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☆ しょうこうさい はんべえ 松好斎 半兵衛浮世絵師名一覧
〔? ~ 文化中(1804 ~ 1818)〕
   ☆ 寛政十年(1798)     ◯「絵本年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(寛政十年刊)    松好斎半兵衛画『絵本二葉葵』二冊 松好斎半兵衛画〔目録DB〕    ☆ 寛政十一年(1799)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(寛政十一年刊)    松好斎半兵衛画『絵本二葉葵』二冊 松好斎(役者似顔)塩屋長兵衛板〔漆山年表〕             (寛政十年十二月申出)    ☆ 寛政十二年(1799)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(寛政十二年刊)    松好斎半兵衛画『戯場楽屋図会』四巻 画工松好斎半兵衛戯作 玄點山人序 河内屋大助板〔漆山年表〕    ☆ 享和元年(寛政十三年・1801)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(享和元年刊)    松好斎半兵衛画    『嵐雛助死出山風』三巻 松好画  芝居仙人序 紀伊国屋善助板〔漆山年表〕    『奇説徒然草』  四巻 松好斎画・作〔目録DB〕    ◯「読本年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇読本(寛政十三年刊)    松好斎半兵衛画『奇説徒然草』松好斎画・作〔目録DB〕    ☆ 享和二年(1804)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(享和二年刊)    松好斎半兵衛画    『楽屋図会拾遺』二巻 画工松好斎半兵衛戯作 塩屋長兵衛板  〔漆山年表〕〈〔目録DB〕は享和三年刊〉    『俳優児手柏』 二巻 画工浪華江南松好斎半兵衛 塩屋長兵衛板〔漆山年表〕    『絵本戯場栞』 三巻 松好斎半兵衛画 松屋善兵衛板〔目録DB〕    『農家益』三巻 画工不明 松好斎 大蔵永常著 中川五兵衛板〔漆山年表〕    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(享和二年刊)    松好斎半兵衛画『宿無男七時雨傘』一冊 松好斎半兵衛画 並木正三著    ☆ 享和三年(1803)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(享和三年刊)    松好斎半兵衛画    『忠臣連理の鉢植』二巻 松好斎画 享和三序〔目録DB〕    『楽屋図会拾遺』 二巻 松好斎半兵衛著 塩屋長兵衛板〔目録DB〕    『俳優浜真砂』  八巻 松好斎画 享和三序〔目録DB〕    『戯場言葉草』  五巻 浪華画工松好斎著 河内屋太助板〔漆山年表〕             〈〔目録DB〕の注記「思花街容性の改題本」〉    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(享和二年刊)    松好斎半兵衛画    『戯場言葉草』 五巻五冊 松好斎半兵衛画     『忠臣連理鉢植』二巻二冊 松好斎半兵衛画・著    ☆ 享和年間(1801~1804)    ◯『増訂武江年表』2p26(斎藤月岑著・嘉永元年脱稿・同三年刊)   (「享和年間記事」)   〝京大坂より画入り読本、新作あまた梓行して江戸へ下せり。(中略)画者は石田玉山、青陽斎蘆国、一    峯斎馬円、丹羽桃渓、合川珉和、松好斎半兵衛、歌川豊秀、速水春暁斎等其の外数多あり〟    ☆ 文化元年(1804)    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(文化元年刊)    松好斎半兵衛画『劇場菊の戯』二冊 松好斎半兵衛画    ☆ 文化二年(1805)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(文化二年刊)    松好斎半兵衛画『役者浜真砂』八冊 浪速の三津の画に名たゝる松好斎 帯屋伊兵衛板〔漆山年表〕                      曲亭馬琴(享和三年二月)序〈初版は享和三年版〉    ☆ 文化三年(1806)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(文化三年刊)    松好斎半兵衛画    『川さきおんど』五冊 画工浪華江南松好斎半兵衛 鉄格子序 河内屋太助板〔漆山年表〕    『戯場言葉艸』 五冊 画工浪華江南松好斎半兵衛 河内屋太助板〔漆山年表〕    『万須可我美』 二冊 似顔 松好斎画・序〈〔目録DB〕は「ますかがみ」と表記〉    ☆ 文化四年(1807)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(文化四年刊)    松好斎半兵衛画    『契情筥伝授』六冊 浮世画工浪華江南松好斎半兵衛画 塩屋長兵衛板〔漆山年表〕    『絵本壁生艸』画工松好斎 五大力 河内屋多助〔漆山年表〕〈『五大力恋緘』の絵入根本。文化五年参照〉      ☆ 文化五年(1808)    ◯「読本年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇読本(文化五年刊)    松好斎半兵衛画『浪華俠夫伝』松好斎画 栗杖亭鬼卵作〔目録DB〕      ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(文化五年刊)    松好斎半兵衛画『絵本壁生草』六巻六冊 松好斎半兵衛画    ☆ 文化六年(1808)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(文化六年刊)    松好斎半兵衛画『拳会角力図会』二冊 画工松好斎 河内屋太助他板〔漆山年表〕〈版元は〔目録DB〕より〉    ☆ 文化年間(1803~1817)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(文化年間刊)    松好斎半兵衛画    『梅都戯台俤』三冊 歌舞伎絵本 松好斎半兵衛・春好斎北州画 文化年間?〔目録DB〕    ☆ 刊年未詳    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(刊年未詳)    松好斎半兵衛画    『絵本花楓秋葉話』六巻六冊 松好斎半兵衛画      『絵本川崎音頭』 四巻二冊 松好斎半兵衛画 鉄格子編    ☆ 没後資料    ◯『増補浮世絵類考』(ケンブリッジ本)(斎藤月岑編・天保十五年(1844)序)   〝松好斎半兵衛〟〈名前のみ〉    ◯『古画備考』三十一「浮世絵師伝」中p1408(朝岡興禎編・嘉永三年四月十七日起筆)   〝石田玉山、  岡田玉山【石田玉山門人】、 青陽斎蘆国、  一峯斎馬円    丹波桃渓、  合川珉和、         松好斎半兵衛  歌川豊秀    速水春暁斎、 已上、京大阪画草紙画者、享和前後人、武江年表〟    ◯『京摂戯作者考』〔続燕石〕①336(木村黙老著・成立年未詳)  (「浮世絵師」の項)   〝松好斎    大坂の人、俗称半兵衛、島の内清水町に住す、浮世絵を善くし、俳優の肖像を模するに巧也。亦戯作を もなす、楽屋名所図絵、同拾遺、役者十寸鏡等の作あり、寛政より文化の人也〟    〈「楽屋名所図絵」は『戯場楽屋図会』寛政一二年刊、「拾遺」は『楽屋図絵拾遺』享和三年刊、「十寸鏡」は『ます     かゞみ』文化三年刊〉    ◯『雲錦随筆』〔大成Ⅰ〕③67(暁鐘成著・文久元年序)   「伊賀越乗掛合羽歌舞伎雑劇之図」   〝流光斎門人 松好斎半兵衛画  模縮〟   〈この興行は寛政十二年という。役者は誉田内記役の嵐吉三郎と唐木政右衛門役の市川団蔵。絵は「鎗の伝習」の場面で    似顔絵になっている。松好斎の原画を「模縮」したのは、この随筆の挿絵を担当した松川半山であろうか。なお、この    署名は、松好斎が流光斎門人であることを自ら記したものと考えられる〉    ◯『新増補浮世絵類考』〔大成Ⅱ〕⑪236(竜田舎秋錦編・慶応四年成立)   〝松好斎半兵衛〟(名前のみ)    ◯『近古浮世絵師小伝便覧』(谷口正太郎著・明治二十二年(1889)刊)   〝寛政 阪 松好斎    半兵衛と称す、浪速にて俳優似顔画師の祖なり。多く板下を画き、役者図絵其他数種あり〟     ◯『浮世絵師便覧』(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝半兵衛(ハンベヱ) 松好斎と号す、◯寛政〟(p204)   〝松好斎(コウサイ)  半兵衛の号〟(p237)    ◯『浮世絵師伝』p100(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝松好斎    【生】           【歿】    【画系】凉光斎門人     【作画期】寛政~文化    俗称半兵衛、大阪島之内清水町に住す、専ら役者似顏絵をよくせり。また彼が挿画せしものに、     ◯絵本二葉葵 二册(寛政十年版)      ◯戯場楽屋図会 四册(同十二年版)      ◯俳優兒手柏 △册(享和二年版)      ◯三都俳優ますかゞみ 二册(文化三年版)      ◯拳会角力図会 二册(同六年版)    等の外、享和年間に絵入脚本数種を画きたり。而して、文化六年以後は如何なりしや詳かならざれども、    彼が画系は門人春好斎(北洲)によりて継承され、更に数多の門葉を擁したりき〟    ◯『浮世絵年表』(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)   ◇「寛政一二年 庚申」(1800)p165   〝十二月、大阪の浮世絵師松好斎半兵衛の画ける『戯場楽屋図会』出版〟     ◇「享和元年(二月五日改元)辛酉」(1801)p166   〝三月、大阪の松好斎半兵衛の画ける『嵐雛助死出の山嵐』出版〟      ◇「享和二年 壬戌」(1802)p168   〝正月、松好斎半兵衛の『俳優児手柏』出版〟              ◇「享和三年 癸亥」(1803)p169   〝此年、芝居に関する絵本数多出版せり。    一月、大阪の画工松好斎半兵衛の画ける『戯場言葉草』五冊出版〟     ◇「文化二年 乙丑」(1805)p173   〝二月、大阪の松好斎の画ける『役者浜真砂』出版〟    △『増訂浮世絵』p200(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)   〝松好斎    俗称を半兵衛といふ。流光斎の門人で、大坂島之内清水町に住す。役者似顔絵を能くし、半身像にその    特技をあらはしたものがある。また挿画をした役者の絵本が寛政文化の間に数種作られてゐる。門人に    春好斎北洲があつてその画系は栄えた〟
    流光斎系・浪花画系図    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   〔松好斎半兵衛画版本〕    作品数:19点(「作品数」は必ずしも「分類」や「成立年」の点数合計と一致するとは限りません)    画号他:松好斎・松好斎半兵衛    分 類:絵入根本8・演劇(楽屋図絵等)4・歌舞伎3・絵本3・読本2       成立年:寛政10・12~13年(3点)        享和1~3年(7点)        文化3~5年(4点)(文化年間合計5点)
  
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