。
最近のホルスターは糸が太く、縫い目の幅が広いですが、
ウェスタンのホルスターは細い糸で縫い目の幅が狭いようです。
ヘリを落とします。縫い合わさる部分は片面、
そのほかは両面のヘリを落とします。
狭いアールはカッターで落とします。
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