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浮世絵文献資料館
浮世絵師総覧
☆ すうけい こう 高 嵩卿
浮世絵師名一覧
〔 ? ~ 天保14年(1843)11月21日・85歳等諸説〕
(英一珪参照)
☆ 安永二年(1773)
◯「日本古典籍総合目録」
(安永二年刊)
◇俳諧
『英一蝶五十年忌追善集』嵩雪編(挿絵なし)(画像) 北窓翁英一蝶辞世 紛らはすうき世のわさのいろとりも 有りとや月の薄すみのそら 追善句 嵩雪 嵩谷
嵩卿
女いち りさ 百合(句は省略) 巻末 嵩雪子 やつがりにかはり 祖父北窓翁の五十年とひたふでければ 其跡を求めて 英の流れの末の水かゝみ 影うつしえぬ月のおぼろさ 末孫 英一川 ◯『新増補浮世絵類考』〔大成Ⅱ〕⑪182(竜田舎秋錦編・慶応四年成立)
「英一蝶系譜」
〝(高嵩谷門人) 嵩郷(ママ)【名信実、号友松菴一桂ト改ム。本所法恩寺橋通リニ住ス。 天保十四年十二月廿一日、八十余歳ニテ卒ス】〟 ◯『浮世絵師便覧』p241(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊) 〝嵩卿(ケイ) 一世嵩谷門人、名は信実、後に友松庵一桂、◯天保〟 ◯『狂歌人名辞書』p107(狩野快庵編・昭和三年(1828)刊) 〝高嵩卿、名は信実、友松庵と号す、初代嵩谷門人、天保十四年十二月廿一日歿す、年八十〟 ◯『浮世絵師伝』p106(井上和雄著・昭和六年(1931)刊) 〝嵩卿 【生】 【歿】天保十四年十二月廿一日-八十余 【画系】初代嵩谷門人 【作画期】寛政~天保 嵩月の子、高氏、名は重(或は信とす)実、後に友松庵一珪と号す。本所に住めり〟