Top           『浮世絵師伝』         浮世絵文献資料館
                            浮世絵師伝  ☆ ていげつどう 定月堂    ◯『浮世絵師伝』p123(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝定月堂    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】延享    「長崎丸山風景」と題する浮絵大判漆絵あり、画風政信に似たり〟    ☆ ていちょう 弟鳥 〔未詳〕    ◯『浮世絵師伝』p123(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝弟鳥    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】    明和二年の摺物に「弟鳥作」としたるものあり〟    ☆ てつちょうさい 鉄鳥斎    ◯『浮世絵師伝』p123(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝鉄鳥斎    【生】           【歿】    【画系】耳鳥斎門人?    【作画期】文化    文化四年大阪版『一文塊』の挿画に「鉄鳥斎」の名あり、画風耳鳥斎に酷似せり〟    ☆ てるかた 輝方    ◯『浮世絵師伝』p123(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝輝方    【生】明治十七年(1884)  【歿】大正十年(1921)-三十八    【画系】年方門人      【作画期】明治~大正    池田氏、本名正四郎、東京に生る、年方の門に入り、浮世絵を学ぶ、大正元年文部省第六回美術展覧会    へ「都の人」を出品して褒状を受け、第八回展へ「両国」を第九回展には「木挽町の今昔」を出品して    二等賞、翌年は「夕立」一対を出品して特選、十一回展に「凉宵」を出品して無鑑査特選、十二回には    「浅草寺」の四曲屏風一双、大正八年帝国美術院第一回展覧会へ「絵師多賀朝湖流さる」六曲屏風一双    出品す、最後の大作であつた、新聞雑誌に挿画されたるものも多し〟    ☆ てるしげ 輝重    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝輝重    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】享保    勝川氏、漆絵美人画あり〟    ☆ てるしげ 輝重    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝輝重    【生】           【歿】    【画系】菱川清春門人    【作画期】天保    月川氏、天保四年版、京都山月庵作『滑稽変宅論』に清春の像を描き、「清春門生十二童月川輝重筆」    とせり〟    ☆ てるのぶ 輝信    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝輝信    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】享保    勝村氏、漆絵あり〟    ☆ てるのぶ 照信    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝照信    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】享保~延享    西川氏、自から大和絵師を称す、肉筆美人画あり、画風永春などに似たり、延享初め頃の版本『絵本風    雅七小町」(奥村政信画)に「江戸大和絵西川照信娘おむめ親書候絵見習て絵師になりぬ、此西川はも    とは本絵也しに仔細有て浮世絵になりぬ、遊女の額ぎは薄く書初し根元也、うすく毛書しを照信流と申、    京の絵師西川祐信にては無御座候古人也、むかし物語に候」とある由、宮武氏の『此花』第十九枝に見    えたり〟    ☆ てるんど 輝人    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝輝人(テルンド)    【生】           【歿】    【画系】国丸門人      【作画期】天保    歌川を称す〟    ☆ でんぜん 田善(亜欧堂参照)    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝田善 亜欧堂の項にあり〟    ☆ でんろく 伝六    ◯『浮世絵師伝』p124(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝伝六    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】元禄    京都の人、山本氏、清水寺に遊女の額(元禄十己卯九月吉日 山本伝六筆)あり、『扁額軌範』に出づ〟