まずは、何よりも、私にとっても悲願でもあったコントライブに行けたことに感謝いたしますm(__)m
もしもパンフとかの物販があったら、こっちもえらい争奪戦になりそうだし、今回行けなかった人達もせめてパンフぐらい欲しいんじゃないかと思ったので、早めに現地に向かいました。
物販がないことを確認して、時間があるのでお茶をしながら開場時間を待ちました。
会場に入ると、まずはお花チェック(^-^)
私はお花チェックも好きで必ずじっくり見ちゃいます(笑)
各局から力入ったお花がたくさん届いてました。
個人的にウケたのは、TBSさんって「うたばん」だけなのに、ちゃんと一人に一つずつ大きなお花が来てて、さらに、「どうなってるわけぇ〜〜っ!?」(by タカさん)のネタ元である塩川部長(TBS第二制作部部長)からもしっかり来てたのもなんだかウケました(失礼)
そして、一番ウケたのが日テレちゃん。
入り口すぐ脇に
「日本テレビ SMAPと仕事がしたいディレクター一同より」って(笑)
思わず、「その前に、とりあえずは『さんま&SMAPの美女と野獣〜』をまずは今年こそゲスト減らしてくれよ…」とつっこんで(^^;;
なんだか、そういう楽しい雰囲気がそこからすでにあってウキウキモードにすんなり入っていけた気がします。
※フジテレビ陣からのお花がなかったのは、今回のライブにスタッフとして自分達が参加しているからだと思います(^^)。ありがと〜〜。
そして正面にはタモリさんはじめ、鶴瓶さん、関根さん、久本さん…など「いいとも!」つながりの方々から立派なお花が届いてました。
「いいとも!」ではホントにいい人間関係を築いてるんだなぁ〜って並んだお花を見て改めて思いました。
今回印象的だったのが、個人名義のお花が多かった気がします。
なんかね、お花がみんな「おめでとう!おめでと〜〜!」って言ってくれてるみたいで嬉しかったです(^-^)
なんだか、本当に可愛がられているんだなぁ〜ってしみじみしました。
そして、みんなが「中居正広様・草なぎ剛様・香取慎吾様」の連名宛か、それぞれ一つずつ3つ贈ってるかだったのに対して、さすが!あの方は長者番付第一位!豪華〜な高そう〜〜なでっかい花がで〜〜んと「中居正広様」個人宛に一つだけ(爆)
「後の2人にも贈ったれよぉ〜〜(^^;;」とツッコミを入れて…(笑)
でも、なんかその花がいかにも「石橋貴明」していて(笑)、本当にみんながそこにいて祝ってくれてるようでした(^-^)
会場に入ると、今回のチラシの裏面が拡大されたものがあって、それを見た瞬間「あぁ、大丈夫だ〜〜」と嬉しくなりました(*^^*)。
「大丈夫だぁ〜〜」ってのは、そのチラシの「アイドルの禁止7カ条」…「(7)お笑いライブとかしてはいけない。」ってのが目に入った瞬間、もうまさに私的には好きなノリのお笑いをやる気だなってのがすぐわかって、「本気のお笑いライブだ〜(^o^)/」って思って嬉しくなったのです。
そのチラシは各席に置かれてありました、A4ペラ一枚だけだけど、それがすっごい良いです。
それを見て「…やられた…」って思いました(笑)
良いというのは、何も写真が良いとかではなくて、そのたかが一枚のチラシだけど、クリエイターの方だったら「やられた」って感じだろうなって思ったのです。
まず、コピーがうまい!今回のコンセプトを無駄なくはずさず、的を射た表現で、好きなノリでした。
実は、私はこういうチラシとか切り抜きとかはSMAPが載ってるからといっていっさい集めたり保管したりしない人なんだけど、これは作品としてお気に入りです(*^^*)
そのチラシには「アイドルの禁止7カ条」が書かれてました。
それは、いわゆる放送上好ましくないとされている言葉やネタをはじめ、アイドルとして好ましくないことなど…を「禁止7カ条」として取り上げてるわけです。
そして、それらは全部今回のコントに入ってるものです(爆)
なんだか、このチラシは、見る前に「これは‘お笑いライブ’です。アイドルのSMAPを求めて来た人は覚悟して下さい。『不謹慎だ』などという苦情は受け付けませんのでご了承下さい。」とでも言ってる様な気がしました。
今回、演出が片岡飛鳥氏と聞いた時から、ひそかに私はこういうのを期待してました。
私の中で、片岡氏は「苦情と闘う人」というイメージが強いです。
「お笑いバカ」とも言われる人で、自分の笑いを絶対に曲げない人だなぁ〜とも思っていたので、今回もすごい期待してました。
だから、もしも、SMAPという超人気アイドルがやるコントということで、もしも、「生で近くで見られて、仲良く仲良くおしゃべりしてじゃれてくれてたらいい」って感じの楽しくかわいいだけのコントみたいになってたら、すごいショックだったと思います。
もちろん、そういうのも楽しいし決して悪くはないし、仕方ないかなぁ…って思いもあるけど、そういうのはSMAPのコンサートやTVとかでやればいいし、それだったらせっかく「コントライブ」としてやる意味がない気がして、個人的には、そういうのぶっちぎってやって欲しいなぁ…ってずっと思ってきたので(だから最近の「敵を作る勇気」ってのも私はすごく嬉しかったの)、今回のライブはすごくすごく嬉しいものでした。
お笑いってのは何故かいつも、苦情や抗議との闘いだったりするわけで、それ
でなくても今はTVでコントはなかなかやりにくいのに加えて、TVでできないネタもたくさんあって、だけど、そこにはきれいごとじゃない根本的な人間の生々しさやいやらしさや弱さやそれゆえの愛しさもあるわけで。
それを不自然に「触れてはいけないもの」として封印してしまうのは、ある種そういうものの存在を無視しかねないものでもあって、笑ったり笑われたり、傷つけたり傷ついたりしながら、存在を確認できることもあるし、人間って摩擦しながら生きてる愛しいもののように思うし、「笑い」という人間の本能的なものはごまかせない。
でも、だからこそ人によって受け取り方も様々だし本当に‘笑い’は難しい。
特に、スイッチ一つで誰でも気軽に見られる敷居の低いTVで彼らがそれをやるのは。
でも、そうやってTVでは、教科書のような綺麗な形のものしか受け付けなくなっていってしまって、ちょっとでも違う形のものは苦情や抗議で排除されて、そうやって「いじめ」と「ケンカ」と「悪ふざけ」の見分けもできなくなっていくような怖さもあります。
実際、私自身、例えば子供に見せたくない番組などと悪評を買うような番組からは、それこそ、教科書には決して載ってないような、だけどとても大事なことをたくさん教わってきたように思います。
そして、そういうのをやってる方々は、いろんなことと闘いながら誇りをもってやってらっしゃると思います。
だから、私は敬意を表したいという気持ちにすらなるのです。
(SMAPなんてそれぞれ自分の思い入れの強いファンも多い超〜人気タレントを使う場合はなおさらだろうと思いますm(__)m。)
だから、お笑い人は、本当にやりたい‘自分達の笑い’に共感してくれる人達に向けて、コントライブという場でそういうネタをよくやるのだと思います。
少なくとも、彼らの笑いが嫌いな人は来ないもんね(^^;;
今回、それに近いとこまでやってるのが何より嬉しかったです。
ちゃんと「コントライブ」として取り組んでるってのと、何より彼らを使って
るということで、その辺の「お笑い」のポリシーを曲げてないとこが嬉しかっ
たです。
飛鳥さんがそこを曲げたら飛鳥さんじゃなくなっちゃうのですごくショックだ
し、悲しいって思ってたんだけど、さすが「お笑いバカ」と呼ばれる人で、そ
こはたしかに多少柔らかくはくるんであるけど、ちゃんとやってくれて嬉しいです。
スタッフだって、いつもやりたいことがやれるわけじゃないし、でも自分のやりたいものをそれぞれ持ってて、いろんなことと闘ってるんだと思う。
だから、これは出演者だけのものでもなく、スタッフもみんながやりたいと思ってたことを一緒にやってるって感じがしました。
(どうも私は、とんねるちゃんといい、こういうのに弱いようだ(^^;;)
中居君のお笑いへの熱い思いと、やりたいという気持ちに動いてくれたスタッフ、ジャニーズ事務所にも感謝したい気持ちです。
そしてそれを真剣にやってる中居君・剛君・慎吾君の姿は、まさに彼らの「お笑いに対する敬意」すら感じました。
今まで、まだまだマネゴトだった中居君のお笑いへの憧れが、今回、自分達のために書き下ろされたコントライブをやって、一つ夢が叶ったんじゃないかなぁ…って思って嬉しかったです(^-^)。
p.s. 一つ気になったこと。
多分おそらく今回「お笑いコントライブ」は初めてという方が多かったと思います。
私が行ったのは初日だったのでそういうのはなかったんですが、後半の方では、先にネタバレする人がいたりして、会場に「ネタバレしないで下さい」の但し書きも出たようです(--;)
コントは、コンサートやトークのライブとは違うので、それは映画館でサスペンス映画を見ながら先に犯人や結末を言っちゃうようなもので、マナーに反します。
あと、携帯電話や時計のアラームは切っておきましょうね(^^;;;。