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SOME Girl' SMAP (中居) 1997.8.30
土曜 23:00〜23:30 ニッポン放送 (1242kHz)
〒137-86 港区台場 ニッポン放送 『中居正広のSOME GIRL' SMAP』

REPORTED by れおん(編集:Katsumi)


ささやくように「中居正広の『SOME GIRL' SMAP』」
突然、「みんな一人じゃないのだ!?」を歌い出します。
「生の『SOME GIRL' SMAP』バージョン。あ、今度『SOME GIRL' SMAP』バージョンつくろっか!?詞募集しよっか?」
マー坊の部分とか、ラップ部分は誰でもできるんで募集しよか?なんて話をしてます。
京都のソロコンで慎吾君と中居君しかないのは、スケジュールが空いてるのがこの2人だっただけだそうです。(他の3人、秋からのドラマが入ってるんですよね)
今日の1曲目は「みんな一人じゃないのだ!?」

「僕のドラマも後半に入って、佳境に入ってきました。ラブストーリーではあるんですが、サブストーリーとして、僕はお医者を目指している青年を演じていると…。」
色々勉強はするし、何回か入院したこともあるんで、その経験とかも活かしたりするんだけど、やっぱり難しくて、わからないことも多いようですね。
さて、今日のお客様はお医者様です。

28歳の若いお医者様で、中居君も「かなり若いですよねぇ〜」と驚いてます。
国家試験自体は、大体80%の人は現役で受かるそうなんですが、受かった後からが大変だったそうです。いきなり、すぐ処置とかもやらなければならないし、最初は大変だったようです。

中「外科医、なんでしょ?ねえ。内科じゃないんですよね」
「ええ。だから、手術が、必要になると、やっぱり外科にかからなきゃいけない、 ですよね。だから、手術をするかなんですね。内科はやっぱり手術をしませんので …」
中「じゃあ何、肝臓が悪いとか、胃が悪いとかっていうのも、わかるんですよね、僕今さ、診ることできるんですか?」
「できますよ。できるっていうか、何か、何も道具がないからあれですけども。」
中「外見じゃわかんないですか?」
「外見。いや脈がどうとか、あと貧血があるとか、肝臓とか触って…」
中「ちょっと、触って触って触って。ちょっと診てよ。僕ね、お酒まいんち飲むんですよ。で、僕一度肝炎なったことあるんですよ」

と、ここでいきなり中居君、寝て触診してもらってます。(笑)
中「(ディレクターさん?に向かって)ちょっといいかな、診てもらって。せっかくだからさ。え、これ、只だよね?これ結構ね、お金かかるんですよ。うん」
「大体ほら、こうやってねぇ、触るんですけど、いやーこんなに筋肉がね、発達してると、なかなかねー」
中居君、しっかり筋肉ついてて、ちょっとびっくりされてました(*^^*)
(…と診察してもらいながら、CMです。。。うわぁ、ラジオだと色々想像してしまう〜(^^;;)

中「さ、いかがでしたか?」
「(笑)中居さんはー、ちょっと筋肉がね、すごく発達してるんですねー、やっぱり鍛えてらっしゃるんでしょうね。非常に。日々。腹筋とか、なんかされてんでしょうね。すごい鍛えてらっしゃる体なんだなあと思いましたけど」
中「(ふはは笑い)いえいえいえ…」
で、こういう筋肉とかついてると診察しにくいんですって、
「ですけど、肝臓とかはね、大丈夫だと思いますけどね、やっぱりね、胃の方がね、やっぱり少しね、お悪いの、かもしれないですよね。」
中「かも、ですよね」
やはり、不規則な食生活とかいけないんじゃないかって、おっしゃってて、ちゃんと一日3回食べられればいいんだけど…
中「あー、一日4回とかなっちゃうんだ、5回、とか。えぇ、ちょっと食べ過ぎちゃうって感じなんですけども。一気にがーってね、早く食べるのがキャラなんで…、ええ、大食いで食べるのが。これキャラなんでね、仕事なんですよ(カカカ笑)」
「成程。あーかわいそうですねえー!やっぱ胃が悪いかもしれません。一度、いらして下さいよ。」
中「でもねー、人間ドックとかね、行きなさいって言われるんですけど、やじゃーないですか。あのね、今例えばじゃあ、ちょっとじゃー、入院して下さいって言われたら、『あーそしたら、コンサート出れなくなっちゃうなー』とか。ねえ、ドラマの最中だったら、『あー今診てもらったら、あのドラマ、撮影中止になっちゃうのかな』とかなっちゃうじゃないですか。そーいう風になるの、嫌です し…でもやっぱ診てもらった方がいいのかな。」
「ええ、体資本のね、」
中「(急に泣き声で(^^;;)怖いんだも〜ん、だってもう…(泣)」
「いや、怖くない(笑)、怖くないですよ。」
中「もう、『明日死にます』って言われたらヤダもん(くすん)」
「いや言われないよね、この若さでね」
中「え?やだよお〜、死っ、死にたくねえもん、まだぁー」
「ぜひ、じゃあ、早目にね、何事も早期発見が」
中「女子医大行った方がいいのかな」
「ぜひ、いらして下さい!お待ちしています」
中「だって、女子医大ってさー、大っきいじゃん?ねえ。人いっぱいいんだもん。一回慎吾君がね、入院した時に、行ったんですよ。そしたらやっぱねー、うん。…でも可愛い子ちゃん多いね。うん。看護婦さんとかね。」
「あっそうですか?(笑)じゃあ、ぜひいらして下さい。」
中「ちょっと行きますよ、遊びに…。(診察してもらって〜!(;;))

さて、話しは変わって、お医者様のお仕事の話になります。
朝は、7時に病院に行って今入院してる自分のチームの患者さんの具合をチェックして、7時半から回診。回診が終わると検査の日と手術の日があって、検査の日は、外来の患者さんの検査をしたりとか、手術の日は、朝から手術に入るそうです。
で、夜8時くらいから、もう一度回診が。そして、今日一日こんな事がありましたとかって、下の医師とかといろいろ話し合いとかして、翌日の準備とかをして、大体1時とか2時くらいに帰宅。
大体一日の睡眠時間は5時間ぐらいだそうです。
休みは月に1回くらいしかなくって、救急病院とかに、アルバイトに行ったりして、大学の給料だけじゃ食べていけなんだそうです。
中「ちょっとあなたさんは、だって偉いわけでしょ。」
「全然偉くないですよ。私、ほんとに、大学からもらってるお給料なんか、すっごいほんと、それだけ働いてる割には、いただいてないっていう」
中「俺、誰かの怪我を治してるとか、手術して命をね、こう救ってあげるとかいう、職に就いてるから、そーりゃもう…だって、お医者さんってお金持ちってイメージありますよね」
「ね。あるんですけど、そんなことないんですよ」
中「大学病院だからかな。おっきい病院だからかな。」

中「へえぇ〜。えーでも、担当の、その患者さん?『こいつ本当はヤな奴なんだけどな〜』とか、『こいつな〜、いっつもなー、検査してる時も文句ばっかり言いやがってなー。ムッかつくなー』とか、まいいや、こん中に水入れちゃえ、とかそういうのないんですか?(笑)」
「そーいうことはね、ないんですけどね(笑)。手術ってだからね、恐ろしいのは、こう手術終わるじゃないですか、例えば胃を取っちゃう、腸を取っちゃって。後に、お腹って荒れてますでしょ、で、内臓がわーっと出てるじゃないですか。そこにね、水とかを3リットルとか4リットルとか入れて、ガーって洗うんですよ。洗うんです、内臓って。」
中「まじぃ〜!?え?何何何!? ま、取るなり、入れるなり、取ってこう形をこう塞いだり、繋いだりして、その後に、水入れて…。やだなあ、六甲の水とかでやられたら」
「(笑)それはほんとね、滅菌した…、3リットルとか5リットルとか、ドプドプドプドプ、ザーって、ジャーって洗うの。」
中「揺れてる訳?(笑)やだな〜(手を叩いて笑ってます)」
「揺らすんですよ、こっちで。揺らしてワーってこう。それを吸引して、機械で吸って、それで綺麗にして再度中に」
中「へええぇ〜。あ、ほんとぉー!まあ、出血も多分ねー、ま、半端じゃないもんだと思いますしね。洗うんだ。へー。」

手術する医師の中には、緊張してガチガチになっちゃう方も時々いて、手とか震え ちゃうそうです。
そこで、音楽とか流したりしてるんだそうです。SMAPの曲も流すんですって。
「ほんとほんと。私、千葉の病院なんかでは、ずーっともう何か月とSMAPばっかりもう、繰り返し繰り返しずーっと聴いて、院長も歌えるくらいになってましたよ。『がんばりましょう』なんか、院長も歌えるくらい、手術中何遍も聴いてましたよ(笑)」
中「うそー(笑)。やだなー、それー。『Hey Hey Hey〜』ってんですか。それはリズムに乗っちゃう時ってないんですか。メスとかでこーやって(笑)ガシャって。『Hey Hey Hey♪』グシャッ、グシャッ、グシャッ♪って」
「(笑)それはないですね〜。やっぱね、すごい緊張しなきゃいけない場面とかだと、看護婦さんが気を使って音楽を小さくしたりとか、してますけど。切っちゃったりとか。あと、安室さんの曲とか、ありますよ。今井美樹さんとか、いやほんとにね、かかってますよ」
中「今井美樹さん?『わたしはいまぁ〜♪』(笑)そりゃーだってさ、詩を聴いてる訳でしょ。」
「うーん、あんまり聴かない、やってても聴かないけど、例えば場が凍ってくる時ってあるじゃないですか、あの手術の場で、手術って大体4人とか、3人とか5人でやってるんですよね。そうすると何か、お前のこれが悪いからだとか、なんかそういう感じで場が少し凍ってきちゃう?冷たーい風が走ってくる時に、寒ーい時に、少し、そういう音楽があると、まだ多少、なんか後ろで音があるっていうと、和むじゃないですか」
中「でもさー、浸っちゃってさー、その音楽に浸っちゃう時とかってないんですか?『くじけずにがんばりましょう』あー私頑張んないと、とか(笑)。まあ、曲に気持ちが入るってことはまずないんでしょうけども。へー、手術って面白いねー。あの患者の、その要望は聞くんですか」
「あ、聞きますよ。子供とかだと、安室ちゃん好きとか、SMAP好きとか言って、女の子とかだと、『SMAPが好き、SMAPが好き』とか言ってるのを大きな音で流してやると、ま、なんとか泣かないで」
中「患者も乗っちゃったりですよね、でも。リズムのいいの、俺とかだったら刻んじゃうだろーなー。俺SMAPがメドレーとかでかかっちゃったらもう。どーしようかな。うん。面白いねー。子供さんなんかね、やっぱ怖いじゃないですか、正直。だから、患者さんの要望にお応えして…へー、おかしいね。おかしいッスね。面白いッスね。」
「そうですか。なんかね、普通でやってることでも、普通の人が聞いたら変、っていうことがね、色々あるのかもしれませんね」

最後にリクエストは、エリック・クラプトンの『Change the World』。
(『Change the World』が流れます)

「いや〜、面白かったね。うん。ちょっと刺激があったね。水で洗うっていうところが、ちゃぽんちゃぽん、あと歌が流れてるっていうのがね、うん。いや今日面白かったな、ほんとに。」
中居君も色々初めて聞く話ばっかりで、病院自体行かないこともないような世界なんだけど、そこで知らなかったことがたくさんあって、とっても興味深かったようです。
「未知の世界がちょっとでもなんか覗けたような。こーいうゲストがいいな。こう、俺なんかもこう、ね、経験になる、うん。今度なんか若いねーちゃんとか…。クラブのねーちゃんとかさ、風俗のねーちゃんとかさ。風俗一回呼んでみたいよね。」
最近若い子と話す機会が非常に少ないんで、そういう方も呼んでほしいみたいです。
「はい、えーもうね、暑さは、涼しくなってまいりましたけども、特にないです!ねー、はい、頑張ってね。はいよ!はいはいはーい、バイバイ!」

By れおん

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