☆ 安永二年(1773)
◯「日本古典籍総合目録」(安永二年刊)
◇俳諧『英一蝶五十年忌追善集』嵩雪編(挿絵なし)(画像)
北窓翁英一蝶辞世 紛らはすうき世のわさのいろとりも 有りとや月の薄すみのそら
追善句 嵩雪 嵩谷 嵩卿 女いち りさ 百合(句は省略)
巻末 嵩雪子 やつがりにかはり 祖父北窓翁の五十年とひたふでければ 其跡を求めて
英の流れの末の水かゝみ 影うつしえぬ月のおぼろさ 末孫 英一川
☆ 安永六年(1777)
◯「国書データベース」(安永六年刊)
『狂歌奈良飛乃岡』仙果亭嘉栗編 野村長兵衛他板「安永六年仲冬」
(画工)応挙 桂宗信 嵩雪 流光斎 武禅 呉春 祖仙 森雪堂 関月 蕪村など
◯『【諸家人名】江戸方角分』(瀬川富三郎著・文化十四年~十五年成立)
(「根津」合い印「古人・画家」)
〝嵩雪 左野〟〈佐脇嵩雪とも思われるが、「左野」とあるのが不審〉