Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ しゅんり かつかわ 勝川 春里浮世絵師名一覧
〔生没年未詳〕
 別称 蒂野横好(へたのよこすき)か  ☆ 天明三年(1783)    ◯『黄表紙總覧』前編(天明三年刊)    勝川春里画『貍金毗羅』(作中画に「春里」)「蒂野横好」伊勢治板か?    〈備考、勝川春里と蒂野横好とを同人とする〉    ◯「国書データベース」(天明三年刊)   『貍金毗羅』巻末「戯作同画 蔕野横好〔象ニ「鼠?」〕」    10/21と15/21コマの衝立落款「春里画〔象ニ「?」〕   〈蔕野横好と春里は同人と思われる〉    ☆ 没後資料    ◯『増補浮世絵類考』(ケンブリッジ本)(斎藤月岑編・天保十五年(1844)序)
   「勝川春章系譜」(春章門人。名前のみ)    ◯『浮世絵師便覧』p234(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝春里(リ) 勝川春章門人、◯寛政〟    ◯『浮世絵備考』(梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)(42/103コマ)   〝春里【寛政元年~十二年 1789-1800】勝川春章の門弟、其の伝詳ならず〟  ◯「日本小説作家人名辞書」p827(山崎麓編『日本小説書目年表』所収、昭和四年(1929)刊)   〝蔕野横好(へたのよこずき)    画号を春里と称す。恐らく勝川春章の門人であらう。狂号を蔕野横好と云ふ。「狸金毗羅」(天明三年    (1783)刊)の作者〟    ◯『浮世絵師伝』p98(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝春里    【生】  【歿】  【画系】春章門人か  【作画期】寛政    勝川を称す、役者絵あり〟