Top 浮世絵文献資料館浮世絵師総覧 <凡 例>☆ うたまろ きたがわ 喜多川 歌麿〔生没年〕: 絵師名は名・姓の順。〔生没年〕は『原色浮世 絵大百科事典』第二巻「浮世絵師」(大修館) および『浮世絵大事典』(東京堂出版)に拠る 〔未詳〕は同事典に記載のないもの ◯『反故籠』〔燕石〕②170 :『随筆名』〔随筆集名〕巻数ページ (例、二巻170ページ) (万象亭著・文化年間成立) (著者名・刊年か成立年)※〔随筆集名〕の正式名称は下記参照 ◇「江戸絵」の項 :◇は同一著作の記事であることを示す (「江戸絵」の項) :(~)は本HPの補記 〝金摺、銀摺を初めしは喜多川歌麿なり〟 :〝~〟は原文(漢文の送り仮名・返り点は省略) 【森島万象称竹杖為軽初号天竺老人号万象亭】 :【~】は原文二行割書き〈万象亭は森島中良〉 :〈~〉は本HPの記事 <美人画の代名詞。世界のウタマロ> :<~>はネット上の資料 <出典一覧>※〔随筆集・人名録〕等の略称と正式名称 〔燕石〕 : 『燕石十種』全六巻 〔続燕石〕 :『続燕石十種』全三巻 〔新燕石〕 :『新燕石十種』全八巻 〔南畝〕 :『大田南畝全集』全二十巻・別巻 〔未刊随筆〕:『未刊随筆百種』全十二巻 〔百花苑〕 :『随筆百花苑』全十五巻 〔大成Ⅰ] :『日本随筆大成』第一期・全二十三巻 〔大成Ⅱ〕 :『日本随筆大成』第二期・全二十四巻 〔大成Ⅲ〕 :『日本随筆大成』第三期・全二十四巻 〔鼠璞〕 :『鼠璞十種』上・中・下巻 〔人名録〕 :『近世人名録集成』全五巻 〔古画〕 :『古画備考』上・中・下巻 〔続大成〕 :『続日本随筆大成』全十二巻・別巻「近世風俗見聞集」 ※【年表・書誌】の略称と正式名称 〔目録DB〕: 「日本古典籍総合目録」 〔国書DB〕 ;「国書データベース」 〈以上「国文学研究資料館」のデータベース〉 〔漆山年表〕:『日本木版挿絵本年代順目録』 〔書目年表〕 :『【改訂】日本小説書目年表』 〔狂歌書目〕:『狂歌書目集成』 〔早稲田〕 :『早稲田大学所蔵合巻集覧稿』 〔江戸読本〕:「江戸読本書目年表稿(文化期) 〔中本型読本〕:「中本型読本書目年表稿」 〔切附本〕 :「切附本書目年表稿」 〔人情本〕 :『人情本事典』 〔早大〕 :「古典籍総合データベース」 〔東大〕 :『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』 〔白倉〕 :『絵入春画艶本目録』 〔日文研・艶本〕:国際日本文化研究センター「艶本資料データベース」 参照資料 ◯「国書基本DB」 :国文学研究資料館「国書基本データベース(著作編)」の略称 ここには『国書総目録 補訂版』(岩波書店刊 1989~1991)所収のデータのうち、所在情報を除いた著作に関 する全項目が収録されている。また『古典籍総合目録』(国文学研究資料館編・岩波書店刊・1990年)収録の 著作、さらにその後逐次追加された著作が含まれている。本稿では同データベースから作品数、画号他の別称、 作品の分類、成立年を収録した。2006年 稼働停止。◯「日本古典籍総合目録」 :国文学研究資料館「日本古典籍総合目録データベース」の略称 現在、「国書基本DB」に所在情報や翻刻複製に関する情報を加えて、さらに統合・拡張したものが「日本古典 籍総合目録」として公開されている 本HPは「国書基本DB」と「日本古典籍総合目録」のデータを併用している。2023/02/28 稼働停止 ※本HPで〔目録DB〕 とあるのは「国書基本DB」「日本古典籍総合目録」 からの書誌データであることを示す。◯「国書データベース」 :国文学研究資料館 日本古典書籍の書誌情報と画像のデータベース。略称は〔国書DB〕 「日本古典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍総合データベース」とを統合したもの。2023/03/01 稼働開始 ◯『原色浮世絵大百科事典』全十一巻 日本浮世絵協会編 大修館 昭和五十六年(1981)文献一覧 ◯ はTop に一項目を設け「浮世絵師総覧」等に取り込んだ資料△ は「浮世絵師総覧」「浮世絵事典」等の項目に取り込んだ資料△ は書誌に関する資料で「版本年表」「浮世絵師総覧」等の項目に取り込んだもの△ はインターネット上の画像付き資料で、本HPはその書誌情報を取り込んでいる◯『浮世絵類考』 「浮世絵類考」大田南畝撰・寛政七年(1785)~同十二年五月以前に成立 「古今大和絵浮世絵始系」笹屋邦教編・寛政十二年五月晦日、大田南畝これを写して「浮世絵類考」に補綴 「浮世絵類考追考」山東京伝考証・享和二年(1802)十月成立。文政元年(1818)、大田南畝これを補綴して一本とする 〔『総校日本浮世絵類考』由良哲次編・画文堂・昭和54年(1979)刊。同本所収の神宮文庫本の影印を翻刻〕〈「神宮文庫本」には式亭三馬が文政元年から同四年の間に書き加えた「按記」が入っている。また大田南畝撰の 「浮世絵類考」は『大田南畝全集』第十八巻が「浮世絵考証」として所収〉 ◯『続浮世絵類考』 無名翁(渓斎英泉)著・天保四年(1833)序 〔『燕石十種』第三巻 森銑三、野間光辰、朝倉治彦監修・中央公論社・昭和五十四年刊〕〈『燕石十種』は『無名翁随筆』の書名で所収) ◯『増補浮世絵類考』 (ケンブリッジ大学本)斎藤月岑編・天保十五年(1844)序 〔「月岑稿本増補浮世絵類考」板坂元編・棚町知弥翻字 『近世文芸 資料と考証』2~3号・七人社・昭和38~39年(1963~64)刊〕〈『総校日本浮世絵類考』由良哲次編・画文堂・昭和五十四年(1979)刊を参照〉 ◯『新増補浮世絵類考』 竜田舎秋錦編・慶応四年(1868)成立 〔『日本随筆大成 第二期』第十一巻・日本随筆大成編輯部・昭和四十九年(1974)刊〕〈 Top の項目「斎藤月岑関係」の中に収録〉◯『柳亭種彦日記』 文化五年(1808)~七年(1810)・文化十三年(1816) 〔『柳亭種彦日記』朝倉治彦校訂・秋山書店・昭和五十四年(1979)刊〕〈 Top の項目「柳亭種彦関係」のなかに収録〉◯『【諸家人名】江戸方角分』 瀬川富三郎著・文化十四年(1817)~十五年(1818)成立 〔『【諸家人名】江戸方角分』中野三敏編・近世風俗研究会・昭和五十二年(1977)刊〕〈国立国会図書館デジタルコレクション本を参照〉 ◯『街談文々集要』 石塚豊芥子編・文化元年(1804)~文化十三年(1816)の記事 〔『【近世庶民生活史料】街談文々集要』鈴木棠三校訂・三一書房・1993年刊〕◯『甲子夜話』 松浦静山著・正続各百巻、後編七十八巻・文政四年(1821)~天保十二年(1841)の記事 〔「東洋文庫」『甲子夜話』6冊『甲子夜話続篇』8冊『甲子夜話三編』6冊・中村幸彦、中野三敏校訂 平凡社・1977-88年刊〕◯『稗史提要』『稗史提要藁本』 比志島文軒(漣水散人)編・天保年間成稿 〔笠間叢書171『戯作文芸論-研究と資料-』「翻刻「稗史提要」並びに研究」広瀬朝光著・昭和57年(1982)刊〕 (『稗史提要』は安永四年(1775)~文化三年(1806)間の草双紙出版書目および時評を載せ、『稗史提要藁本』は延享 元年(1744)~安永三年(1774)間の草双紙出版書目および時評を載せる)◯『好色本目録』 柳亭種彦著・写本・天保年間手記 〔『新群書類従』第七「書目」所収・大久保葩雪校訂・国書刊行会・明治三十九年(1906)刊〕〈 Top の項目「柳亭種彦関係」のなかに収録〉◯『増訂武江年表』 斎藤月岑著・正編八巻(嘉永元年(1848)脱稿・同三年刊行)続編四巻(明治十一年(1878)成稿) 〔「東洋文庫」116・118『増訂武江年表』1・2 金子光晴校訂・平凡社・昭和四十三年(1968)刊〕〈 Top の項目「斎藤月岑関係」の中に収録〉◯『古画備考』 朝岡興禎著(嘉永三年(1850)起筆)・太田謹増訂・明治三十六年~七年(1903~4)刊 〔『古画備考』思文閣・昭和四十五年(1970)復刻〕◯『扶桑名画伝』 写本 堀直格著 嘉永七年(1854)序 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕〈序は嘉永七年とあるが、引用文献の中にはそれ以降の出版物も含まれている〉 ◯『古今墨蹟鑒定便覧』 川喜多真一郎編・安政二年(1855)春刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション・『近世人名録集成』第四巻 分野別編Ⅱ 所収〕◯『藤岡屋日記』 藤岡屋由蔵記・文化元年(1804)~慶応四年(1868)の記録 〔『【近世庶民生活史料】藤岡屋日記』全十五巻・鈴木棠三、小池章太郎編・三一書房・1987~95年刊〕◯『武江扁額集』 斎藤月岑編・文久二年(1862)自序 〔『武江扁額集』稀書複製会・米山堂・大正八年(1919)刊。国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕〈 Top の項目「斎藤月岑関係」の中に収録〉◯『扶桑画人伝』 巻之一~五 古筆了仲編・阪昌員版・明治十七(1884)年八月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『近古浮世絵師小伝便覧』 谷口正太郎著・谷口正太郎・明治二十二年(1889)刊 〔『近古浮世絵師小伝便覧』国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕◯『近世画史』 巻一~五 細川潤次郎著・出版 明治二十四年(1891)六月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『画名一覧表』 三輪甫一編・浜田己助・明治二十五年(1892)十一月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『古代浮世絵買入必携』 酒井松之助編・明治二十六年(1893)六月刊) 〔『古代浮世絵買入必携』国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕◯『浮世絵師便覧』 飯島半十郎(虚心)著・小林文七蔵版・明治二十六年(1896)九月刊 〔『書画人・浮世絵師呼称辞典』所収。国書刊行会編・平成四年(1992)刊〕◯『日本美術画家人名詳伝』 補遺(樋口文山編 赤志忠雅堂 明治二十七年(1894)一月刊) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『内外古今逸話文庫』 一~五編岸上操編・博文館・明治二十六年九月~二十七年(1893-4)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕 ◯『本朝古今書画名家詳伝』 筧有隣著・大谷仁兵衛・明治二十七年(1894)二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『名人忌辰録』 関根只誠(黙庵)著・吉川半七・明治二十七年(1894)刊 〔『名人忌辰録』国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕◯『浮世絵師歌川列伝』 飯島虚心著・玉林晴朗校訂・畝傍書房・昭和十六年(1941)刊 〔『浮世絵師歌川列伝』中公文庫・中央公論社・一九九三年刊。原稿は明治二十七年(1897)、新聞「小日本」 に掲載〕◯『鑑定必携日本画人伝』 巻一~十三 北村佳逸編・細川清助・明治二十八年(1895)四月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『日本美術全書』 沿革門・応用門 ドクトル・アンデルソン著・末松謙澄訳・八尾書店 明治二十九年(1896)七月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『諸画家系普鑑及年代図形高評品』 吉田竹次郎編・東京・前羽商店・明治二十九年(1896)十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『日本美術画家全書』 上下 田口年信編・石川嘉助等・明治三十年(1897)九月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『浮世絵備考』 梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『新撰日本書画人名辞書』 下 画家門 青蓋居士編 松栄堂 明治三十二年(1899)三月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『浮世画人伝』 関根金四郎(黙庵)著・修学堂・明治三十二年(1899)五月刊 〔国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕◯『日本帝国美術略史稿』 帝国博物館編・農商務省・明治三十四年(1901)七月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『画人逸話』 吉山圭三編・画報社・明治四十二年(1909)十月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『滑稽百話』 加藤教栄著・文学同志会・明治四十二年(1909)十一月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『筆禍史』 宮武外骨著・朝香屋書店・明治四十四年(1911)刊 〔『筆禍史』影印版・崙書房・昭和49年(1974)刊〕 (『筆禍史』のデータは「浮世絵年表」 の項目にも入れてあります)◯『明治東京逸聞史』 (明治時代の新聞・雑誌記事に取材) 〔「東洋文庫」135・142『明治東京逸聞史』1・2 森銑三著・平凡社・昭和四十四年(1969)刊〕◯『近世文芸叢書』 第12巻 国書刊行会・大正元(1912)年刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕 『全楽堂日録』渡辺崋山日記・『擁書楼日記』小山田与清日記 『一立斎広重旅日記』歌川広重日記(甲府・鹿野山・小湊旅行) 『市隠月令』 村田了阿著◯『古代錦絵画家人名辞書』 浅野気山校訂・慶文堂書店・大正四年(1915)七月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『狂歌人名辞書』 狩野快庵編・文行堂・昭和三年(1828)刊② 〔『狂歌人名辞書』・臨川書店・昭和五十二年(1977)刊〕◯『浮世絵師伝』 井上和雄編・渡邊庄三郎校・渡邊版画店・昭和六年(1931年)刊 (『日本人物情報体系』「書画編」第64巻に復刻版・皓星社・1999年刊)◯『【新撰】浮世絵年表』 漆山天童著・奎光書院・昭和九年(1934)刊 (『【新撰】浮世絵年表』のデータは「浮世絵年表」 の項目にも入っています)◯『江戸絵から書物まで』 朝野蝸牛編・朝野文三郎出版・昭和九年(1934)刊◯『幕末明治の浮世絵集成』 所収「幕末明治の浮世絵師伝」樋口弘編著・味燈書屋・昭和三十年(1955)刊 〔昭和37年発行の改訂増補版を使用した〕◯『御触書寛保集成』 高柳真三、石井良助編 ・岩波書店・昭和三十三年(1958)刊(初版は昭和九年刊)『徳川禁令考』 前集-第五・石井良助校訂・創文社 ・昭和三十四年(1959)刊『幕末御触書集成』 第五巻・石井良助、服藤弘司編 ・岩波書店・1994年刊『江戸町触集成』 第一巻~第二十巻・近世史料研究会編・塙書房 ・1994年~2006年刊◯「東京墓所一覧」 『続墓所一覧』 写本 源氏楼若紫編 成立年未詳『墓所一覧表』 写本 山口豊山編 成立年未詳『墓所栞』 写本 山口豊山編 成立年未詳 〔以上 国立国会図書館デジタルコレクション〕◯『東京掃苔録』 藤波和子著・昭和十五年(1840)四月序 〔『東京掃苔録』森銑三再刊序・八木書店・昭和四十八年(1973)再刊本〕◯『浪華名家墓所記』 宮武外骨編・雅俗文庫・明治四十四年(1911)三月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『宴遊日記』 (柳沢信鴻記・安永二(1773)年(致仕の年)~天明五(1785)年(剃髪の年)十三年間の日記) 〔『宴遊日記』『日本庶民文化史料集成 第13巻』所収。芸能史研究会編・三一書房 ・1977年刊〕〕△『狂文宝合記』 (もとのもく網・平秩東作・竹杖為軽校合、北尾葎斎政演・北尾政美画・天明三年六月刊) 〔「『狂文宝合記』の研究」延広真治等編・汲古書院・2000年刊〕 (天明三年(1783)四月二十五日、両国柳橋河内屋において開催された宝合会の記録。主催は竹杖為軽)△『判取帖』 (天明三年(1783)頃成)浜田義一郎著「『蜀山人判取帳』補正〈翻刻〉」 〔『大妻女子大学文学部・紀要』所収。昭和45年(1970)刊〕△『狂歌師細見』 平秩東作戯作・天明三年(1783)刊 〔『天明期吉原細見集』所収。花咲一男編・近世風俗研究会・昭和五十二年(1977)刊。水野稔氏所蔵の原本を複製〕△『稗史億説年代記』 (黄表紙)式亭三馬作画・享和二年(1802)刊 〔「日本名著全集」『黄表紙二十四種』所収。山口剛校訂解題・大正十五(1926)年刊〕 (早稲田大学図書館「古典籍総合データベース」所収の同作品を参照した)△『浮世絵師之考』 石川雅望編・文化五年(1808)補記) 〔北小路健著「浮世絵類考論究10」(『萌春』207号所収)昭和四十七年刊〕△『十方庵遊歴雑記』 釈敬順著・文化十一年(1814)記 〔『江戸叢書』(巻の四)所収『十方庵遊歴雑記』第二編・日本図書センター・1980年刊。 原本は江戸叢書刊行会・大正五年(1916)刊〕△『増補和漢書画一覧』 聚文堂主人編・聚文堂版・文政二(1819)年刊 〔出典「早稲田大学図書館・古典藉総合データベース」所収)△『扁額軌範』 初・二編 合川珉和 北川春成模写・速水春暁斎編・袋屋佐七版 文政二(1819・21)年・同四年序 〔出典「国会図書館デジタルコレクション」所収〕 (『扁額軌範』は清水寺と祇園社の絵馬を合川珉和と北川春成が模写したもの)△『嬉遊笑覧』 喜多村筠庭信節著・文政十三年(1830)自序 〔出典『嬉遊笑覧』上/下二巻 名著刊行会・昭和四十九年(1974)刊〕 (参照「国立国会図書館デジタルコレクション」本 成光館出版部 昭和七年刊 五版)△『和漢書画集覧』 博覧軒序 華木館刊 天保三年(1832)序 〔出典「新日本古典藉総合データベース」天保十年刊本〕 (別書名に『新増和漢書画一覧』とあり、文政二年刊『増補和漢書画一覧』の記事を引き継ぐ)(以下 曲亭馬琴関係) △『馬琴書翰集成』 寛政期(1789~1800)~嘉永元年(1848) 〔『馬琴書翰集成』全六巻・別巻・八木書店・(2002-04)刊〕〈 享和二年(1802)~天保十五年(1844) 〔「翻刻滝沢家訪問往来人名簿(上/下/索引)」柴田光彦編「近世文芸 研究と評論」33・34・37号(1987-9)Top の項目「曲亭馬琴関係」のなかに収録〉 △『滝沢家訪問往来人名録』〈 曲亭馬琴記・文化元年(1804)~嘉永元年(1848)の記事 〔『曲亭遺稿』所収「著作堂雑記抄」国書刊行会・明治四十四年(1811)刊 国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕Top の項目「曲亭馬琴関係」のなかに収録〉 △『著作堂雑記』〈 文政九年(1826)~嘉永二年(1849) 〔『馬琴日記』全四巻・暉岡康隆他校訂・中央公論社・昭和四十八年(1973)刊〕Top の項目「曲亭馬琴関係」のなかに収録〉 △『馬琴日記』〈 曲亭馬琴著・天保四年(1833)十二月四日起筆、天保五年一月十日校正終了 〔『近世物之本江戸作者部類』木村三四吾編・八木書店・昭和63年(1988)刊〕 (『近世物之本江戸作者部類』は渓斎英泉著の『無名翁随筆』とほぼ同時期に成立している。曲亭馬琴が見聞した 戯作者中心の随筆だが、浮世絵師に関する記事も散見する。馬琴の日記によると、馬琴と英泉は単なる作者と挿 画家を超えた親密な間柄にあるが、記事内容における影響関係は未詳)Top の項目「曲亭馬琴関係」のなかに収録〉 △『近世物之本江戸作者部類』(以上 曲亭馬琴関係) △『嵩鶴画談』 清筠舎著・天保五年(1834)成稿 〔出典『日本画談大観』「中編随筆」坂崎坦編・国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『後の為の記』 神田老逸(曲亭馬琴)著・天保六年(1835)自序 〔出典「国会図書館デジタルコレクション」写本・「国会図書館・近代デジタルライブラリー」『曲亭遺稿』所収〕△『輪翁画譚』 屋代弘賢著・天保十二年(1841)以前成稿 〔出典『日本画談大観』「中編随筆」坂崎坦編・国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『声曲類纂』 斎藤月岑編・長谷川雪堤画・天保十年(1839)成立・弘化四年(1847)刊 〔岩波文庫本『声曲類簒』藤田徳太郎校訂・岩波書店・1941年刊〕△『吾仏乃記』 滝沢馬琴著・天保十四年(1843)十一月成稿 〔『吾仏乃記 滝沢馬琴家譜』木村三四吾編・八木書店・昭和六十二年(1987)刊〕 (馬琴の親戚縁者富川房信(吟雪)に関する記事のみ収録)△『戯作者撰集』 石塚豊芥子編・成立「天保の終り頃から弘化の初年頃にかけてほぼ出来上がり、その後嘉永年間に またがって随時増補加筆されていった」 〔笠間叢書96『戯作者撰集』広瀬朝光編著・笠間書房・昭和五十三年(1978)刊〕 (本稿に採用した理由は、『戯作者撰集』が『戯作者小伝』と『戯作六家撰』の原本であり、参照するに値するこ と。また『戯作者小伝』と『戯作六家撰』が採らなかった浮世絵師が『戯作者撰集』の側にいること)△『黄表紙刊行年表』 石塚豊介子写 外題「黄表紙外題鑑」書写年未詳 原本編者・成立年不記載 〔国書データベース画像〕(安永四~文化三の作者・画者・書名を載す)△『近世名家書画談』 二編巻之三(雲烟子著・天保十五年(1844)刊) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『戯作者考補遺』 木村黙老編・弘化二年(1845)序 〔『戯作者考補遺』ゆまに書房・昭和51(1976)年刊(同書は昭和十年(1835)国本出版社刊『戯作者考補遺』の 復刻版)〕(木村黙老の自序によると、同書は曲亭馬琴の『近世物之本江戸作者部類』と石塚豊芥子の「戯作者の 小伝」を編輯したものである由。なお、石塚豊芥子の「戯作者の小伝」とは、笠間叢書の『戯作者撰集』の著者・ 広瀬朝光氏によると、石塚豊芥子編の『戯作者撰集』に相当するという)△『賀久屋寿々免』 三升屋二三治著・弘化三年(1846)稿成 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕(「演劇文庫」第4編所収)△『浮世の有様』 著者未詳・天保十四年(1843)~弘化三年(1846)の記事 〔『日本庶民生活史料集成』第十一巻「世相」所収・鈴木棠三・小池章太郎編、三一書房・1992年刊。 『浮世の有様』は文化三年(1806)~弘化三年(1846)までの見聞記事。著者は大坂の医者とされる〕△『近世風俗志』 (別名『守貞謾稿』喜田川守貞著・天保八年(1837)~嘉永六年(1853)成稿) 〔『近世風俗志』五冊 宇佐美英機校訂・岩波文庫・1996年刊〕△『本朝古今新増書畫便覽』 (河津山白編・文化十五年(1818)原刻、文久二年(1862)増補) 〔日本古典籍総合目録データベース・『近世人名録集成』第四巻 分野別編Ⅱ〕△『松屋筆記』 巻112 写本(小山田与清著 成立年未詳) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『香亭雅談』 上/下巻 中根淑著・中根淑出版・明治十九年(1886)刊 〔国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『日本全国/新聞雑誌細見』 松村新太郎編・友文舎・浮木堂 明治十九年(1886) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浮世絵編年史』 関場忠武著・東陽堂・明治二十四年(1891)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『早稲田文学』 第一次 坪内雄蔵(逍遥)編(明治二十四年(1891)~同三十一年(1898)) 〔『早稲田文学』第1次 復刻版 第一書房/早稲田大学出版部 昭和五十三年(1978)刊〕△『野辺夕露』 (写本)坂田篁蔭諸遠著・明治二十五年(1892)成立 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『日本美術画家人名詳伝』 上下 樋口文山編 赤志忠雅堂 明治二十五年(1892)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『本朝画家人名辞書』 上/下巻 狩野素川(寿信) 編・明治二十六年(1893)刊 〔国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『葛飾北斎伝』 飯島虚心著・蓬枢閣・明治二十六年(1893)刊 〔『葛飾北斎伝』鈴木重三校注・岩波文庫・1999年刊〕△『河鍋暁斎翁伝』稿本 飯島虚心著 国立国会図書館蔵 〔『河鍋暁斎翁伝』日本芸術名著撰3 ぺりかん社・昭和五十九年(1984)十二月刊 〕△『日本美術画家人名詳伝』 補遺(樋口文山編 赤志忠雅堂 明治二十七年(1894)一月刊) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『本朝古今書画名家詳伝』 筧有隣著・大阪・大谷仁兵衛・明治二十七年(1894)二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『書画必携名家全書』 一~六巻 清斎主人著・京都・田中治兵衛・明治二十九年(1896)十一月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『集古会誌』『集古』 集古会編・明治二十九年(1896)~昭和十九年(1944)刊 (古物を愛好・蒐集する人々の会報誌)〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『書画名器古今評伝』 月・桜・梅巻 西島青浦、 高森有造編・岩本忠蔵・明治三十一年(1898)六月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『【高名聞人】東京古跡志』 (一名『古墓廼露』)微笑小史(大橋義三)著・出版 明治三十一年(1898)六月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『東都絵馬鑑』 山内生編・明治三十三年(1900)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『見ぬ世の友』 巻一~五 東都掃墓会編集・出版・明治三十三~五年(1900-02)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『名府諸名家墓所一覽』 写本 連城亭主人輯・明治三十四年(1901) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『古今書画名家全伝』 続編 川瀬鴎西編・東雲堂・明治三十六年(1903)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『【江戸府内】絵本風俗往来』 菊池貴一郎著・東陽堂・明治三十八年(1905)刊 〔『絵本江戸風俗往来』鈴木棠三編・平凡社 東洋文庫・昭和四十年(1965)刊〕△『菱川師宣画譜』 宮武外骨編 雅俗文庫(『浮世絵鑑』第一巻所収)明治四十二年(1909)七月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『奥村政信画譜』 宮武外骨編 雅俗文庫(『浮世絵鑑』第二巻所収)明治四十三年(1910)四月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『残されたる江戸』 柴田流星・洛陽堂・明治四十四年(1911)五月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『西川祐信画譜』 宮武外骨編 雅俗文庫(『浮世絵鑑』第三巻所収)明治四十四年(1911)九月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『此花』 第一~二十四号(朝倉亀三著 此花社 大正元年(1912)十月創刊~同三年六月廃刊) 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『大日本画家名鑑』 大正二年度改正 現代之部 前田鐘次郎編・東洋画館・大正元年(1912)十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『書画別号大観』 斎藤好道 田谷竜郷著・芳雲堂・大正四年(1915)一月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『新撰懐中書画便覧』 木田寛栗編 大日本絵画講習会 大正四年(1915)六月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浮世絵』 雑誌 酒井庄吉編 浮世絵社 大正四年(1915)六月創刊(国立国会図書館デジタルコレクション) △『日本版画史』 ウォルデマール・フォン・ザイドリッツ著 向陵社 大正五年(1916)刊 〔原著『Geschichte des japanischen Farbenholzschnitts』Woldemar von Seidlitz 1897(M30)年〕蘇武緑郎訳 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浮世絵の諸派』 上下 原栄 弘学館書店 大正五年(1916)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『日本絵画名家詳伝』 下 竹内楓橋著 春潮書院 大正六年(1917)二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『大日本書画家一覧』 岡村雄徳編 大阪新画館 大正六(1917)年三月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『古今書画鑒賞便覧』 南海山人著 文明堂 大正六年(1917)十月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『錦絵の改印の考證』 石井研堂著・伊勢商店・大正九年(1920)刊 〔『【増補改版】錦絵の改印の考證』昭和七年(1932)刊〕△『芸苑一夕話』 上下巻 市島春城著・早稲田大学出版部・大正十一年(1922)五月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浮世絵師人名辞書』 桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊 〔国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『大日本人名辞書』 首巻 大日本人名辞書刊行会編集・出版 大正十五年(1926)巻 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『春城随筆』 市島春城著・早稲田大学出版部・大正十五年(1926)十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『日本画論大観』 上中巻 坂崎坦著・アルス・昭和二年(1927)刊 (『画道金剛杵』『近世叢語』『近世逸人画史』『画乗要略』『近世名家書画談』二編『雲烟所見略伝』 『玉勝間』 以上のデータを収録)△『春城筆語』 市島春城著・早稲田大学出版部・昭和三年(1928)十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『春城漫筆』 市島春城著・早稲田大学出版部・昭和四年(1929)十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浪速叢書』 第一~十六巻 船越政一郎編・浪速叢書刊行会・昭和五年(1930)刊 (『摂陽奇観』巻1-6「風俗」巻14「演芸」巻15 以上のデータを収録)△『罹災美術品目録』 国華倶楽部編 吉川忠志 昭和八年(1933)八月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『小精廬雑筆』 市島春城著・ブツクドム社・昭和八年十一月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『春城代酔録』 市島春城著・中央公論社・昭和八年十二月刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『浮世絵類考』 (奈河本助写本)大曲駒村校訂・昭和十三年(1938)序 〔日本浮世絵博物館「ロシア・グラスノダーリ州立美術館所蔵 ワラビヨフ浮世絵コレクション」カタログ。平成十年(1998)刊〕△「明治以降浮世絵界年譜稿」 其一~其六(完結)雑誌『浮世絵草紙』所収・吉田暎二著・高見沢木版社・1946年刊 〔国立国会図書館デジタル化資料『浮世絵草紙』・「浮世絵年表」の項に収録〕△『増訂浮世絵』 藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊 〔国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕△『歌舞伎年表』 伊原敏郎著・岩波書店・昭和三十一年~三十八年(1956-63)刊△『徳川禁令考』 前集-第五・石井良助校訂・創文社・昭和三十四年(1959)刊△『江戸叢書』 全十二巻 江戸叢書刊行会編・名著刊行会・昭和三十九年(1964)刊 『江戸風俗総まくり』巻の八所収・『時雨廼雨』巻の十所収△『雑俳語辞典』 鈴木勝忠編・東京堂出版・昭和四十三年(1968)刊△『番付集成』 上下 林英夫・芳賀登編 柏書房 昭和四十八年(1973)四月刊 〈Top の項目「浮世絵師番付」のなかに収録〉△『日本庶民文化史料集成』 第八巻「寄席・見世物 」(芸能史研究会編・三一書房・昭和五十一年(1976)刊) (『観物画譜』『武江観場画譜』『摂陽観場画譜』から見世物を題材とした浮世絵の資料を収録 また「寄席芸人、他」の「番附」から浮世絵師に関する資料を収録)△『山東京伝書簡集』 肥田晧三記(『近世の学芸』所収・三古会編・八木書店・昭和五十一年(1976)刊)△『総校日本浮世絵類考』 由良哲次編・画文堂・昭和五十四年(1979)刊 (神宮文庫本『浮世絵類考』の復刻を翻刻に使用。また、斎藤月岑編『増補浮世絵類考』天保十五年(1844)序の写 本「ケンブリッジ大学本」を参照した) (追記、2010年2月、『増補浮世絵類考』(ケンブリッジ大学本)を『近世文芸 資料と考証』所収の「月岑稿本 増補浮世絵類考」に拠って再校正するとともに、本文をすべて「月岑稿本増補浮世絵類考」の文に置き換えた)△『撰要類集 第2』 「撰要類集三 御触書並町触之部」辻達也校訂・続群書類従完成会・1979年刊 (『未刊史料による日本出版文化』第三巻・ゆまに書房・昭和六十三年刊 彌吉光長著『江戸町奉行と本屋仲間』の「史料編」『撰要類集』を参照した)△『続雑俳語辞典』 鈴木勝忠編・明治書院・昭和五十七年(1982)刊△『【江戸時代】落書類聚』 中/下巻 鈴木棠三、岡田哲校訂・東京堂出版・昭和五九~六〇年(1984-5)刊△『紙魚の昔がたり 明治大正編』 反町茂雄編・八木書店・1990年刊△『大日本近世史料』 「市中取締類集」十八~二十一「書物錦絵之部」東京大学史料編纂所編・東京大学・1992年刊△『日本絵双六集成』 高橋順二編著・柏美術出版・1994年刊△『石川流宣画作集』 近世文芸資料24 三冊・吉田幸一編・古典文庫・平成七年(1995)刊△『川柳大事典』 粕谷宏紀編・東京堂出版・平成七年(1995)刊△『明治期美術展覧会出品目録』 東京国立文化財研究所・中央公論美術出版・平成六年(1994)刊△「見世物興行年表」 (ウェブサイト) (慶長年間から明治四十五年までの見世物に関する記事及び絵画資料を年代ごとに収録。本HPは 画工名が明確な絵画資料のデータを収録した)△『内国勧業博覧会美術出品目録』 東京国立文化財研究所・中央公論美術出版・平成八年(1996)刊△「国立国会図書館所蔵戦前期美術展覧会関係資料目録」 石渡裕子著 参考書誌研究・第50号(1999・2) 〔国立国会図書館デジタルコレクション画像〕△『美術番付集成』 瀬木慎一著・異文出版・平成十二年(2000)刊△『大衆紙の源流』 土屋礼子著・世界思想社・2002年刊△『幕末・明治の絵双六』 加藤康子 松村倫子著・国書刊行会・2002年刊△『江戸の絵暦』 岡田芳朗編・大修館書店・2006年刊△『徳川幕府時代書籍考』 牧野善兵衛編・東京書籍商組合事務所・大正元年(1912)刊 〔国立国会図書館デジタルコレクション〕△『狂歌書目集成』 菅竹浦編・星野書店・昭和十一年(1936)刊 〔『狂歌書目集成』菅竹浦編・臨川書店・昭和五十二年刊〕(本HPは〔狂歌書目〕 と表記)△『噺本大系』 全二十巻「所収書目解題」 武藤禎夫、岡雅彦編・東京堂出版・昭和五◯~五四年刊 (「版本年表」の項に収録)△『【改訂】日本小説書目年表』 山崎麓編・書誌研究会改訂・ゆまに書房・昭和五十二年(1977)刊 (原本、山崎麓編『日本小説書目年表』は昭和四年の刊行。同年表は朝倉無聲の『新修日本小説年表』(大正十五 年刊)をにしている)△『江戸小咄辞典』 「所収書目解題」 武藤禎夫編・東京堂出版・昭和五二年版(初版は昭和四〇年刊) (「版本年表」の項に収録)△『洒落本大成』 第一巻~第二十九巻・補巻 洒落本大成編集委員会編・中央公論社・昭和五十三年(1978)~1988年刊 (享保十三年(1728)~慶応三年(1867)の洒落本を「版本年表」の項に収録。但し画工名の明確な洒落本のみ)△『狂言繪本年代順目録』 日本書誌学体系33『近世の絵入本』所収・漆山又四郎著・青裳堂書店・昭和五十八年(1983)刊 (宝暦年間 ~ 明治年間の狂言絵本(芝居番付)を「版本年表」の項に収録)△『俗曲挿絵本目録』 日本書誌学体系33『近世の絵入本』所収・漆山又四郎著・青裳堂書店・昭和五十八年(1983)刊 (享保年間~明治年間の長唄・常磐津・清元・富本等の音曲本、歌舞妓のつらね・せりふ本を「版本年表」に収録)△『日本木版挿絵本年代順目録』 日本書誌学体系34『絵本年表』全六巻所収・漆山又四郎著・青裳堂書店・1983-87刊 (近世絵入本の年表。本HPは絵師名が記された作品のみ収録 本HPは〔漆山年表〕 と表記)△『初期浮世草子年表 近世遊女評判記年表』 日本書誌学大系40・野間光辰著・青裳堂書店・昭和五十九年(1984)刊 (「仮名草子・咄本・好色本・絵本等を含む」本HPは『初期浮世草子年表 近世遊女評判記年表』をそれぞれ分けて『初期浮世草子年表』『近世遊女評判記年表』 と表記。挿画の画工名が明確な作品のみ「版本年表」の項に収録)△『浮世草子考証年表-宝永以降』 日本書誌学大系42・長谷川強著・青裳堂書店・昭和五十九年(1984)刊 (挿画の画工名が明確な作品のみ「版本年表」の項に収録)△『黄表紙総覧』 日本書誌学大系48・棚橋正博著・青裳堂書店・昭和六十一年(1986)刊 (安永四年以降の黄表紙作品を「版本年表」の項に2011年6月より収録開始。2012年12月、文化三年分を収録して終了)△『師宣祐信絵本書誌』 日本書誌学大系57・松平進著・青裳堂書店・昭和六十三年(1988)刊 (菱川師宣および西川祐信の絵本書誌)△「江戸顔見世番付諸板一覧」 『近世文芸 研究と評論』34~36号・赤間亮・古井戸秀夫・和田修共著・昭和63年6月~平成元年6月刊 (延宝三年(1675)~文久三年(1863)の江戸の顔見世番付年表。「版本年表」の項に収録)△『早稲田大学所蔵合巻集覧稿』 〔『近世文芸 研究と評論』棚橋正博ほか著〕 (文化四年以降の合巻作品を「版本年表」の項に2013年2月より収録開始)『【早稲田大学所蔵】合巻集覧』 上・中 日本書誌学大系101〔棚橋正博編集代表・青裳堂書店〕 (上記『早稲田大学所蔵合巻集覧稿』を再編集したもの。これを参照して修正をした。 平成二十五年(2013)現在、上・中、文化四年~九年分を収録 本HPは〔早稲田〕 と表記)△『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』 〔日本書誌学体系67・近世文学読書会編・青裳堂書店・平成五年刊〕 (黒本青本の書誌データとともに文化四年以降の合巻作品を「版本年表」の項に2013年2月より収録開始 本HPは〔東大〕 と表記)△「中本型読本書目年表稿」 「江戸読本書目年表稿(文化期)」「切附本書目年表稿」 『江戸読本の研究』高木元著・ぺりかん社・1995年刊 (「版本年表」に収録。本HPでは〔中本型読本〕〔江戸読本〕〔切附本〕 と表記)△『吉原細見年表』 日本書誌学大系72・八木敬一、丹羽謙治共編・青裳堂書店・平成八年(1996)刊 (宝永四年(1707)~明治二十一年(1888)の吉原細見を「版本年表」の項に「吉原細見年表」として収録。 但し画工名の明確な細見のみ)△『江戸狂歌本選集』 全十五巻 江戸狂歌本選集刊行会・東京堂出版・1998~2007年刊△『明治の文芸雑誌』 杉本邦子著・明治書院・平成十一年刊△『草双紙事典』 叢の会編・東京堂出版・2006年刊 (初期草双紙(赤本・黒本・青本)の解題・研究事典。「版本年表」の項に収録)△『絵入春画艶本目録』 白倉敬彦著・平凡社・2007年刊 (「版本年表」の項「艶本年表」に収録。本HPは〔白倉〕 と表記)△『赤本黒本青本書誌』 「赤本以前之部」日本書誌学大系95(1)木村八重子著・青裳堂書店・平成二十一年(2009)刊 (行成表紙本・赤小本・雛本・赤本の解題。「版本年表」の項に収録)△『人情本事典』 -江戸文政期、娘たちの小説- 国文学研究資料館編・笠間書院・2010年刊 (本HPは〔人情本〕 と表記)※ 以下(インターネット上の画像付データベース) △「国立国会図書館デジタルコレクション」 国立国会図書館 本HPは〔国会〕 と表記 (同館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービス)△「国書データベース」 :国文学研究資料館 本HPは〔国書DB〕 と表記 (「日本古典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍総合データベース」とを統合したもの。2023/03/01 稼働開始)△「東京都立図書館デジタルアーカイブ」 東京都立図書館 (同館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービス。精密画像の閲覧も可能)△「電子版霞亭文庫」 東京大学附属図書館 本HPは〔霞亭文庫〕 と表記 (江戸期の小説類および演劇書の画像データを公開)△「古典籍総合データベース」 早稲田大学図書館 本HPは〔早大〕 と表記 (主に文政元年以降の合巻の書誌データを採用した)△「艶本資料データベース」 国際日本文化研究センター (本HPは〔日文研・艶本〕 と表記)△「近代書誌・近代画像データベース」 国文学研究資料館 本HPは〔近代DB〕 と表記 (明治期以降の国文学を中心とした文献資料の調査・収集の成果を公開)△「明治新聞雑誌文庫所蔵資料データベース」 東京大学 (明治期〜昭和戦前期(1868〜1945)の新聞・錦絵新聞などの所蔵情報を検索するためのデータベース)△「明治大正期書画家番付データベース」 東京文化財研究所 (収録数61点。併設の「書画家人名データベース」では、書画家名から当該番付を検索できます)△「東京国立博物館 画像検索」 東京国立博物館 (様々な画像データのうち、本HPでは絵双六など浮世絵に関するデータを収録)△「歴博画像データベース」 国立歴史民族博物館 (江戸~明治期の死絵・双六のコレクションのうち、画像付きデータを収録)△「東京学芸大学教育コンテンツアーカイブ 絵双六」 東京学芸大学 (江戸~昭和にかけて出版された絵双六のコレクションのうち浮世絵系統の作品を収録)△「演劇情報総合データベース-デジタル・アーカイブ・コレクション」 早稲田大学演劇博物館 (坪内逍遥旧蔵品をもとに収集した4万7千枚におよぶ浮世絵(おもに役者絵)のコレクション)△「ARC古典籍ポータルデータベース画像」 立命館大学 (ARCは「立命館大学アート・リサーチセンター」の略称)△「百人一首コレクション」 跡見学園女子大学図書館 (和歌・狂歌・俳諧における百人一首コレクションのうち江戸~明治期の版本データを収録)△「くもん子ども浮世絵ミュージアム」 公文教育研究会 (おもちゃ絵および絵双六の画像付きデータを収録)Top その他 (明治以降の浮世絵記事)収録の出典一覧※ ◯ はその他 に一項目を設け浮世絵師総覧 と浮世絵事典 に取り込んだ資料。△ は雑録 と浮世絵師総覧 に取り込んだ資料)◯「日本美術品の説」(浮世絵の部) アルネスト・ハールト(Hart・Ernest)講演 (講演は1886年(M19)5月 英国工芸協会において行われた。下記「読売新聞」記事はこれを基に編集したもの) 〔底本「読売新聞」明治二十年(1887)五月連載記事〕 ◯『葛飾北斎』 (太華山人著・明治二十六年(1893)五月刊) 〔底本 高橋省三編『少年雅賞』所収〕 (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『集古会誌』『集古』 (林若吉編 集古会 明治二十九年(1896)十一月創刊~大正五年(1916)七月刊) (明治29年1月発足した古物を愛好する人々の集まり「集古会」の会誌。大正5年8月から休刊の後、同9年2月『集古』と改題して再刊) (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『浮世絵展覧会目録』 (エルネスト・エフ・フェノロサ著 蓬枢閣(小林文七)・明治三十一年(1898)刊) 〔底本『浮世絵展覧会目録』国立国会図書館・近代デジタルライブラリー〕 (「浮世絵評伝序」重野安繹撰・「浮世絵展覧会目録緒論」エルネスト・エフ・フェノロサ識) ◯『日本絵画史』 第十一章 浮世絵派 (横井時冬著 金港堂 明治三十四年(1901)十二月刊) (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『病牀六尺』 (正岡子規著・明治三十五年(1902)五月五日~同年九月十七日まで新聞『日本』に掲載) 〔底本 岩波文庫『病牀六尺』岩波書店・昭和二年(1927)刊〕 ◯『若樹随筆』 (林若樹著 明治三十~四十年代記事) 〔底本『日本書誌学大系』29 影印本 青裳堂書店 昭和五八年刊〕 ◯『林若樹集』 より「版画礼賛」「うまの春」(林若樹著 明治~大正年間記事) 〔底本『日本書誌学大系』28 青裳堂書店 昭和五八年刊) ◯『蝸牛庵夜譚』 (幸田露伴著 春陽堂 明治四十年(1907)十一月刊)(国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『悦楽』 「浮世絵」大正名著文庫第十六編(露伴学人著 至誠堂書店 大正四年(1916)七月刊) (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『木下杢太郎全集』 巻八・九より「小林清親が東京名所図会」「故小林清親翁の事」ほか (雑誌『芸術』『太陽』『ARS』所収。大正二年~十四年) ◯『浮世絵』 雑誌 酒井庄吉編 浮世絵社 大正四年(1915)六月創刊~ (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『日本版画史』 (ウォルデマール・フォン・ザイドリッツ著 向陵社 大正五年(1916)刊) 〔原著『Geschichte des japanischen Farbenholzschnitts』Woldemar von Seidlitz 1897(M30)年〕蘇武緑郎訳 (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『浮世絵の諸派』上下 (原栄 弘学館書店 大正五年(1916)刊) (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『錦絵』 雑誌 相場七二編 国書刊行会錦絵部 大正六年(1917)四月創刊~同九年(1920)五月 (国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『芸苑一夕話』上下巻 (市島春城著 早稲田大学出版部 大正十一年(1922)五月刊) ◯『春城随筆』 (市島春城著 早稲田大学出版部 大正十五年(1926)十二月刊) ◯『春城漫筆』 (市島春城著 早稲田大学出版部 昭和四年(1929)十二月刊) ◯『小精廬雑筆』 (市島春城著 ブツクドム社 昭和八年(1933)十一月刊) ◯『春城代酔録』 (市島春城著 中央公論社 昭和八年(1933)十二月刊) (以上、国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『三村竹清集一~十』 (三村竹清著 大正~昭和記事) 〔底本『日本書誌学大系』23(1-10) 青裳堂書店 昭和五七年~平成八年刊) ◯『』 上下二冊(『早稲田文学』大正十四年(1925)~昭和二年(1927)刊) (「明治文学号」十川信介編・岩波書店・1998~99年刊 抜粋収録35編) ◯『大菩薩峠』 「みちりやの巻」(中里介山著・東京日々新聞連載・昭和元年~二年(1926~27)) 〔底本 ちくま文庫『大菩薩峠』9 ・筑摩書房・1995年刊〕 ◯『清親画伝』 (黒崎信編・松木平吉 昭和二年(1927)五月刊)(国立国会図書館デジタルコレクション) ◯『彗星 江戸文化研究』 雑誌 柴田泰助編 春陽堂 大正十五年(1926)四月創刊~昭和四年(1929)九月(国立国会図書館デジタルコレクション) 朝日書房 昭和四年十月~同五年(1930)二月休刊◯『江戸時代文化』 山崎麓編 江戸時代文化研究会 ジャパンマガジーン社 昭和二年(1927)創刊『江戸文化』 (江戸時代文化研究会 六合館 昭和三年創刊~同六年(1928-1931)休刊)◯『浮世絵と板画の研究』 (樋口二葉著『日本及日本人』二二九号から二四七号・昭和六年七月~七年四月(1931~32)掲載) 〔底本『日本書誌学大系』35『浮世絵と板画の研究』青裳堂書店・昭和五十八年(1983)刊〕 ◯『梵雲庵雑話』 (淡島寒月著・書物展望社・昭和八年(1933)刊) 〔底本 岩波文庫『梵雲庵雑話』岩波書店・1999年刊〕 ◯『江戸絵から書物まで』 (朝野蝸牛編 朝野文三郎出版 昭和九年(1934)刊) ◯『明治世相百話』 (山本笑月著・第一書房・昭和十一年(1936)刊) 〔底本 中公文庫『明治世相百話』中央公論社・昭和五十八年(1983)刊〕 ◯『明治のおもかげ』 (鴬亭金升著・山王書房・昭和二十八年(1953)刊) 〔底本 岩波文庫『明治のおもかげ』岩波書店・2000年刊〕 ◯「大蘇芳年のこと」 (中島誠之助談『集古』所収 昭和十七年三月刊) 〔 国立国会図書館デジタルコレクション 『集古』壬午(2)7-8/13コマ〕◯『こしかたの記』 (鏑木清方著・中央公論美術出版・昭和三十六年(1961)刊) 〔底本 中公文庫『こしかたの記』中央公論社・昭和五十二年(1977)刊〕 ◯『鏑木清方文集』一~八巻 (鏑木清方著・白鳳社・1979~80年刊) 〔但し、岩波文庫本『鏑木清方随筆集』(1987年刊)及び『明治の東京』(1989年刊)に掲載された随筆はそこから収録した〕 △『氷川清話』 (勝海舟著・明治二十年代~明治三十一年の談話) 〔底本『氷川清話』講談社学術文庫・2000年刊。「春画」記事のみ収録〕 △『旧聞日本橋』 (長谷川時雨著・『女人芸術』連載・昭和四年~七年(1929~12)・昭和十年~十七年の三編を増補) 〔底本 岩波文庫『旧聞日本橋』岩波書店・1983年刊〕 △『明治百話』 (篠田鉱造著・四条書房・昭和六年(1931)刊) 〔底本 岩波文庫『明治百話』上下二冊・岩波書店・1996年刊〕 △『私の見た明治文壇』 (野崎左文著・春陽堂・昭和二年(1827)刊) 〔底本 東洋文庫『増補 私の見た明治文壇』1・2二冊・青木稔弥、佐々木亨、山本和明校訂・平凡社・2007年刊〕 △『明治人物夜話』 (森銑三著・東京美術・昭和四十四年(1969)刊) 〔底本 岩波文庫『新編 明治人物夜話』小出昌洋編・岩波書店・2001年刊〕 △『実見画録』 (長谷川渓石画・文・明治四十五年序) 〔底本 岩波文庫『江戸東京実見画録』進士慶幹・花咲一男注解・岩波書店・2014年刊〕 (長谷川渓石(天保13年-大正7年・1842-1918)が、幕末から維新にかけて、実見した市中の画録)