◯『浮世絵師便覧』p211(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)
〝長秀(シウ)大坂の人、似顔画、◯天保〟
〈「大坂・似顔絵」とあるから有楽斎長秀とも考えられるが、『浮世絵師便覧』は別に有楽斎長秀を立項しているから、
別人扱いである。飯島虚心は有楽斎の場合もそうであるが、長秀にルビを振って「ちょうしゅう」とよませている〉
◯『浮世絵備考』梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊
(国立国会図書館デジタルコレクション)(80/103コマ)
〝春貞 春栄 長秀【天保元~十四年 1830-1843】以上三人、大阪の人にて、似顔絵を描けり〟