Renata Mauro
Ballads
Renata Mauro (vo), Renato Sellani (p), Iller Pattacini (arr)
ピアノと、とても控え目なストリングスをバックに超スローテンポで歌う。その分、しっとりとした雰囲気。音はかなり低い。
1969年または1971年録音
Renata Mauro
Ballads
Renata Mauro (vo), Renato Sellani (p), Iller Pattacini (arr)
ピアノと、とても控え目なストリングスをバックに超スローテンポで歌う。その分、しっとりとした雰囲気。音はかなり低い。
1969年または1971年録音
Clifford Brown
Clifford Brown Memorial Album
Clifford Brown (tp), Gigi Gryce (as, fl), Charlie Rouse (ts), John Lewis (p), Percy Heath (b), Art Blakey (ds)
輝かしい音色はさすが Brownie だ。このテの曲はサックスが向いているように思うが、このトランペットはよい。Blakey もいつになくゆったりとしたリズムをきざんでいる。テーマ部のフルートやアルコが余計に聞こえるくらい、無駄を省いた好演奏。
1953.8.28録音
Roland Kirk
Third Dimension
Roland Kirk (ts, etc), James Madison (p), Carl Pruitt (b), Henry Duncan (ds)
巷ではゲテモノ扱いされているが、食わず嫌いはいけません。ここではストレートにテーマを吹いている(彼にしては、だけど)。
1956.11.9録音
Bob Cooper
Coop!
Bob Cooper (ts), Franck Rosolino (tb), Victor Feldman (vib), Lou Levy (p), Max Bennett (b), Mel Lewis (ds)
思わずジャケ買いした1枚。ウエスト・コースト風のクールな編曲がよく似合っている。やっぱりテナー向きの曲なのだなと思う。
1957.8.26-27録音
Hampton Hawes
Hampton Hawes Trio
Hampton Hawes (p), Red Mitchell (b), Chuck Thompson (ds)
手持ちのピアノトリオバージョンはこれのみ。ピアノだとあっさりとした印象を受ける。やっぱりバラードはテナーが好みです。Hampton Hawes も Red Mitchell も好きなので、個人的には満足の一枚。Red Mitchell のソロが聴ける。
1955.6.28録音
Wardell Gray
Wardell Gray Memorial vol.1
Wardell Gray (ts), Al Haig (p), Tommy Potter (b), Roy Haynes (ds)
2トラック収録されている。私の聴いたなかでは一番古い録音だが、一番よいかも。ただアルバムとしては、"Southside" が7トラックも入っていたりして、研究家でないと苦痛。
1949.11.11録音
Herb Ellis, Joe Pass
Seven, Come Eleven
Herb Ellis (g), Jake Hanna (ds), Ray Brown (b)
Concord Jazz Festival でのライブ録音。この曲では Joe Pass は抜ける。しっとりと美しい演奏だが、Herb Ellis はアドリブで唸り声を発する人で、ちとうるさい。私は唸り声がきらいなのです。このアルバム自体の聴き所は、なんといっても Seven, Come Eleven だろう。速弾きギター・バトルにジョークも交え、観客もたいへん盛り上がっている。
録音日不詳
Paul Desmond
Easy Living
Paul Desmond (as), Jim Hall (g), Gene Wright (b), Connie Kay (ds)
クールなサウンド。暑い夏にクーラーのきいた部屋で聴くと似合うかも。アルバム全体は大人しめであまり好きではないが、この演奏のしっとりとした感じは好きです。
録音日不詳
Miles Davis
Blue Moods
Miles Davis (tp), Britt Woodman (tb), Charles Mingus (b), Teddy Charles (vib), Elvin Jones (ds)
Miles が Mingus に義理で Debut に録音したというもの。Elvin が入っているので買ったのだが、編成もぁゃιぃし、暗くてどうにも好きになれない。
1955.7.9録音
Peggy Lee
Black Coffee
Peggy Lee (vo), and others
しっとりとすてきに聴かせてくれます。ボーカル版は Billie Holiday が有名だが、私は聴いたことがない。バックのミュート・トランペットがあまり好きになれないが(Pete Candoli らしい)、私の中でのNO.1ボーカル・トラック。
1954.4-5録音
John Lewis
Grand Encounter
John Lewis (p), Bill Perkins (ts), Jim Hall (g), Percy Heath (b), Chico Hamilton (ds)
このアルバムの他の曲では仕切りまくっている(リーダーだから当然か)John Lewis はここではなりをひそめていて、Bill Perkins のテナーがたっぷりと堪能できる。他の曲よりもテナーの音がでっかい。
1956.2.10録音
Lawrence Marable
Tenorman
James Clay (ts), Sonny Clark (p), James Bond (b), Lawrence Marable (ds)
リーダーはいちおうドラムスの Marable だが、"Tenorman"ということで、James Clay を大々的にフィーチャー。大好きなアルバムです。テナーとしてはどうってことないのかも知れないけど、よく唄ってると思います。100万回聴いても飽きないし、ジャケットもかっこいい。
1956.8録音
Jackie McLean, John Jenkins
Alto Madness
Jackie McLean, John Jenkins (as), Wade Legge (p), Doug Watkins (b), Arthur Taylor (ds)
激しいバトルの合間のひととき。テーマのブリッジ以外は McLean の演奏で、音色の違いがよくわかる。McLean はどんな演奏でも大好き。
1957.3.3録音
Poll Winners
Poll Winners Three!
Barney Kessel (g), Shelly Manne (ds), Ray Brown (b)
Poll Winners としては3枚目のアルバム。ここではShelly Manne がよい。スティックとブラシと何回も持ちかえるのがおもしろい。
1959.11.2録音
Phil Woods
Warm Woods
Phil Woods (as), Bob Corwin (p), Sonny Dallas (b), Nick Stabulas (ds)
これ聴いてると、Phil Woods と Jackie McLean の区別がつかなくなってきた... "Alto Madness" とともに、聴き分けの修行に。
1957.9.11-11.8録音
Lennie Niehaus
The Quintets & Strings
Lennie Niehaus (as), Christopher Kuzell, Thomas Hall, Barbara Simons (viola), Charlotte Harrison (cello), Monty Budwig (b), Shelly Manne (ds)
この曲にしては速いテンポ。ストリングスが入っているせいか、おしゃれで都会的な雰囲気で、Niehaus のソロもさらりとスマート。ベース、ドラムもとても心地よい。ウエスト好きにはオススメの1枚。
1955.3.16録音